中国本土から「ガチ中華チェーン」が日本上陸→しばらくすると“現地とは別物の味”に変わる残念な事情

東洋経済オンライン 12/29(月) 11:00 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/b6fbf64a70d58f97c14611d75b4a218d500f598a

記事(要約)
近年、日本で「ガチ中華」と呼ばれる本格的な中華料理が増加しており、特に中国本土からのチェーン店の進出が目立つ。

2015年以降、四川料理の火鍋チェーン「海底撈」を皮切りに多くの中国チェーン店が東京にオープンしており、コロナ禍を経てさらなるブームが訪れた。

これらの店舗は、多くが中国人が住む地域に集中しており、中国本土の不況や過当競争などが背景にある。

新たに日本に移住した中国人が店を運営するケースも増えており、ビザ取得を目的に飲食店を経営することも多い。

しかし、フランチャイズ形式の店舗では味の品質が維持されないことがあり、料理人が抜けるとすぐに店のレベルが下がってしまうこともある。

そのため、個人経営の店舗がより品質の高い料理を提供していることが多い。

日本の飲食業界における中国チェーン店の実情は、ビジネスの側面だけでなく、文化や味の追求にも影響を与えている。

(要約)
コメント(まとめ)
このディスカッションでは、日本における中華料理、特に「ガチ中華」と呼ばれる本場の味との乖離について多くの意見が交わされています。

記事に対する反応は大きく分かれており、次のようなポイントが挙げられます。

1. **準拠する味の変化**: 中国系飲食店やインドカレー店が日本人向けに味を調整することで、初期の「本場の味」が失われていくという指摘があります。

特に、日本人の味覚に合わせた結果として、期待していた本場の料理とは異なるものになってしまうことが多いとされています。

2. **料理人の質と経営の問題**: 食堂における料理人の交代や、経営方針の変化が料理の質に直接影響を与えると考えられています。

経営者が現地の味を維持することが難しくなるにつれ、料理が「日本風」にシフトしてしまうことがあるという意見も多く見られました。

3. **日本人の嗜好と文化的理解**: 多くのコメントで、日本人が本場の味に慣れていないため、受け入れられる料理が限られるという意見があります。

これは、料理に対する文化的理解の欠如とも関連付けられています。

4. **地域ごとの味の違い**: 中国国内でも地域ごとに料理のスタイルや味付けが異なるため、一概に「中国料理」として評価することは難しく、これは日本における中国料理にも当てはまるという意見も多く見られました。

5. **本場の魅力とマスコミュニケーション**: 一部のコメントでは、いかに「ガチ中華」の独特の魅力が日本に存在すべきかを訴えており、現地の食材や調理法に基づくAuthenticityを欠いてしまっている現状を嘆いています。

(まとめ) 全体として、日本における中華料理の進化には、料理人の質や経営戦略、文化的背景、日本人の習慣・嗜好が大きく影響しているという意見が多数出されています。

日本風にアレンジされた中華料理は多くの支持を受けていますが、その一方で本場の味の再現や維持が難しくなっていることが警告されています。

また、日本独特の「町中華」としての文化も根強く存在している点にも触れられています。


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