( 124123 ) 2023/12/23 10:33:56 2 00 日本製ミサイル“輸出”へ 元々アメリカ製 わざわざパトリオットPAC-3弾をなぜ“逆輸入”するのか |
( 124125 ) 2023/12/23 10:35:42 0 00 輸出の背景にはウクライナが PAC-3を搭載した自衛隊の「パトリオット」地対空ミサイルシステム(画像:防衛省)。 2023年12月22日、日本政府はアメリカへ「パトリオット」地対空ミサイルを輸出すると発表しました。同日の閣議で防衛装備移転三原則と運用指針を改定し、武器の輸出制限を大幅に緩和したことを受けての決定です。 【思ってる以上に大きい?】日本の完成装備品で初めて“輸出”されたモノ(写真) アメリカに輸出される予定の「パトリオット」ミサイルは、最新型のPAC-3であると考えられます。このミサイルはアメリカの軍需企業であるレイセオンが開発し、日本では三菱重工が主契約会社としてライセンス生産されているものです。元々アメリカで開発されたものをなぜ輸出しようとしているのでしょうか。 それは、2022年2月からロシアによる侵攻を受けているウクライナへの支援に大きな関係があります。 2023年12月現在、アメリカはウクライナ支援のための追加予算の議会承認が滞り、これまで供与していた武器弾薬がストップする可能性が出てきました。 そこでアメリカでは、日本からの輸出によりPAC-3の補充を図り、余剰となったPAC-3とPAC-2をウクライナに供給するという計画が考えられています。この方針は既に2023年8月、アメリカのキャンプデービッドで行われた日米韓の首脳会談でバイデン大統領と岸田文雄首相の間で話し合われたそうです。 日本これまで防衛装備移転三原則により、武器輸出に関しては大きな制限を課してきました。アメリカのライセンスで生産した装備品の「部品」に限って、アメリカやそれ以外の第三国に輸出を認め、完成品は不可としてきました。 しかし、12月22日の閣議決定でこれが、ライセンス元の国へ完成品を含め輸出できるような運用に改正されたため、今回のような方法が可能になりました。なお、今回の改正でも第三国に関しての移転に関しては条件付きで「現に戦闘が行われている」と判断される国は除外としているため、改正後もウクライナに直接「パトリオット」を供給することはできません。 なぜパトリオットミサイルなのか? ウクライナへ供与されたドイツのパトリオットミサイルシステム(画像:在ウクライナ ドイツ大使館)。 では、なぜ「パトリオット」がそれほど注目されているかですが、それは同ミサイルが防空兵器としてはかなり性能が優れているからです。 現在ウクライナは、同ミサイルの発射用ランチャーや移動用の車両などを合わせた「パトリオット」ミサイルシステムをアメリカから1基、ドイツから2基、オランダから1基供与しています。 供与された「パトリオット」は首都のキーウなど、重要拠点を守るために使用されており、2023年5月13日に使用された際、ロシアのブリャンスク州上空で、攻撃機のSu-34、マルチロール機のSu-35、電子戦ヘリコプターのMi-8MTPR-1、Mi-8輸送ヘリコプター2機の計5機を5分以内に撃墜し、ロシア軍はしばらく同地や黒海上空での航空機での軍事行動を控えたこともあります。 この結果は大きなもので、ウクライナ空軍のユリイ・イフナト報道官は「彼らは撃墜される可能性があることを理解し、しばらく飛行を控えました。パトリオットシステムはそのような機会を提供しています」と評しました。 また、5月16日のキーウへのミサイル攻撃では、ロシアがマッハ5以上の速度を持つ極超音速ミサイルであると主張するKh-47M2「キンジャール」の複数発の撃墜に成功しています。この際は、PAC-3の低コスト生産仕様であるPAC-3CRIが使用された可能性があります。 そのため、同ミサイルシステムが発射するミサイルの枯渇は、そのままキーウ上空の防空能力の大幅低下につながります。ウクライナのゼレンスキー大統領は、12月のバイデン大統領との会談でも防空火器の枯渇を訴えており、日本の生産するPAC-3が大きな重みを持ち始めています。 斎藤雅道(ライター/編集者 |
( 124127 ) 2023/12/23 10:38:38 0 00 md3******** md3********12時間前 実は自衛隊は先進国の中でも弾薬の備蓄量がダントツに少ない組織です。少ない弾薬を使って戦っている間に、アメリカ様が大量の弾薬と共に日本に救援に来てくれるということを前提としています。 しかし、今回のウクライナ戦争でアメリカが必ずしもそうしてくれるとは限らないということが判明してしまいました。よって、増加する防衛予算は弾薬類の備蓄に相応に充てるということが必須だと考えています。 そうでないと、少ない弾薬を使い切ってしまえば、例え戦闘機や戦車などの武器が残っていても、相手にとってただの標的・・・いや、自爆させない限り鹵獲されるだけとなってしまいます。 異論マスク 異論マスク3時間前 必ずしも米国が救援に来るかはわからない、の疑問に対するケーススタディ。 1.救援しても対ウクライナ援助の様に動作緩慢で必要な数量とタイミングを得られないケース。 2.イスラエル・ガザ紛争の様にイスラエル国内の米軍用備蓄弾薬を直ちに提供でき、イスラエル軍が使用する体制ができているケース。 日本が同盟国で、米国にとってイスラエル同様に世界戦略上の重要拠点に日本が位置する点と、駐留米軍と基地には相当な武器弾薬備蓄が有る点を考えると、上記2つのどちらに近いだろうか?? また故安倍総理が、自衛隊が有事に米軍防御できる道を開いたのは、相補主義の観点からも重要でありますが。 xrv******** xrv********1時間前 空対艦ミサイルと空対空ミサイルの備蓄数は世界有数らしいですけどね 千発近い数の空対艦ミサイルを持ってる国は稀なんだそうで ***** *****32分前 判明してしまいましたじゃないだろう そのくらい読めないで戦いに勝てるわけがない それじゃ真珠湾攻撃に踏み切った時と進歩していない 想定しないなんて無能だろう だからロシアや中国は手ごわいし強いともいえるのだ hpi******** hpi********18分前 はやく全国に被服工廠と、兵器工廠をつくり、量産体制を整えろ! 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く tig******** tig********17分前 日本の防衛装備が高額なのは少数生産だという話を聞きました。今回のパトリオットミサイルの輸出によって「いくらあっても足りない」ウクライナへの供給に回るということは国内でじゃんじゃん生産されるということになり営業的に厳しい防衛産業を潤し、防衛技術の維持につながるかもしれませんね。 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く K-V.L K-V.L11時間前 我が国と友好関係を築き、防衛協力などの協定を締結している国には防空システムを直接輸出できるようにすべきだろう。 それらの国が他国から侵略を受けているのであれば、尚更のこと、早急に支援を可能にするのが道理である。 今回のように、アメリカに渡し、アメリカが保有する装備品を他国に渡すという手間をかけることは無駄なコストと時間がかかる。 仮に、我が国が侵略を受けている時に同じような状況になったケースを想定すれば、 全ての日本国民、 誰しもが必要な支援が自分たちに早く届くことに越したことはないと考えるだろう。 竹島と尖閣諸島は日本の領土 竹島と尖閣諸島は日本の領土3時間前 日本領土を自国の領土だと主張する国には、防空システムなどの兵器の輸出や戦闘機の部品輸出、戦闘機の整備などは、禁止するべきだと思います。 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く hir******** hir********13時間前 これは日本人の「武器輸出アレルギー」を解消させるのが目的だろう。 アメリカからの委託を受けて生産しているものを当のアメリカへ引き渡すだけであれば単なるOEM生産だから誰も反対する理由がない。 というか、パトリオットの輸出について立憲民主党や公明党といった、以前から武器輸出に対して反対していた党が特段の抗議活動をしていないということは、おそらくはすでに自民党から内々の打診があり、それに対して立憲や公明党が「まずはこの段階(OEM生産)から始めて欲しい」と回答したのだろう。 なにしろ、台湾有事が始まるまでに「紛争当事国への武器弾薬輸出」ができなかったら、日本の友人である台湾の民氏主義が中国によって殺されるのをただ見ているしかない。 もしウクライナみたく防弾チョッキだけ送ったりしたら、台湾だけでなく欧米諸国が完全に日本を軽蔑するだろう。 RAIZIN RAIZIN12時間前 ワシントン・ポストはウクライナ供与とはっきり書いてますねえ。 しかしこの話は前からあったとはいえ奇しくもアメリカでは支援予算が不成立、もしかして岸田にウクの全命運が託されたのですかね 岸田くん支援予算は宗教法人税新設で賄ってね abm******** abm********12時間前 日本みたいな貧しい国に依存する戦争当事国はお終いだよ。そろそろ手打ちにしろという米国からウクライナへの圧力なのだろうか。 RAIZIN RAIZIN11時間前 まあ日本人として言えるのは、国民総特攻だけはやめとけと。 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く 北極星 北極星13時間前 これは将来的な台湾有事でも同じようなことが生じるため、徐々にアレルギーを払しょくしなければならない。 兵器輸出は絶対悪ではない。 逆に兵器輸出を拒む姿勢が間接的に侵略国を支援するともいえる。 日本は改良型ホークや155ミリ砲弾などもライセンス生産しており、PAC-3に引き続いて輸出される可能性は高い。 kn3******** kn3********12時間前 台湾有事になれば自動的に参戦することになる。 その為台湾有事が起きにくい状況、日米台が即座に連携して対応できる体制を作っているのだろ。 各個に撃破するのと連携できる国々を相手にするのではどちらが難易度が高いか? 逆に言えば、腹をくくって一蓮托生で対抗できなければ各個に撃破されるし、台湾を見捨てた日本を支援してくれる国はない。 abm******** abm********12時間前 兵器供与を口実として中国からミサイル攻撃を受ける恐れもあるが、その覚悟が日本人にあるか?ということ。 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く naval***** naval*****13時間前 かなり前の話だがアメリカの資金援助で三菱重工がライセンス生産したF-104J/DJの一部が退役後にアメリカに渡り、その後台湾に供与されたはず 台湾空軍で墜落事故を起こした機体や台湾で保存展示されている機体があるようだ xrv******** xrv********1時間前 その頃ですと、川崎でライセンス生産されたV-107バートルが輸出されたりしてましたね 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く kus******** kus********8分前 日本政府は、パトリオットをアメリカに、提供するのか、日本政府は、アメリカからの、武器は全て購入している、日米安保条約の下でも、韓国もウクライナへの支援で多くの武器を、送っているが、アメリカ、EUの国に購入して貰い 提供している。 日本政府は、国債の利払い費迄困っている借金大国であり、国内の防衛装備品も買えない状況で有るから、提供ではなく、購入して貰う。 海外への支援というばら撒きが、武器支援という名前を変えた新たなばら撒きになり、国民への負担が増える。 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く abm******** abm********12時間前 輸入朝鮮特需ならぬウクライナ特需、となる可能性があるわけですな。しかし米国本国で予算が下りないモノを日本からの輸入で代替しようということは、日本製のパトリオットは米国製に比べて割安なのではないか、つまり日本が「安い」国だから米国の下請けとして使ってもらってるのではないかという気もする。 ヘムヘム ヘムヘム8時間前 特需じゃなくて逆の可能性ある アメリカがいくら払うかが問題 予算の問題で止めたアメリカ議会がOKだすなら普通に考えて凄く安く買うの前提。 PKOみたいな国際支援で無償提供するかもという疑いもある。 値段ハッキリさせてほしい。 アメリカにのウクライナへのパトリオット提供は1回の輸出だけじゃなく今後も続く可能性ある。 そして前例作れば今後アメリカの別の戦争で同じことがおき仮に無償提供なら kiy******** kiy********7分前 生産数の差で日本製が円安を考慮しても明らかに高い、 差額は補助金支給でしょうね、税金 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く iwa******** iwa********10時間前 パトリオットって旧世代で現在の防空には役立たないという感じの記事を見た記憶があるが、新鋭の弾道ミサイルの核戦争とかには無力かもしれないが、こういう戦争では十分使い道があるということかね。 min******** min********たった今 PAC3は昔のパトリオットとは別物の性能だよ 例えばF16も名前は同じでも初期型と最新型は中身が別物のように、 ミサイルも常に中身が更新されてるからねー zeg******** zeg********9時間前 プーチン自慢のキンジャールを撃ち落としてますが。 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く 希望の星 希望の星12時間前 つまり、間接的にウクライナへパトリオットを輸出していることになりますね。 ロシアの侵略戦争を止める為にウクライナを支援することは日本の為でもあるので良いと思います。 未ログインユーザ ログインして返信コメントを書く |
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