「日本車潰し」の目論見が裏目に出た…2035年「新車の完全EV化」を放棄したEUの致命的な誤算
プレジデントオンライン 12/22(月) 7:15 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/3df52cfd806e1519acf66a4afe5f1ff0054c2308
記事(要約)
EUは2035年までの新車のゼロエミッション車(ZEV)シフト目標を2040年に延期した。
この変更は、実質的にはCO2削減目標の辞退を意味し、内燃機関(ICE)を搭載した車の販売も許可されることになる。
2025年のEV市場は前年比25.7%増加しており、推進力としてCO2排出規制や新型EVの発売が寄与しているが、長期的には持続可能性が疑問視される。
日本メーカーは改良主義的なアプローチで、欧州が今後の目標を再修正する可能性に懸念を示す中、自己展開能力の強化が期待される。
このEUの方針変更は、政府と経済の関係における重要な課題を浮き彫りにしている。
(要約)
コメント(まとめ)
この議論では、主にEUのEV(電気自動車)へのシフトに対する日本車のハイブリッド車の優位性や、技術的不確実性、さらには中国のEV市場の影響に関する視点が討論されています。
以下は主要なポイントです:
1. **技術と市場の優位性**: 日本のトヨタをはじめとするハイブリッド技術は、特に燃費効率や故障の少なさで強みを発揮していると評価されており、EV化が進む中でもハイブリッド車の需要が高いことが指摘されています。
2. **EUの規制と戦略の失敗**: EUは、環境保護を名目にEV推進を強化しているが、技術面での未熟さや生産基盤の欠如、特に中国のEVメーカーによる市場侵食が影響を及ぼし、結果的に自国の自動車メーカーが厳しい状況に直面しているとの意見があります。
3. **充電インフラと実用性**: EVは充電インフラの整備が進まない限り実用的でなく、特に寒冷地域ではバッテリーの性能低下が大きな問題となることが強調されています。
これは、長距離移動に対する不安を増大させています。
4. **環境への影響の疑問**: EVは環境に優しいとされますが、バッテリー製造時のCO2排出や充電時の電力源による影響など、環境負荷が完全に解消されないことが指摘され、ハイブリッド車と比較しても一概にEVが優れているとは言えないとする意見が目立ちます。
5. **未来の技術と政策**: 全固体電池や新たな発電技術の進化が期待される中、EVの普及にはさらなる技術革新が必要であり、これが実現できなければ日本のハイブリッド車が有利な地位を維持し続ける可能性があるとの見方もあります。
(まとめ)EUのEVシフトに対する日本のハイブリッド技術の優位性が強調され、充電インフラや技術的課題、環境影響の観点からEVの普及が実現するかに疑問が呈されています。
中国のEV市場の影響や、日本車の対応も重要な焦点となっています。
技術革新が鍵であるとの意見も多く見られます。