【速報】「2年越しで知恵絞った結果」高市・玉木トップ会談で決着「年収の壁」178万円まで引き上げで合意 年収665万円以下を念頭 およそ8割の納税者が対象
テレビ朝日系(ANN) 12/18(木) 17:23 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8ff8bd7b04c8fe32351e5bd6865269f58e737cd
記事(要約)
高市総理と国民民主党の玉木代表は、党首会談を行い、年収の壁を178万円まで引き上げることに合意しました。
この合意は、ほぼ2年にわたる検討の結果であり、約8割の納税者が対象となる年収665万円以下の人々に特に影響します。
具体的には、基礎控除と給与所得控除をそれぞれ4万円引き上げ、これにより年収500万円の場合は4.7万円、年収600万円の場合は5.6万円の減税が見込まれています。
また、自動車購入時の「環境性能割」を2年間の停止から廃止に変更することでも合意されています。
これにより、6500億円程度の税収減少が予想されています。
(要約)
コメント(まとめ)
今回の「年収の壁」の引き上げに関する意見は多岐にわたり、様々な意見や懸念が示されています。
主なポイントを以下にまとめます。
1. **壁の引き上げの意義**: 年収の壁が178万円に引き上げられたことは、特に中間層や低所得層に対する減税として評価されており、国民の働く意欲の向上が期待されています。
2. **社会保険の課題**: 一方で、社会保険の壁(130万円など)が依然として存在しており、就業意欲を阻害していることが指摘されています。
多くの意見が、社会保険の負担が高いことによって、実際には働き控えが続くのではないかとの懸念を示しています。
3. **制度の複雑さと不満**: 「年収の壁」の引き上げは評価されつつも、複数の壁(所得税や社会保険)が存在することで、国民には混乱や不満が生じていることが見受けられます。
壁が乱立していることが、制度の不透明感を増していると指摘されています。
4. **影響の限定性**: 年収665万円以下という制限があるため、高所得者には恩恵が少なく、むしろ負担ばかりが増えるとの意見も多く見られます。
特に高所得者層からは、収入を得る努力が評価されず、収入の壁が逆に不公平感を生むとの懸念も示されています。
5. **今後の施策への期待**: この政策の実施後、消費や経済がどう動くかが重要であり、措置が単なる「票集め」にならないよう、具体的な運用とフォローが求められています。
また、次なる政策として社会保険の見直しにも期待が寄せられています。
(まとめ)全体として、年収の壁の引き上げは一定の評価を受けている一方で、社会保険の負担や制度の複雑さが働き控えを引き起こす課題が指摘されており、これに対する解決策が求められています。
また、高所得者層への配慮が不足しているとの不満も表明されています。
今後の施策に対する期待が高まっています。