( 124481 ) 2024/01/01 12:58:09 2 00 授業料無料だけではないフランスの「学び保障」 受験のない国「その人らしさの開花」目指す価値東洋経済education×ICT 2023/12/29(金) 8:02 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/5616e415e0336b530da5d7a5518019760447cc96 |
( 124484 ) 2024/01/01 12:58:09 0 00 写真:東洋経済education × ICT
日本では今、生育環境や経済的背景によって生じる「教育格差」が深刻化している。一方、フランスは、基本的に大学院まで授業料が無料であるなど、国が学びを保障する仕組みになっており、「機会の平等」を目指す工夫が多くあるという。そんなフランスに12年前に拠点を移し、子ども家庭福祉を研究している安發明子氏は、今の日本の状況を「国のネグレクト、国ガチャ」だと指摘する。受験も塾通いの文化もなく、すべての子どもに機会が開かれているというフランスの教育について解説してもらった。
【画像】フランスの経済支援制度一覧。出産前から子どもの自立まで支援が充実している
筆者は2000年代はじめに、日本の児童保護施設で学習ボランティアをしていた。その中で、都内の有名大学に合格したものの、「奨学金という借金を抱えるのは怖いから入学を諦める」と言う若者がいた。何か支援があるかもしれないと一緒に大学に交渉に行ったが、施設育ちで親が所在不明である事情について「天災や親の死亡、失業などには該当しないので、学費免除や減免の対象にならない」と言われた。
この若者がフランスにいれば、入試がないので入試にかかる費用はなく、大学の授業料は無料で入学金もない。施設出身者は寮に優先して入ることができ、生活費の奨学金は返済不要で学食も1食1ユーロ(日本円換算で155円程度※1)で食べられる。下図のような経済支援制度があるので、学生である限り生活の心配がないのだ。
※1 以下、金額はすべて2023年12月10日のレートを基に1ユーロ=155円で計算
義務教育中の支援も手厚い。例えば、貧困層の多い地域の学校では、子どもたちは登校すると用意されているフルーツなど簡単な朝食を取り、職員たちとお茶を飲んでおしゃべりをしてからクラスに向かう。必要に応じて衣類はスクールソーシャルワーカーが、勉強机は児童相談所が、その費用を手続きして用意する。子どもの環境の不足をチェックし、状況が改善するまで見守っていく体制になっているのだ。
家庭環境や経済的な格差は、子どもの貧困ではなく制度の貧困であり、福祉や制度が整っていればリカバリーできるはずだ。「国のネグレクト、国ガチャ」の状況があると筆者は考えている。
前述の若者の一件から20年が過ぎたが、今もなお日本には、大学に行きたくても行けない人がいることに衝撃を受けている。今年の夏に一時帰国の際に滞在していた九州の町はそこから通える大学がなく、そこで聞いた話によると、その地域の高校では今年8人が大学受験をして全員受かったのに、進学したのは2人だけだったという。進学した子の母親は、「みんな、長男だけでも大学に行かせてあげたいけど、4年間の学費や1人暮らしのアパート代、生活費は払いきらんと言っている」と話す。
少子化が進む中、せめて生まれてきたすべての子どもたちが力を発揮できるようにすることは社会全体の利益にもつながるはずで、最優先課題の1つであるべきだろう。子どもがお金を理由に進学を諦めることがない仕組みを望む。
そもそも今の日本でなぜここまで自己責任論が蔓延するようになったのか。首都圏では中学受験が過熱し、塾で長時間過ごす小学生も多いようだが、偏差値至上主義により「努力して受験に成功したのだから、自分は幸せになって当然。ほかの人も不幸になりたくないなら頑張るべきだ」といった発想の大人が育たないか危惧している。
そうした自己責任の考えでは、暮らしの土台の不平等が見えなくなり、格差問題が否認されてしまう。「自分はチャンスが与えられたから自己実現できている。すべての人にチャンスがあるべきだ」と考える市民が育つ社会のほうが安心ではないだろうか。
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( 124485 ) 2024/01/01 12:58:09 0 00 ・普通の国立大学には高卒資格があれば無試験で入学でき、授業料も無料です。日本から見れば確かに恵まれた制度ですが、新卒一括採用ではないので、職務経験がない若者は恒常的な就職難です。他方で有名グランゼコールを卒業した一部のエリートはあっさり大手企業に就職して、出世していきます。 フランスでは進学塾は一般的ではないので、有名グランゼコールに入学するには、家庭教師をつけたり、親がサポートする必要があり、結局のところ親の所得、資産、文化資本が日本以上に影響します。フランスの制度は歪みが大きいので注意が必要です。
・フランスでは小学校から高校まで留年もあれば飛び級もあるというのはよく知られた話。そういう形で学校内での選抜が行われているから入試がない、ということである。 日本の旧制高校では学校内での選抜が厳しかったので卒業さえすればほぼ全員が帝国大学へ進学できた、というのに似ている。 学校内での選抜がいいか、入試がいいか、というのは一長一短だろう。学校内での選抜が厳しいと、学校生活がギクシャクすることになる。日本でも学校推薦による大学入試の問題点はいろいろ指摘されていますよね。
・フランスは日本よりも税金や社会保障が高いので、その点も言及しないとフェアではないでしょう。 フランスの様な社会を目指すのであれば増税する必要も当然あるが、日本は増税を嫌う傾向があります。増税も嫌だが学費は無償化せよってのも通らない話で、国民自身も意識を変える必要があると思う。
・いろいろ知らなかった情報もあり、参考になりました。北欧も社会教育が充実していると言うのも知られています。でも確かに違うのは消費税を含めた税に対するあり方の違いです。日本は消費税的にはまだまだ世界の中では低いですが、労働に対する税金は今相当高くなっています。確か40%後半50%近いとか。それに老後の年金に対する考え方も全く違います。国民性というところからも、その国に合った教育システム社会システムがあるのでしょう。日本の教育システムそのものは、フランスのようにする事は難しいでしょう。でも、今の日本の教育制度が、考え直さなければならない破綻に近い状態である事は認めなければならないと思います。世界的に見ても、日本の1クラスの子供たちが多いのは間違いありません。それどころか、その基準である教師の数でさえ足りないような現状に課題があると思わない国会議員や官僚は自分のことしか考えてない。
・フランスの大学は グランゼコールと呼ばれる難関大とユニヴェルシテと呼ばれる一般大に分かれる。 無試験なのはユニヴェルシテの方で グランゼコールの方は超難関。 グランゼコールは全体の5%なので 日本だと旧帝+上位国立+早慶以上に該当すると思えばいい。 そこに教育予算の大半が注ぎ込まれる一方、ユニヴェルシテの方は 教育の質も劣り、退学率がものすごく高い。
アメリカも誰でも合格できるのは コミュニティカレッジと呼ばれる2年生の短大で、3年以内の卒業できるのはわずか10% アイビーリーグに属する大学やカリフォルニア大のようなトップの州立大に入学するのは非常に難しい。
日本でいったら Fランの卒業するのを難しくする形になるが、 日本のFランは私立なのにたいし、ユニヴェルシテもコミュカレは公立。 公立だから 採算関係なしに全員合格させて、基準に達しなければ退学させられる。
・フランスもアメリカ同様、居住地域による貧富の格差と学区の教育水準は比例し、貧困地区の落第、中退率の高いリセに入ると大学進学に有利なバカロレアコースを履修し資格を取るのは無理。 フランスは口述試験重視で、バカロレアでも面接官による当たり外れが激しい。 ヨーロッパは徹底した学歴社会なので、フランスなら大学入学後2年でDEUG、3年でLICENCE、更に2年でMaitriseと進み、その間、無給のインターンシップ経験を積み、やっと履歴書を埋め応募。日本のような定期採用はなく、新卒には厳しい。 社会的流動性が低い階級社会で、貧乏人が学歴で這い上がれるような国ではありません。 フランス並みにガリ勉する根性があれば、高卒で公務員になって国立大二部を卒業し、更に大卒枠で公務員を受け直して出世するルートもあるし、公立高校通信制や単位制で安価に学ぶルートもあり、日本でも工夫次第。
・自分はフランスの教育制度知らないからこの記事の内容が正しいか分からないが、 移民2世や3世の若者が暴動おこして店から略奪してるいるニュースを見ている。 フランスの教育制度が全て正しいとまでは言えないのでは。 日本は農業大学校は授業料が公立高校並に安いけど何故か人気無い。道府県によっては専門学校扱い。大学にも編入出来る。お金無く優秀なら別ルート通っても良い。 でも、昨今、国立大の夜間学部が廃止されている点は国として見直して欲しい。
・フランスの大学はほぼ無料ですが、優秀な理系の方々は グランゼコールに行きます。 グランゼコールは日本の国立大学にかなり近く受験もありますし 当然 お金もかかります。
なので、フランスの大学=日本の大学ではない。 国によって名前やシステムが違いますから日本と同じ見方ですると誤解しやすい。
・グランゼコールの他に入学試験がない一般大学のUniversitésがある。 一般教養の涵養ではなく、社会発展に直接寄与するテクノクラートの養成を目指す。現在、グランゼコールが加盟するグランゼコール会議には229校が加盟している。
フランスでは世界共通の大学入試資格試験である国際バカロレア合格後、大学に進学します。 バカロレアで特に優秀な成績をおさめた学生は、このグランゼコールの受験を目指すため、2年間のプレパ(グランゼコール準備学級、CPGE、フランス語の通称はprépas)に進学することができます。 ▲ 簡単に言えばフランスは学歴社会であり区別社会です。
・フランスの国立大学が無試験ではなく、入学許可がおりるには全国共通テストバカロレアに受かることが前提で選抜試験はある。 個別に大学ごとの大学入試がないだけ。
エリート養成高等教育機関のグランゼコールはバカロレアに好成績で受かったあと、バカロレアの成績で選抜される有名リセに併設の予備校クラス・プレパの選抜に通って2年間受験勉強だけに集中して、グランゼコールの高難度個別試験に合格すれば入学できる。
グランゼコールで勉強漬けの3年間学んで、晴れて卒業。 有名グランゼコールほど、エリート度が高く、就職昇進で一般国立大学卒業生より常に上位に立つ。 学歴格差社会なのがフランスの現実。
医学部はバカロレアの成績で医学部予備課程に選抜され、1年目修了後にコンクールと呼ばれる学力試験に受かって初めて医学科専門課程に進む二段階選抜。 医学科卒業国家試験、専門医資格試験に受かって晴れて一人前の医師。
・日本人の優れた点は諸外国で採用されているものをリメイクして日本型にしてより成果をあげる能力。世界的にビハインドの今こそ画期的な改革が必要。 人の能力は生まれながらが9割確定。100人に1人の天才と100人に7人いる秀才は例えば小学6年間で見極めて彼らに中高大学のパスポートをあげればいい。 さらに芸術分野2名、運動分野3名にもその専門分野の中高大学のパスポートを。そしてこのセレクションは現役の各分野トップの大学の4年生、それもトップ10の人材のみで審査とする。各都道府県の地理的中心地に中高の学校を置き、周りには100人くらいの県営の寮を設置する。 各都道府県の国公立大学への講義参加もフリーパスとして、極めたい人材は16、17歳にして大学卒業の学位と大学院への道までつくる。寮費、授業料、交通費は全額免除。財源は国会議員、県会議員、市議会議員の給料から捻出。基本的にその都道府県で割合は決定。
・日本よりもずっと階級社会だし区別という名目の差別がありますよ。 ほぼ公立しかないフランス(私立は極々限られたエリートや特殊機構)だから、ある意味選択肢はないです。 小中高学校の授業は成績別になるので、出来の良い子は日本よりもずっとやりやすい環境で勉強できると思います。逆に勉強が出来ない子や家庭環境劣悪な子は、日本よりも早い段階で落ちていきます。 遺伝と環境、どちらも早い段階でクラス分けされています。 学費が無料でも、グランゼコール(ポリテクニックなら給料も出ます)に入れる程の秀才を除いたら、大学に行くのは中流以上の家庭の子供ばかりです。 日本で真似て欲しいのは学力・発達別のクラス編成と少人数指導で、習熟度による環境作り。 できれば全国共通の中学と高校の卒業検定により、十分な学力がある証明書になれば良いと思う。
・日本は「文武両道」 身体も動かし、自分の限界にも挑戦して、自分に克つ、集中力を養う、ルールを守る、一体感を味わう、相手を敬う…部活はいいです! お金かけて、プロの元で鍛える場合もあるし。個性を伸ばすにはそれもいいと思います。
・日本には日本の良い所があり、フランスにはフランスの良いところがある。
外国の教育制度の事例で良い所があれば、取り入れて行けば良いだけの話だと思う。
この記事をもって、フランスの教育制度は天国であって、日本の教育制度は全く怪しからんと思う必要は全くない。
いわゆる「出羽の守(ではのかみ)」のごとき、外国に憧れるだけの議論にしてはいけない。
・今まさに我が子達がパリの公立校に通っているけど、そんなにいいもんかな〜と。一見自由に見えて、そこまで自由じゃないし、先生も来たり来なかったり(もちろん連絡はなし)。学校に行ったら先生が来なくて授業なくなったから休校になった~迎えに来て〜なんて日常茶飯事。日本の学校の方が一見規則だらけな感じがするけど案外自由なんだなと思うところもある。 移民の子が3ヶ月後にはフランス語ペラペラ???無理無理。その子が凄く優秀だっただけ。一番の成功例をさも当たり前のことかのように書かれているように思う。 日本の義務教育はそんなに捨てたもんじゃないよ。
・そもそも日本とフランスでは考え方が違うね。
日本では教育費は私的に負担することが当たり前という考えが支配的で、特に高等教育は個人がそれによって将来の利益を得るための投資と考えられている。 しかし、ヨーロッパでは高等教育まで全体が「公共サービス」と考えられていて、教育投資は社会責任で、教育の成果は個人の利益だけに還元されるのではなく社会にも還元されるものとしている。教育は社会意識の高い個人を生み出していく。それで民主主義が担保されると。
日本は「教育立国」「人材立国」が生きる道ではなくなっているのかな。
・で、その結果フランス社会はどうなってるのですか 経済が停滞して連日ストライキやデモ、暴動があるようですが しかもフランス白人らの大卒が増えればホワイトカラーの仕事は供給過多で就職難となる一方でブルーカラー系はやる人がいないから移民に頼るとなる さらりと書いてますがフランスの政財界のトップは一部の高等教育機関出た人しかなれません そのような格差と混乱の社会にしたいならフランスを見習えばいいんじゃないでしょうか
・欧州に住んでいる義妹はフランスのことをボロクソに言ってた。現地にいないと分からないこともあるんだろう。それでも、日本の発達グレーや不登校の子どもたちを見ていて思ったのが、困っている子どもに支援もなく学びの保障もしない、子どもの学びが自己責任っていう、一部の子どもたちにとってはなかなかクレイジーな国です、日本は。全ての子どもたちに学びの保障をしている、それだけで“公”教育としてはフランスの方が良さそうだ。
・グランゼコール出身者の優遇を批判しているコメントがありますが、最優秀層が官僚になりたがらない、外資コンサルに行きたがる日本よりはいいのではないでしょうか。
一人当たりGDPもフランスは日本より高いですから、普通の大卒も日本の会社員よりは稼いでいるのでは。
東大を出ても初任給は他大学出身者と同じでは、その人らしさの開花は見込めないでしょう。
・それぞれの国には独自の特色がある。フランス礼賛ではないだろうが学べるところは取り入れてもいいと思う。しかし移民問題などで暴動が起きるなど社会が不安定化していることも報じないと一面的になると思う。
・団塊ジュニア辺りは「落とす」教育。 私立ではスカートの丈だの髪型だの、持ち物検査だの大変だったようだ。 落ちたら公教育からのフォローはなくて、親や塾と協力して選ばれるしか無かった。 その頃の先生はとても賢かったんだと思う。 10代の家庭事情も色々ある子供達だったのに、自信を持って選択した。 ただ、落ちこぼれた人に熱心に教育する人達もいた。 中には金でなびいた人達もいたかもしれない。 俺の友人の知り合いが私立高に勤めていて、発表の前に合格したのを教えてくれた。 そんな自信のある優秀な人達は、少数の優秀な社員とその他非正規という世の中を志向した。 本当に優秀で、自分達が選ばれた人間だと思っていたんだろう。 結果が今だ。 そういう考えについて行けなかった俺は、成績は良かったが、道を失った。 今少子化で全員を育てる教育に180度変えようとしているが、慣れていないし金が足りないんだろうよ。
・フランス、そんなにレベルが高い社会を作れているとは思えないのですが…。 そんなに教育が素晴らしいなら、とんでもなく良い社会になるのでは?
仕事でフランス人と話す事もありましたが、日本人サラリーマン達が劣っているとは全く思わなかったし、フランス人進んでる、なんて全く思いませんでした。 むしろフランス人は計算できないんだなぁ…とかの方が気になったり…苦笑
結局、良いところも悪いところもあるんだと思います。 日本には日本の良い所があるんです。 無理に取り入れると他の部分でバランスが崩れて変な事になったりします。
日本を変に卑下する必要はないですよ。 自分達が持っている持ち味を活かせば良いんです。 日本人の皆さん、もっと自信を持って!
・結局、出口が厳しければ安易に進学する人は減るわけだけど、日本は入り口が厳しくて出口が簡単だから、その入り口を所得に応じて無償化すれば簡単に大卒資格者を増やすだけのこと。 学歴社会といえど、大卒だから高い給料を得られるわけでも将来を保証されるわけでもない。 今の時代、大卒だから貧困連鎖を食い止められる保証は無いのに、やたら所得に応じた大学無償化を進めようとするのか理解に苦しむ。 貧困連鎖の断絶が目的ではなく、利権のための政策としか思えない。 出口を厳しくし、そこを乗り越える覚悟のある優秀な人材にこそ大学無償化を実施してもらいたいものだな、と思う。
・【教育と社会】 社会ビジョンや社会制度と乖離して「教育」を議論するのは、机上の空論となりかねません。
フランスの場合、充実した教育の代価として<徴兵制>=兵役義務があったのだと思います。徴兵制は、18世紀のフランス革命以来の『平等と友愛』という価値の象徴であり、『出自の違う国民が一つになるための場』という考えがあります。 だからこそ、徴兵制が廃止された現在も、<国民役務(ヴォロンタリア・シヴィル)>と呼ばれる任意参加の“文民役務”があるのでしょう。 そのため、16歳までに一定レベルの学力到達が求められるのです。
私は徴兵制には反対ですが、フランスの<国民役務>制度は必要だと考えます。国民役務(社会奉仕)という就労体験と教育を組み合わせた改革で、少子化問題と労働力不足を解消すべき!
参考; 文部科学省「社会奉仕活動の指導・実施方法に関する調査研究(要約版)」平成13年9月
・>いわゆるエリートを養成するグランゼコールなど一部の高等教育の進学先を除き
このグランゼコールは超富裕層に有利な入試システムになっており、卒業後は若くして民間企業の経営陣に参加するという事実上の貴族制度が存在する不平等さにも触れておくべき。
日本では同等の不平等は警察官僚が20代でいきなり警察署長になるといった一部の官僚とか、家族経営の大企業の御曹司ぐらいにしか見受けられない。更に、官僚は優秀な庶民の子弟に開放されており、超富裕層だからといって優遇しない。
・他の分野には疎いが、フランスの数学はすごい。18世紀からずっと。フィールズ賞はアメリカに次いで2位。日本(中国韓国も)の一流中学に入った神童達は、期待したほど活躍しているだろうか?どっちが効率的で、どっちが充実した人生だろうか?
・そんなに充実した教育制度があるのに、どうしてフランスには非識字者が250万人もいる社会問題になってるんでしょうねえ…笑
2013年の調査では、 ▼18-65歳の年齢層での非識字者の数は250万人に上り、この年齢層の人口の7%を占めるという。これらの非識字者のうち53%が45歳以上の年齢層に属す▲ だそうです。
2020年にも、仏経済大臣が労働者の非識字問題について言及しています。
逆に言うと、そういう教育格差の問題が大きいからこそ、制度を充実しなきゃいけない(そしてそれでも足りない)ということなんでしょうね。
そんないい話じゃないんですよ、これは。
・験も塾通いの文化もなく、すべての子どもに機会が開かれているというフランスの教育について解説してもらった。 →機会が開かれているのに、治安が悪いのは何故。 先月パリに行ったが事前の下調べで、空港からパリ北駅の電車の各駅停車には乗るな(治安の悪い地域を通るから)、パリ北駅のスリ集団には気をつけろ(特に夜間)。なので、市内には直通バスで行きましょうと。 日本で各駅停車に乗るな、ターミナル駅のスリ集団に気をつけろなど有りえない。 あと、高校の成績で進路が確定してしまうと読んだことがあったが。
・日本は私立大学が官僚等の最大の天下り先。つまり私立大学という民間の集金システムがないと官僚制度が崩壊する。要するに出来る官僚は大企業へ天下りし、天下り先が見つからない官僚は、大学教授の肩書が最後の砦になる。こういう構造なのでフランスのようにはしない。国民の教育よりも自分達の利権が大切だから。
・その人らしさの開花って何だろうと思う。SMAPの「世界に一つだけの花」が流行ったのは20年くらい前。内容が素晴らしいという一方、「評価されない、努力してない人ほどオンリーワンって言いたがる」というコメンテーターの発言を聞いてなるほどと思った記憶。
・フランスって過去の遺産とブランド力だけで食ってるって印象で、最近は新しいものを生み出してない気がする。日本としてここを参考にするのはどうなのかなと。 遺産を食い尽くしたフランスが裕福なままでいられるのか、将来が疑問。
・底意地の悪い子が増えている気がする。普通に真面目そうな子なのにイジメが陰湿。他人の不幸を笑う、関心がない子が多い。 貧乏や障害、高齢者の不幸、友達の父母の死にも影で笑って喜んでいる。そういう子が増えている社会、危険な気がする。教育の無料化より大事な何かが欠けている日本。
・外国のいいところだけ紹介するけど、ハバにされてる部分も多いと思う。 フランスは代理に戦させて争でもうけてるから、そうゆうしたたかなところもよく見るべき。
・フランスは留年、落第があります。 小学生でも最低レベルでなければ留年で、翌年も単位を取らないといけません。 試験がないというのはそのような過程があるからです。
・いいところばっかい引っこ抜いていますね。
フランスは、日本の数十倍の超学歴社会です。 高校卒業が激ムズで、誰でも高卒になれるわけではありません。
高校が卒業できないから、大学にはそもそも入れません。 日本の価値観で言えば、御三家を卒業した人しか、大学入学が認められていない、というレベルです。
その超エリートたちをエリートに育てるのがフランスの大学です。 日本のように、書類出せば入れると思ったら大間違い。
フランスの大学では、一年目で入学生の半分が脱落するそうです。 ここまで厳しくするなら、全員タダで教育が出来るでしょうね。
だから、写真の人たちも、選りすぐりのエリート、ということです。
・フランスの良いところは分かった。 これだけやってても日本の学校制度がだめだという意見はすごいと思った。その人らしさの開花。全員が。論じるだけではなく、ぜひ何か行動に移してください。指摘だけでなく。
・教育の問題って色んな意見があってまとまらないよね。 努力する人や優秀な人に優しく、やる気がない人を切るっていう軸でやって欲しいね。 全てに優しくする必要はない。
・フランス国民教育省は基礎能力を「読み書き計算、他者の尊重」 ☞この内容を詳しく知りたいな。日本で言うと「読み書きそろばん」なんでしょうけどね。今、日本で読み書きそろばんと言っても拒否される方が多いけどね。
・この手の「ほら、外国の制度は素晴らしいでしょ」という記事はもうお腹いっぱいやわ。大体この手の記事は外国の制度の良い部分しか強調しない。そしてそれが本当に成功しているのかも全く書かれていないし。ヤフーニュースの使い古されたやり口やないか。記者の価値観に合う部分だけをあたかも素晴らしいような書き方するの。
・でもフランスは15歳で将来が決まってしまうという話を聞いてますけど…。誰でも普通の高校へ行けるわけじゃないんですよね。そういうところも記事にしておく必要があるんじゃないのかなあ? と…。
・ヨーロッパは税率高いけどちゃんと国民に還元されている 日本は国民に還元されず裏金として議員に還元されている 少しは海外を見習え
・日本の「大学無償化はFラン保護につながる」という意見と、この「無試験入学且つ授業料無償」というのはどう違うのだろう?
・ドイツマンセーの嘘っぱちがバレてしまって次がフランスマンセーわかりやすい。 そんなよかったら日本人みんな行ってます。 楽しいのは金持ちのひろゆきだけ。
・その素晴らしい制度を持つフランスですが、全くもって国民の教育水準が高いとは思えませんけどね。
・???
学びの保証?
選ばれなければ、学ばせてもらえないのが彼らの世界。
職業も、その選抜次第。裁量の範囲は狭い。
美化しすぎでしょう。
・全部が全部では無い。 明らかに自己責任は存在する。 こういった二進法な記事はやめてほしいね。
・故に、衰退する日本よりもGDPが低く、 治安も悪化しまくってるフランスに学ぶ必要ありますかね?
・受験の無い国になって欲しい、、、 波にのまれて、受験塾にありえないくらいお金を使いました。
・日本は800も大学があって多すぎる!Fランいらないし、高卒だってもっと求人増やして!
・出来の良し悪しでクラス分けしてるんだろな。日本の公立でそれやったら大騒動。
・そりゃ先進国フランスでは可能だろう。後進国日本で可能なのか?
・移民多すぎて恐怖、この写真も生粋のフランス人少なくない?
・素晴らしい!
・グランゼコールにあらずんば人にあらずの超学歴社会のフランス。こういうごまかしでしかない記事を書くから売上部数がおちるんじゃないの?
・素晴らしいね。 日本人にいる自称難民や低スペック外人、不良外人は全て素晴らしいおフランスへ行った方がいいよ!
・フランス人って要求ばかりで非を認めないし、面倒な人種だと思う。 もう一度、仕事をするかってくれたら 答えはNO.
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