西欧が支配する世界秩序が終わりを迎えている、新興国など世界が西欧に突きつけているのは戦争による終焉か、より平和的な体制移行だ
東洋経済オンライン 12/28(日) 13:31 配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e264b6423a454d876cb87897ddfd950e3b81cc1b
記事(要約)
アメリカを中心とした西欧社会は、2025年に戦後体制の変化が訪れる兆しを示している。
アメリカは第2次世界大戦後、唯一の大国として世界を支配してきたが、21世紀に入り、その力を失い始めた。
特に自由貿易の進展は、アメリカの優位性を脅かす要因となり、新興国が工業力を増してアメリカの支配を脅かしている。
特にロシアと中国を中心とする新興国は、アメリカのドル体制に挑戦し、中国は新たな決済システムを導入することで、ドルの国際通貨としての地位を揺るがしている。
また、アメリカの軍事的優位性も崩壊しつつあり、他国の軍事能力の向上が目立つ。
アフリカなどの新興国は国際連合の改革を求めており、既存の体制に不満を抱いている。
これらの変化は、アメリカの政治的優位も揺るがすものであり、かつての確固たる地位が危機に瀕していることを示唆している。
全体として、アメリカの一極支配時代は終わりを迎えつつある。
(要約)
コメント(まとめ)
このスレッドでは、歴史的な観点から現代の国際関係やアメリカの地位についての様々な議論が展開されています。
主な論点は以下の通りです:
1. **ローマ帝国の衰退と現代の類似性**: ローマ帝国の衰退について、兵役を傭兵に任せることで国内の防衛力が弱まったことや、自国の農業生産力を低下させた結果に依存した貿易構造について言及されています。
これが現代のアメリカや中国などの国家に照らし合わせた分析とも絡んでいます。
2. **アメリカの経済的影響力の低下**: アメリカの貿易赤字や国内の資外依存について述べられ、その結果として経済的影響力が相対的に低下しているという見方が表明されています。
特に、米国株や米債券への依存度が高まり、国際的な経済構造が変化していることが議論されています。
3. **多極化と新興国の台頭**: 中国やインドなどの新興国が台頭し、西欧の支配が崩れつつあるという認識が広がっています。
特に、中国の経済成長や軍事力が注目されていますが、人口高齢化や不良債権問題により、将来的な見通しは厳しいという意見もあります。
4. **西欧とアメリカの地位**: 世界の覇権が移動する中で、西欧諸国の影響力が弱まっていると指摘されていますが、それに伴い権威主義的な政府の台頭やポピュリズムの影響も懸念されています。
このような状況において、日本がどのような立ち位置を取るべきかという話題が挙がっています。
5. **国際関係の複雑性**: 国連や国際的な協力体制の問題、また、国際貿易における通貨基軸の維持についても議論されています。
特に米ドルの基軸通貨としての役割については、容易には替わることができないという意見が多く寄せられています。
このように、歴史と現代の国際情勢を絡めた分析が進められており、国家の発展と衰退、国際的な平和や秩序の維持についての複雑な問題が浮き彫りになっています。
(まとめ)