年収500万円と年収800万円、どちらが本当に「得」なのか? 手取り(可処分所得)で比較
ファイナンシャルフィールド 12/14(日) 12:20 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8465fdc6853234f0ef0a729a0fb4fd3bcc06421
記事(要約)
年収500万円と800万円を比較すると、手取りにおいては年収差300万円に対し、実際の差は約201万円程度に留まります。
これは税金や社会保険料の負担が大きいためで、年収が増えても手取りの増加は期待ほどではないことが多いです。
特に独身の会社員は他の控除が利用できないため、可処分所得が伸びにくくなります。
家族がいる場合や共働きの場合には税負担の軽減措置があり、世帯全体の可処分所得を増加させることが可能です。
さらに、収入が増えると支出も自然に増えるため、貯蓄率が低下することがあります。
したがって、高収入が必ずしも豊かさに繋がるわけではなく、重要なのは「手取りの使い方」と税制度の理解です。
最終的に「得」かどうかは、収入だけでなく、家計のバランスや資産形成計画にかかっています。
(要約)
コメント(まとめ)
この議論では、年収500万円と800万円のどちらが「得」かを考えることに関して、さまざまな意見が交わされています。
多くのコメントでは、800万円の方が基本的には良いとされていますが、単に金額だけでなく税金や社会保険料、支出の増加等についても考慮されています。
1. **高所得のメリット**: 多くの意見が、800万円の年収を得ることが将来的な年金や生活の質において有利であると述べています。
年収が高ければ厚生年金の受給額も増え、将来的な安定が期待できるという見解があります。
2. **税金と社会保険**: 税金や社会保険料の負担が増えるという点でも意見が分かれます。
500万円と800万円では手取りの差が小さくなる場合があるため、後者では得ではなくなるのではないかという懸念も示されています。
3. **生活レベルと支出**: 年収が上がると、それに合わせて支出も増える可能性があるため注意が必要という意見もあり、どちらの年収でも生活水準を見直すことが重要とされています。
特に高年収の場合、見栄から無駄な支出が増えることを懸念する声も存在します。
4. **働く意義**: 「損か得か」という観点での議論は、時折働くこと自体へのモチベーションを失わせる要因となることを指摘する意見もあり、長期的な視点や自己成長を重視することが重要だという意見もあります。
5. **全体としての社会構造の改善要望**: 高年収者が税金を多く払い、逆に低年収の人が恩恵を受けられる制度の不公平さを指摘し、全体的な制度の見直しを求める声も強いです。
(まとめ)全体として、年収800万円の方が有利とする意見が多数を占める一方で、税金や社会保険料、生活水準の問題、そして社会全体の制度への不満が交錯しています。
個人の価値観や生活環境によって見解は異なるものの、年収の差がもたらす影響は深刻で、単純にどちらが得かを決めることは難しいという共通認識があるようです。