( 124605 ) 2024/01/02 02:03:44 2 00 完成したはずのトンネルは「張りぼて」 ほぼ全工程やり直しに毎日新聞 2023/12/29(金) 13:00 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/68f03362101e595a7830a1fc1243efc8777f9e03 |
( 124608 ) 2024/01/02 02:03:44 0 00 再施工のためコンクリートの内壁を剥がす重機=和歌山県の八郎山トンネル内で2023年12月(同県提供)
完成したはずのトンネルが、ほぼ全てやり直しに――。全国の公共工事でも異例の事態が和歌山県で起きている。トンネル内壁のコンクリートの厚みが規定の10分の1しかないなど「張りぼて」であることが発覚したのだ。トンネル整備は、南海トラフ地震による津波被災時などのアクセス確保が目的。受注業者の負担で工事がやり直されることになったが、使用開始は約2年遅れてしまう。
【写真まとめ】天井部分の裏側は空洞…「張りぼて」トンネルの内部は
◇津波時に威力発揮するはずが…
施工不良が発覚したのは、同県那智勝浦、串本両町境の「八郎山トンネル」(全長711メートル)。この地域の主要幹線道路・国道42号は、海岸近くを走っており、地震による津波被害が想定される。このため、内陸部を通る県道に新たなトンネルを設けようと、県は2020年に一般競争入札を実施。浅川組(和歌山市)など2社による共同企業体が約20億円で受注した。22年9月に完成して県に引き渡され、23年12月に使用開始予定だった。
ところが、別の業者が22年12月、照明設置のために天井に穴を開けると、内部に空洞があることが判明。その後の県の調査で、本来30センチであるべき内壁コンクリートの厚みが3センチしかない部分があるほか、全体の約7割で空洞が見つかった。風化や地震などによるひび割れでコンクリートが落下しやすくなるという。
事態はこれだけで収まらなかった。内壁のコンクリートを剥がすなどして、トンネルを支えるアーチ状の鋼材(支保工(しほこう))を調べたところ、ほぼ全域で本来の位置に設置されていなかった。その結果、内壁を全域で剥がし、約700本の全ての支保工を外して、掘削以外の工程をやり直すことが決まった。工事費用はすべて受注業者が負担する。
一体、何があったのか。浅川組によると、現場担当者は社内調査に対して「コンクリートの厚みが確保できないことを認識していたが、工期を短縮したかったのでそのまま工事を進めた」「数値を偽装して検査を通した」と認めたという。また、県の調査では、工事の進捗(しんちょく)に応じて県のチェックを受ける「段階確認」の申請について、業者側は「内壁の薄さを隠すため規定を守らなかった」と明かしたという。県は事態を重くみて、受注の2社を23年7月から6カ月間の入札参加資格停止とした。
◇和歌山県の管理にも甘さ
これほどずさんな工事にもかかわらず、県はトンネルを引き渡されても施工不良を見抜けなかった。念の入ったことに、業者の現場担当者は内壁の厚さの数値を改ざんした書類を県に提出していたのだ。ただ、県側も本来136回必要な段階確認を最初の6回しか実施していなかった。県の管理の甘さが、ずさんな工事を助長した面もある。
県は「担当者が今回のようなトンネル工事の経験不足で、すべての進捗ごとに検査しなければいけないという認識が欠けていた」と説明。県議会で追及を受けた幹部が「責任を重く受け止めている」と謝罪に追い込まれた。今後は工事前に段階確認の手順を決め、上司らが決裁するなどの対策を講じる。
取材に対し浅川組は「現場のコンプライアンス意識の不足と会社との連絡不足に起因していると思う。全社員にコンプライアンス教育を実施し、信頼回復に努めたい」と話している。
トンネルの再工事は決まったが、地元の失望は大きい。トンネル設置の誘致活動をしてきた串本町上田原の杉本百生さん(80)は「海沿いの国道42号を迂回(うかい)する道路が必要だと18年前から訴えてきた。完成したと思ったのに利用が遠のくとは……」と憤る。
全国で老朽化したインフラの修復が急がれる一方、技術者やノウハウ継承の不足が問題化している。関係者の間には「現場では工期厳守を迫られ、安全性が後回しになっている面があるのでは」と指摘する声もある。
◇「適正な監督を」
片桐徹也・東洋大客員教授(公民連携専攻・土木工学)は「県の監督職員は請負契約の適正な履行を確保するために必要に応じて現場への立ち会いを行い、工事後に見えなくなる部分のうち重要箇所は設計図書との適合を確認することになっている。今回は県が適正な監督業務を行ったとは言いがたく、業者側と同様にコンプライアンス意識の欠如が生じたということになるのではないか」と話している。【加藤敦久】
|
( 124609 ) 2024/01/02 02:03:44 0 00 ・これは本当に大問題。業者の決定過程を詳細に再調査する必要があろう。これ、照明を取り付ける業者が、本体の工事を請け負った業者と異なっていたから判明したというのも、この問題が氷山の一角であることを伺わせる。
・これだけの大型工事なら役者側でも複数の担当者付けるだろうし、相手からの申請に応じた中間確認以外に日常的な現場確認にも行っているはずだと思うのですが、、、
人員削減で現場を回る時間が取れなくなっているのか、ベテラン職員の退職でノウハウが引き継がれず、現場に行っても何を見るべきかわからない職員ばかりになってしまっているのか。
いずれにしても、高度経済成長期に建設した大量のインフラが老朽化し、劣化状態もまちまちなそれらの維持補修もしなければならないのに、新規の建設すらきちんと監督できないのは憂うべき事態だと思います。
・担当者は工期のプレッシャーはあっただろうが、崩落したら人が大勢死ぬという事を、どんな理由があろうと会社に何を言われようとやってはいけなかった。結局、自身も会社も社会的意義においても最悪の結果を招いた。
この数年日本で出てくる膿出しは諸々の偽装。会社ぐるみの悪質なものもあれば、社員がプレッシャーのために保身でやったのも多くある。
自分も会社や顧客のプレッシャーで言いにくい事を言ってきた。やはり、自分の信義、倫理観はどうあっても守らなければと思う
・これ単なる手抜き、監督不行き届きだけでなく、根深い問題です。 現在の公共工事は技術点加算などもあるにしろ原則は競争入札です。基本は安いとこに落札するから採算ギリギリ。下手すりゃ手を抜くし、どうせ次も価格競争だから信頼関係を築く必要も少ない。昔は談合で癒着はあったけど、利益が十分あるから敢えて手を抜く必要は無いし蜜月関係を壊したくないから大抵きちんと仕事はしたんです。(発注ミスを業者が指摘し費用持ち出しで助けることすらありました←本来は発注側の設計変更手続きが必要) 企業も職人も継続して仕事が続くかどうか分からない公共工事を敬遠しがちです。大手が入札に参加せず、仕方なく地元企業や能力の低い業者に何とか落札して頂くような状況もあります。不調(誰も入札せず工事不能)も増えています。一方で公務員削減と民間委託を進め過ぎ、現場を知る役人が減って監督が出来ません。 日本中ヤバいです。
・今回のトンネルは、表向きの建前とは別に、地方の建設業者へお金を落とす目的も当然あった筈だが、それを偽装や不正の形で、恩をあだで返されてしまった。
そもそも便益を受ける人口が減っていく地方圏に、どこまでインフラ投資をするべきなのか。
地方のインフラ投資は、厳しく効果を査定する必要がありそうだ。
・全てのインフラに言える事だが、ことトンネルのような施設については万が一の事態で人命に関わるし、またその“万が一”がいつ訪れるか分からない時限爆弾のような危険性を孕むものであるため、施工業者の責任・罪深さは非常に大きいと言うしかない。
施主(県)の管理の杜撰さも問題、というのは当然だとして、これは業者や管理がシッカリすれば良いという単純な話でもないと感じている。
来年の4月から労働時間の総量規制が一層厳格になるが、そういった中で工期を短縮され、工数も減らされ……となれば、間違いなく歪みが発生する。手抜き工事や安全対策の形骸化で、現場での事故や完成した建築物の欠陥が頻出する事態は考えられないか?
無限に工期を設定する訳には行かないのは承知だが、制度やシステムの不整合を現場で帳尻合わせさせるやり方では絶対に破綻が生ずる。深刻な破綻が。
・20億円の工事のまず手抜き工事部分を撤去してまた同じ業者が一から工事始めるってことですか 指名停止ですしもはや信用もゼロでしょうから他の仕事はないでしょう、果たして会社持つんですかね? 途中で潰れて工事を放り出した場合の責任の所在をまず決めておく必要があると思います
・この業者は創業100年、年商300億 和歌山県下では押しも押されぬトップクラスのゼネコン 会社案内を見ても技術士や一級建築士を複数抱えた 非常に質の高い会社のハズなんだが なんでここまでずさんな管理をしてしまったのか?
これから問題の追及が本格化して 専門誌にも詳細が載るだろうが 県内有数の優良企業がやらかしたという事実はあまりにも重く 会社単独というより県の土建業界全体の問題と思える
・自分は施工管理やってます。
公共工事では要所で写真を撮ります。 コンクリートなら、掘削、型枠という段階で写真を撮るでしょう。そこでチェック出来ないということは施工管理を業者に一任していたということです。そこから、配筋、コンクリート打設、グラウト仕上げもあるのでしょうが、どこでも気が付かないというのはありえない話です。
もちろん業者が悪いですが、確認しない公務員、現場担当者は止められないのでしょうか。これには理由があります。
工事知識がない担当公務員は現場に行ってもわからないわけです。現場に行っても不思議にも思わなかったでしょう。図面を読む知識がないかそもそも図面を見ているのか怪しいところです。 現場に行って自分で確認してもいないかもしれません。
優秀な業者は公共工事特有の書類が出来なくて避けたりもしています。図面を出せという割には図面を見てない... 公共工事なんてこんなもんです。
・日本人は真面目で、日本製は安全ってこれまで思い込まされてきたんだと思う。「だから日本はすごいんだ」みたいに気分を良くしていた部分もある。でも、実際は日本も他国とさほど変わらないのが真実では?車や食品など製品に限らず、旅行や宿泊などサービス業についても同様のことが言えると思う。自分の経験だが、PCやスマホは海外製で故障なし、高級車ではないが10年前から外国車を乗り継ぎ、故障したことがない。旅行先では「おもてなし」ではないが、親切な対応やサービスをに感動した経験もある。日本だけが特別でない、そう思わされてきたのかな。
・業者への処分が甘すぎる。発覚せずに使用し、もし事故が起こっていたら、死亡事故につながる重大事案だ。6ヶ月の入札停止など処分が無いに等しい。県側ににも何か不都合ことでもあるのかと疑ってしまう。崩落のリスクを隠蔽するたちの悪さは、入札からの永久追放でよいくらいだ。県側は公共工事は血税で行われているという事実をあらためて心に刻むべきだ。 この業者が過去に施工した事案も早急に調査すべきだ。
・以前勤めてたレストランの床が老朽化したため、 床の貼り直しと防水加工の強化の工事をやったが、 妙に安い価格に業者を会社は値段だけで選んで、 散々な仕事っぷりだったのを思い出した
工事終わって数日で床を掃除したらコンクリが溶けて流れて床が凸凹に
勤めてたあの会社自体が安かろう悪かろうの会社だったから、嫌な予感したがその通りになった、なるべくしてなった
インフラなどの重要な工事を入札形式で経験あるのかもわからない会社に頼むべきじゃないと思う
・これは特殊な例ではないと考えるべきです。問題がないと思われている工事にも同じ様なことがされていると考えるべきです。和歌山県という地域性もあるのでしょうが過去にも同じ事が行われていた可能性があるはずです。県は徹底的に調査すべきだと思います。
・建設業をしています。 こういう手抜き工事はどこでもあります。 昔はコンプライアンスの欠如や知識不足、技術不足であったが現在は末端の作業員や管理会社に充分な費用が出ていない為の手抜き工事です。 大手ゼネコンや大手サブコンは莫大な受注額があるが利益も莫大。 実際に現場を管理したり作業をする業者にはギリギリの予算しかありません。 それなのに安全性、品質管理は特別うるさいです。 もっと充分な予算を実際に施工を行う業者に渡さないと建築関係の担い手が減る一方です。 最近は外国人労働者や派遣社員ばかり増えてまともな建設従事者は少なくなりました。 国や行政も本腰をいれてこの問題に取り組まないと日本の建設業は衰退していく一方です。
・136回の6回しか県職が立会い検査してない事は大問題でしょ。そもそも検査も立会い検査員が検査写真に映り込んで測量や検査を行うはず。検査員が経験不足なんて関係ないし、必ず検査の日取りは業者と検査員で調整して検査日を必ず設ける。 なぜ行かなかったのか疑問だしそこも大きく問題視するべきだと思う。
・昔マンション工事で浅川組の仕事を何件かやりました。とてもたくさんの人の命に関わる大事な工事をできるゼネコンとは思えなかった。トンネル工事を受注してる事に驚いた。
トンネルが崩れた時の被害を考えたら、工期や予算、上からの圧力を考えても情状酌量できる余地のない手の抜き方だと思う。
もちろんこれを機に考える事はあるけど、コンクリート3センチなんて、耐震偽装で大ニュースになった時のような大事件だと思う。
・ダイハツやビックモーターと同じ構図ですよね。組織の上層部が勇ましく言うと気持ちいい言葉や数値を吐き、無理難題が現場に押し付けられ、到底達成出来ないので現場はごまかし、逃げ切れたり発覚したりする。行政は税金で補填され、民間だと現場の首が切られるか、倒産して放置される。旧日本軍と何も変わらないことが令和でも起きていますね。日本の常識の多くを見直さなきゃいけない時期でしょうが、それすら出来ないほど疲弊しているのかもしれません。
・中身はダイハツの一件と全く同じ。 納期(工期)最優先でその為にはコンプライアンス違反も辞さないという事。 ただ、出来ない事を出来ないと言えない空気が、企業間であれ、企業とお役所との間であれ存在するのは事実。 この空気感を是正しない限り、同じような事例は沢山出てくる。
・これって単純に工事のやり直しで良いの? 民間なら契約した工期に間に合わなければ違約金が発生する。 場合によっては損害賠償も。 それに、これだけの事して指名停止はわすが半年ですか? たまたま見つかったから良かったけど、見つからずにそのまま供用開始されて、その後崩落したら大惨事に生りかねない。 こんな張りぼてトンネルは人命に関わる重大事案だと思うのですが。
・これは和歌山県の自治体と特定企業に限られた話ではなく、令和日本クオリティだと認識すべき。最近だとダイハツとか高島屋のケーキだとかビッグモーターだとかも同じような話。 地元で有力企業がこのような根本的な偽装をするなど、道徳以前に企業利益に反すると思うのは過去の日本。こんな不正が発覚したら公共事業が受注できず会社に損になると考えるのが過去の常識。しかし今は人手不足で経験者が現場に少なく、アルバイト労働者が多いためか会社の長期利益など気にせず目先やり過ごすことしか考えない。 自治体も検査項目をきちんとこなすのは過去の常識。人手不足で特に経験者は少ないのだろう。大手企業が大それた不正をするなど思わず、検査を省略したのではないか。 こう考えると似たようなことは世間にあふれかえっていると思う。これが令和の日本だ。
・このような厚み不足は現場責任者だけではなくその上司と事務方も認識していることから会社ぐるみで悪質だと言えます。何故なら予定していた生コンクリート量が半分や2/3と少ないのなら設計の厚さできははないためにおかしいと気がつくはずなのにそれを良しとして利益が出たと思ったのですよね。生コン会社への支払額が極端に少なければ事務方も気がつきますよね。誰も不思議だとはと思わないのならマンネリ化だと推測できます。だからこそ組織ぐるみで利益を出していたと思われるのですよ。このようなことがあれば過去に行った全てのトンネル工事のコンクリート被覆厚みを調査しなければなりませんよね。今回バレたトンネル工事で偶然厚さが薄かったとは思わないほうがいいですよ。きっと過去5年や10年以内に行った工事で複数の不正が見つかれば全トンネルを調査すべきですね。そうなればこの会社は倒産するかもしれません。自業自得かもしれませんよね。
・現在は円安なので資材高騰しているし、人件費も高騰しています。この中で会社が利益を得るためにコンクリートを薄めたり鉄骨を細くしたり等の手抜き工事をしているような気がします。 全国でこのような手抜き工事が蔓延している可能性があるので今はマイホームやマンションの購入はしないほうがいいかもしれません。 大阪万博で労働力の人手はとられているし、大阪万博も手抜き工事されていないかどうか常に現場の確認が必要だと思います。
・30Cmのところ、3Cmとはインチキも甚だしい コンクリートの納入量が大幅に少なくなる訳だから、会社も県の担当者もすぐわかる筈、 日本人のやる事か、
工事のやり直いだけでは、済まないだろう、 これじゃ泥棒が金返せば許してやるのと同じ、 泥棒は刑務所行となる 会社にはやり直し工事は勿論、20億円の罰金刑か、刑務所か
県の担当者も、全くのペナルティが無いと云う訳には、いかんだろう 影響の大きさを鑑みれば、 懲戒免職もしくは2年間の減給も有るかと、 思う位の重大事件ですぞ
・JVはあれこれ理由を言ってるようですが、簡単に言うとトンネルの工事費は掘削断面積で決まります。仕上がり断面積は決まっているので、その差を以下に小さくするかがトンネル工事現場事務所長の腕です。さらに、たぶんNATM工法で掘削しているので、問題になってるコンクリートの厚み(覆工コンクリート)や支保工の間隔は、トンネルの安全性に影響しません。いずれにしろ、ダイハツにしろこの工事にしろ、技術者の矜持が問われています。会社は事務職が牛耳り口下手の技術者が追い込まれているのでしょう。高度経済成長時、日本人はエコノミックアニマルと呼ばれましたが汗をかいていました。今は不労所得を求める人ばかりです。何が技術立国、国産製品ですので安心ですよですか。お茶が沸きますね。
・トンネル工事の施工実績の有る業者だったとしたら、過去に施工に関わったトンネルについても調査する必要が有る、今回のトンネル工事が初めてで、不正が発覚したなら、トンネル工事の施工技術が乏しい業者だったと思います。トンネルの構造体の上部に空洞なくコンクリートを圧送する技術は、かなり難しいのではないかと、素人の私でも思います。
・最近、役所は、トンネル工事発注に際し、技術提案を求めることが多い。そして、役所はその技術提案を採点して、入札価格も考慮の上、受注者を決めている。 しかし、トンネル工事を知らない役所が、トンネル工事に精通している業者の技術提案を採点する経験、能力があるのか、疑問を抱く。素人がプロを採点する。不思議なことを行っている。 役所は、もっと入札の方法を検討すべきと思う。
・よく社員研修とかで、仕事では品質を高めるのと納期を守るのと、どっちが優先かという話しで、納期は必ず守りましょう!みたいな教育がなされている。 これは資料作りとかで、「提出期限を過ぎてしまうが、もう少し時間かければ、より正確で見やすい資料が作れる」みたいな場合に、提出期限までに可能な範囲で作って、期限を守って提出すべきである、という意味なのだが。 それを現場で実践させると、こうなってしまうのかね。
・トンネルの経験があります。県の確認不足とありますが、当然だと思います。トンネルの経験なんて、そんなに出来るもんではないし、県やコンサルも経験者不足が深刻化しています。トンネルは昼夜2方(班)体制で止まらず進みます。我々も朝早出や休日出勤等で対応していますが、昭和の人間だから出来る訳で、現在の働き方改革の中では現実的ではありません。実際、現在2024問題対策でもなるべくリモート等で簡略化していく流れとなっています。トンネルは機械の設備費も高く、坑夫さんも休み=損害なので止まってはくれません。坑夫さん次第で現場の良し悪しが決まるので、坑夫さんに反論出来ない状況もあります。 ただトンネル掘削と覆工コンの施工業者は違うので、覆工コンの業者はかなり施工が困難であったハズで、施工不良についてもかなり意見が出たハズです。
・この事件が大陸や半島の隣国での出来事なのに大変ショックを受けている。 地元では地震や津波での被害を受けない迂回路としてこのトンネルの完成を待っていたみたいなので落胆している事だろう…。 減災を目的としたインフラの整備は今後も国内各地で必要なのでこの件は国も再発防止を講じる等対応策を纏めて貰いたい。 増税するなら、半日国家へのお布施なんかせずにせめて国民の生活や安全に直接、間接的に役立つ使い方をして貰いたい。
・これでは実際に南海トラフが起きた場合当然トンネルは崩れて本来災害時の為に作ったはずが海側も内陸側もどちら側からも退避出来ずに多くの命が失われてしまう可能性がある。たった6ヶ月の入札資格剥奪で済ませて良いものなのか?公式にこの会社の名前を全国に公表するべきではないかと思います。 そうすればおのずと信頼を失い受注が減少し会社の存続問題にまで発展するでしょうが、この会社が行った事はそれだけ代償を払ってもおかしくない問題だと思います。またそれによって自分達がどれだけの事をやってしまったのかと言う事に気付くでしょう。
・照明業者さんもあまりの事態にショック受けたのでは。 取り引きのしがらみもあったかもしれないのに実直に誠実な対応をしてくれた事は当然とは言い捨てられない気がする。 この機会が失われていたら沢山の命が未来に失われていたかもしれない。 照明業者さんに心から感謝します。
我が家はよく夫と息子が2人でドライブをします。 開通していたら通ったかも、と思うと恐ろしい。。
国の安全は大きな会社になっても堅固で誠実な職人気質有りきだと改めて思います。 この会社が入札6ヶ月停止の短い期間をどう受け止めるでしょうか。
・たまたま発覚しただけ。 他の地域でも同じようなことはかなりあるだろう。 政治家だけではなく、日本の企業という企業、役所という役所が嘘とゴマカシを何の罪悪感もなく行なっていると見て間違いない。 結局は嘘とゴマカシがあるものとして、制度や仕組みそのものをガラス張りにするなどして防いでいくしか方法はない。 アメリカなど、成果をあげている諸外国の不正防止の取り組みを日本も取り入れるべきだろう。
・工事費の負担は勿論のことだけど、この工事での迂回をさせられる地元の人に対しての慰謝料と迂回によって増えた燃料費等も負担してほしいですね!
建築の免許剥奪でも良いのでは? 極めて厳しい処分と処罰を課さないと、手抜きをする業者は無くならない!
手抜き工事=確実に廃業 これが妥当だと思います。 人命や大災害に関わる事ですからね。
・大変興味深く、深刻な記事でした。 和歌山県のみならず全国の問題だと思います。 特に、土木系は若い人から人気なく技術、経験豊富な人材が退職して本当に大変な時期です。 一つ間違えると多くの方が人災で亡くなる事も考えられない事遺憾です。 人生100歳時代、退職された方々を人材育成にお力借り、現職の方々の知識欲を増す事も必要かと思います。
・民官両方の工事を受注してる建設会社で現場監督してます。 ハッキリ言って役所の工事の検査は緩いです。 写真と書類さえ揃えておけば通ります。 役人は現場なんてほとんど見ません。 見られても大丈夫な様に施工はしっかりやってますが、全然見ないと中間検査でもガックリきます。 税金で立てるし自分が使う訳じゃないから適当ですよね。 その点、民間の工事は厳しいですね。 写真、書類より現場をよく見ます。 突然見に来るときもありますので施工はもちろんいつ来てもいいように現場を綺麗にしてます。 今回の件、役人が来ないのを知ってて適当にやったんじゃないでしょうか。
・建設業で働いてる人間ですが、公共工事の入札は、短納期、超格安な落札額に問題があります。職人不足な上に、材料費高騰もあって元請け側は、かなりの負担になっていたはず。 だからと言って、不正は絶対ダメですが、発注側も、もう少し建設現場の今の現状を見て、余裕を持った工期、予算組みを予めして欲しいです。
・県の担当者が経験不足とは。利用した方に何かあったら責任のとりようが無いと考えますが。受注側が全額負担としているがまた同じようなことをされないか不安でないですか。物から人へと転換したのは良いがそれは間違いだったようですね。これだけ自然災害の多い国は土木建築に重きをおいていてよかったように感じます。当時の皆さんは仕事にプライドがあったと思います。工期は厳守、仕事は慎重丁寧。まさに職人芸だったのではないでしょうか。背広着て、空調のきく仕事場が建築屋とはおそれいります。現場が苦労するような数字は控えて頂きたいものです。それに答えられる人材がどれだけいるのか。それが把握できなければどこでもおこりそうです。トンネル、橋、山際の道etc油断禁物な時代になりそうですか。
・浮いた工事費は何処に消えたんだ?、コンクリート厚が10/1なら使用材料も運搬費も施工費も浮くはず、まさか政治家にでも流れたんじゃないだろうね、以前に関わった建造物が有るなら追跡調査もしなければいけないと思う。
・施工業者はかなり悪質だけど、県の工事監督も機能していなかったんだろう。段階確認しているということは、掘削完了時点で検査をするはず。普通ならその時点で支保工位置が正しくないことを一目で見抜けるのに、出来ていないってこと。やり直し費用を施工業者が全額負担するのは当然のこととして、結果的にトンネル供用開始が遅れることに対する責任の一端は県にもあるのではないだろうか。
・自分も瑕疵工事の現場に行った事があるが、偽装工事に関わった人は何故、後でバレる事が分からないのだろう。直接施工した作業員の中には分かってはいるが上からの指示を正規とはいえ、自己判断で勝手に変える訳にはいかないからやるしかないのは分かるが、担当責任者は解体までして調査される可能性を考えないのか。そうなれば正規の工程以上にカネと時間がムダになる。責任者には自覚を持って対応してもらいたいものだ。
・関越トンネルが約10キロで630億円、恵那山トンネルが約8.5キロで890億円が建設費とされてる。トンネルはどこを掘るかで値段はピンキリだけど1キロあたりの単価が高額な事が伺える。
本件のトンネルは南海トラフを想定した作りを要求される事から通常のトンネルよりも堅牢な作りを求められてる中で、仮にすでに掘り抜かれたトンネルを改修、補強だとしても約1キロ(700m)を20億では無理だと思う。
きちんと完成したとしても20億程度ではとても堅牢なトンネルにはならん。しかも、利益出すために20億かけない様に工事するわけだから実際はもっと安く仕上げる形になる。最初から無理な話だったんだよ。
・県は「担当者が今回のようなトンネル工事の経験不足で、すべての進捗ごとに検査しなければいけないという認識が欠けていた」と説明。 私は土木業ですがはっきり言ってこれは言い訳です。そんなに検査するほど役所の担当職員に余裕がない、毎日あちこちに検査行ったり書類作ったりで職員も足りない、それが原因だと思いますよ。
現場で確認のため役所担当者に来てとお願いしても、行くことができないのでそちらで写真撮って送ってくださいとか言われることも多々あります。 そういうのを土木側も知ってて改ざんしたりできるという部分もあります。
一番悪いのは土木業者です。コンクリート代ケチって儲けを出そうとしたんだと思いますけどね。ただ、コンクリート打つとき余りに内壁の厚さがないのは多くの作業員は知ってたはず。 プライドある作業員なら反発あっても良いと思うけど、なかったとしたら話にならない。
・中央高速でのトンネル事故を思い出して欲しい。 何かあっても簡単に助けに向かうことが出来ないのがトンネル事故。 施工者は勿論、県の責任も非常に重い。 これをきっかけに、既に使用しているトンネルを調査して欲しい。 事故が起きる前が大切。 切に願いたい。
・今の日本 各分野で無理が生じてるんだよ 100円ショップに始まり ジェネリック医薬品に 安かろう良かろうは無いから この仕事にはこのレベルの賃金が必要なので売り上げもここまで必要ですってならないとダメと思います、消費者側は安いが一番ではあるけど安値のモヤシ業者(例えてすみません)とか100円ショップへ納入する会社とか相当無理が来てると思います
・公共工事はこんなもん多発だと思います。工事現場が人手不足なのに、それを監督する立場の技術者が人手不足じゃないわけがない。でも、議員達の政策のため、地元要望のため、無理矢理予算執行のため、と仕事は減らない。そこに膨大なマニュアルと行政の面倒くさい手続きの数、そこへの再発防止策で増えるルール。。同解決したらいいんでしょ。現場は手を抜くしかないですよね。遅延が認められないなら。
・県の工事監理職員及び工事検査担当職員の処罰が必要だと思われます。業者負担により再施工すれば良いのであれば、県の工事監理職員や工事検査担当職員など必要なかったことになりますり。供用開始が遅れることへの、責任の所在はどうなるのでしょうか。また、この業者が施工した他の物件について、再調査が必要だと思います。
・家電や車もそうだが、日本人の職人としての気概が薄れてきている。経営主体で技術職をないがしろにしている影響もあるのだろう。 昔はメイドインジャパンオンリーであったが今はどうせ壊れるんだから海外の安いものでもと良いかとなっている。 バブル崩壊とともに技術者が日本企業から外資に奪われて技術屋が育ちきっていない。その上で経営側にコスト減を押し切られ良いものを作れない。 価格のみが高い日本メーカーは国際競争にただただ負けていく。熟達した技術者はコンピュータ以上に精密で柔軟である。技術開発に製造がついて行けていない現状、もはやメイドインジャパンは過去の産物でしか無い。 今回の工事も経営に低コストを押し切られ、現場判断で安全をないがしろにした結果。やはり物言う技術者が育ってない証拠であり、経営>現場の報酬と権限のあり方に問題があるようである。
・自治体でも数名しかトンネルの知識は無い(近年では滅多と掘らない) 担当もこの案件以外も抱えている可能性が高い(発注や変更契約におわれ、現場に行きたいが行く暇がない) 確かに本来は段階確認が必要かもしれませんが、昨今の公務員への批判で、人員は減ることはあっても増えることはありません。 仮にメンタルで休暇がでても、人員は減ってるまま。 請負業者もちょろまかしてるんだから、担当に確認に来てくださいなんて言わないのでしょう。 人員の融通をきかせないと、どんなところでもこの様な事態は発生すると思います。
・6ヶ月入札停止とのことですが、果たしてその後も同じことを繰り返さないと誰が担保するのでしょうか。
入札停止だけでなく再発防止策を提出させ、行政側も責任持ってそれを承認するというプロセスが必要。そうすると再発した場合、承認した行政側にも一定の責任が生じるので真面目に取り組むでしょう。
・こんなの氷山の一角だろう。
南海トラフが来たら、検査から逃れていた日本版「おから」建築は全部馬脚を現すに違いない。トンネルは危険、橋も危険、崖も危険、路肩も危険……開けた平地の道路以外、全て危険と思ったほうがいい。 緊急時に使うルートを確認して、山や川を経由する距離はできる限り短くした方がいい。
・このニュースだけでは断定できないけど、これ、電気工事業者が発見したってことかな? こう言う土木工事ではどうか分からないけど、箱モノの工事なんかだと内装、電気工事業者は立場が弱いと聞く。 照明などの取り付けも建築工事に合わさなならばならない。 「電工の分際で余計なこと言いやがって。どうなるか分かってるのか」などと意趣返しされない事を願う。
・技術が追いついていない日本であることは 今に始まったことでは無い 世間が知らないだけ 施工の仕事をしていれば多くの技術者は知りつつ日々作業している。技術はない工期は急かされ予算は絞られ社員より安い責任感が薄れた派遣を使い物をつくるこの日本はもう技術匠の日本ではなくなってきています。日々良いものを作る日本は今はありません。 これが現実です。誰かが違うと書き込むと思いますが全てではないが大半の作業現場はこの通りだと認識して下さい。
・なんとなくだけど、ダイハツの問題と似ている気がしますね。 工期の短縮のために偽装したとかね。
これを単純に業者の問題としてしまうと、何も進歩が無い気がします。 ある意味で我々、日本の風土が関係しているんじゃないでしょうか。 私も仕事で、発注主が極度に納期を守ることを主張する場面に出くわすことがあります。個人でやってるので無理なものは無理と言うしかなく、業務の流れなどの中で優先順位をつけることを提案することがほとんどですが、まあ多少は無理を聞いて徹夜する事もあります。でもそういう場合、後で不具合が出る事が多いです。
営業(にあたる仕事をしてる人達)が行政担当者とどのようなやりとりをしているか知りませんが、状況の変化などに応じて、柔軟に対応する必要性をもっと広く共通認識とした方が良いのではないでしょうか。
遅延理由の妥当性を評価するにはそれなりに勉強が必要ですが、そこは頑張って頂いてね。
・たった6ヶ月間の指名停止だけで済まされる事ではない。こんな悪質でずさんな工事業者が6ヶ月過ぎれば、また入札できる事自体ダメでしょ。入札禁止にすれば工事業者が足らなくなるのはわかるけど人の生命に関わる事業にこんな業者は要らない。生命の安全を第一に考えて欲しい。
・今回の業社2社が関わった工事を全て細かく検査するべきですね 公的工事だけで無く民間工事も再検査した方が良いのでは? また県は重く受け止め当該担当者が関わった事業だけで無く数十年遡って県市町村の事業全ての再検査した上で安全宣言を行う覚悟を持って欲しいですね
・恐らく、この件は氷山の一角に過ぎないだろう。談合を廃して完全競争入札にすれば受注金額は下がる。 土建屋としては下がった分だけ品質を落とさざるを得ない。見えない部分実質的に検査項目に無い部分などで次から次へとコストカットをした結果だろう。 公務員の行政改革で技術職や現業職は大幅に削減された。官から民への掛け声のもと、何もかもアウトソーシングだ。その結果、公務員に現場の解る技術屋がいなくなってしまった。 特に近年の談合を排除して建設された建造物は危ないだろう。技術屋は下に見られ事務屋がふんぞり返っているからだ。 技術屋の誠は事務屋に踏み潰されてしまっている。今はそんな世の中だ。
・三年前にも大雨洪水で河川の土木工事や壊れた橋の建て替え工事がラッシュした。行政の競争見積りでは、予定見積りの半値以下の受注もおおいだろう。そうした下請け業者が無理に無理を重ねた結果だとおもう。そのときも設計どおりの施工でやりなおした。
・このような検査を、きちんと実施してこそ仕事して歳費を受けとる権利が発生する県職員のずさんな仕事でも、これで事故が発生したとしても、県職員の罪は問われないの?そうじゃないだろ、しっかりと検査回数を守ってきたにも関わらず事故発生したときにこそ、業者責任がとわれるものと考えることも必要だろう。 業者責任だけを問うメディアの報道にも問題があるように思う。
・昔はおおらかで、 トラックの荷台にこぼれた海老を拾い集めて持って帰るドライバーや 現金で渡すバスの料金を自分のポケットにいれたまま帰るバス運転手などの話しを聞いた 大工さんなら、常に柱を多めに発注し、それで自宅建てたことが、だんだんに大掛かりになり、大きな倉庫でも図面から鉄骨を間引きして、それで儲けるんだと豪語されてた方もいる 少しづつ悪い事が大掛かりになり、世の中は少しづつ適正を求めるレベルが上がっていることに 気が付かない怖さ また、こういう方は周りが、忠告しても聞かない方が多いのも現実
・手抜きは工事に限らずどこにでもあるかと、自身の職場、以前機械の点検がきちんと成されておらず使っていた人が不具合に因り怪我をして大問題になった事があるにも関わらず点検は未だにきちんと成されていない現状。人手不足で手が回らないから仕方ないと、過酷な労働条件にも関わらず低賃金なので募集しても応募が無い。会社は「利益率が前年を下回っている!」と言うばかり。結局手抜きをして数多くをこなさなければ、という事になってしまう。 どこにでも“転がっている”根深い問題。
・たまたま見つかった幸運な例かもしれない。こんなのは氷山の一角で、殆どが実際の事故が起こって犠牲者が出てから気付くのだとしたら恐ろしい。手抜きとか中抜きとか本当にやめて欲しい。安全面に重点を置いたって絶対ではないのだから、最初から安全性をないがしろにしたら何が起こっても不思議じゃない。
・県が絡むような工事でも平気で行われているという事だから、大小の規模に関わらずこのような工事が行われていたのだろうと推察してしまう。地域の人の期待も裏切り、会社側も社会的信用を失墜してまで不正をやらなければいけないのか?県の担当者も「経験不足」としているが、ただの職務怠慢でしかない。更に言うならば、現場では作業工期日程はタイトに設定されていて、休み返上&夜間までかけてやるのが当たり前になっている事が非常に多い。入札になればそれは顕著である。県側も過去の予算数字があるため、通年支出するため同等の工事を作り予算を維持して来期予算案にて計上する。実際の入札では参加業者を叩いて選定する。結果、下請け・孫請け・ひ孫請けにしわ寄せがくる。施工業者の技術と倫理に加え、他県に言えることだが県側の選定基準と意識が大きく変わる事を願うばかり。
・入札制度にも問題はあると思う。 なんでも想定価格の下限に近ければ良いと言うものではない。 安く早くやらせるだけが良いと言うものではなく、技術的やコンプライアンス的に工事を任せるに足る業者に請け負わせるべき! 今回の業者に対する処分は危機感が足りない処分と言わざるを得ない!
・これってこの途中に結構揺れる地震が起きると作業員の方々も恐怖‥でしょう‥トンネル崩壊と言えばかなり前の北海道の国道で巨石が落下し走行中の車両が押しつぶされる事故、近年では岡山県のコンビナートの海底トンネル崩壊で作業員の方々溺死‥を思い出す‥この分野こそ無人化をもっと徹底させるべき‥。
・この業者が、今まで手掛けた工事箇所の検証をして貰いたい。沢山の箇所で問題が出てくるだろう。これって殺人現場を作っている。 また指名停止が数ヶ月ってこの業界ってどうなってるの? 普通永久に取引停止、つまり出禁になるレベルだと思う。 また、県の監査等ですが、第三者機関に委託 し、また2社起用して抜け目無くやったらどうか?業者と公務員の癒着と防げるかもしれないし、今回のような事態になったら、損害補填をしてもらうとか。業者には損害補助能力は無いと思うので。 和歌山県知事!改善を!
・覆工はトンネルの施工サイクルに関係ないから、工期とは関係ないはず。 覆工コンクリート厚が足りないのは、掘削断面を小さくした(過小掘削で不当利益捻出)したとみるのが妥当ではないでしょうか? 記事の文面から、支保工が所定の位置に設置されていないとあるのは、延長方向ではなく、断面方向かな? であれば、支保自体も小さく製作されているはず。
自治体では、監督体制が確立出来ないから、受注者の不正を見抜けないものと思われます。
・発注者のオーダーが厳しいから招いた事案のような描かれ方をしているが、全く違う。できないことをあたかもできるかのように受注した業者の責任だ。完了検査の不備はあくまでも二次的な話。人の命に直接関わる工事であることをしっかりと認識すべきだ。
・受注額20億円と聞くと凄い額と感じるだろうが、父が土建業を営んでる数十年前から公共事業からの提示価格はかなり少なくなってます。 だから、請けると赤字だから請けたく無いと言ってました。 しかし、人の命が危うくなるような施工は許し難い案件ですよね。 南海トラフ発生、トンネル崩壊でバレる事なのに、人の命が失う前に、電気業者の方に気付いて貰って、不幸中の幸いだと反省して、どの業者も不正は大きな代償が必ずくるものと肝に命じて欲しいです。
・車のダイハツも偽装の検査数値で車の出荷禁止になったが、今回、大企業の請負ったトンネルまで数値か偽装されていたとは、日本はいつから偽装ばかりする国になったのだろうか。 数値をごまかす事が大事故につながる事を考えられないとは、どの様な精神で仕事をしたのだろうか。 信頼できる工事をしている他の会社まで疑われかね無いので、今回の偽装した会社の責任はかなり重い筈だ。
・施工業者が悪い、これは間違いない。 ただ全国的に見れば、これから毎年、鳥取・島根県あたり一県分の人口が毎年減っていく中で、この様な山間部のインフラ整備が本当に有益なのか、考えなければならない時期に来ていると思う。(このイチ事業がどう、では無い。) 海外の事例ではインフラのメンテナンスを諦め、都市部に人口を集中させる政策を始めている国もある。これが正しいとは言わないが、考えるべき岐路にあるとは感じてしまう。
・色々な市区町村で仕事してますけど県の職員は知識も無く業者にいいようにされてるのも見たことあります。こんな若い女性が判断できるかな?って思ってたらやはり全然現場のことなんてわかっていなかった。他の町役場の人は現場みるの一瞬なので髪型崩れるのいやなのでヘルメットすらかぶらない、現場はヘルメット着用のはずなのにほんとにどうかと思うことがある
・コンプライアンス違反は断じて許してはならないが、その中でも今回のケースは利用者の人命にかかわるという点で極めて悪質だ。施工業者の指名停止や全額負担の再施工は当然のことながら、再発防止のため入札の経緯に問題がなかったかについても丁寧な調査が必要だ。
・現在全ての工事や行事など全て行うことについて 発注側の市町村の担当者が何も知らないことが多い。 3年ごとに異動が行われるため3年後には全くの素人があてがわれている。 日本の全く進まないDXや戦後のままの道路工事設計など代表的なものであろう。 3年間だけ知識が増え進化するが4年目には全て無に帰すというのがこの日本の仕組み。
・崩落し大規模な被害が出る可能性があった。 どこの施工業者がおこなったのか公表すべきでは? 偽装と手抜きをするような施工業者ならこのトンネルだけではないはず。 これまで携わってきた全ての現場を別業者に再点検させる必要がある。
・インフラ工事は競争入札ではなく、ちゃんと審査をクリアした業者が利益の取れる適正価格で行うべき。 審査は、不良工事の履歴等の項目を設けて、信頼できるところが審査をクリアして受注できるようにすれば、インフラ工事を請け負える業者のステイタスにも繋がるんじゃない?
・コンクリートの厚さが規格値を外れ極端に薄くなることで強度不足になることは、この規模の現場を管理する技術者は理解していたはず。 ただ、ミスを認め下請けへ追加費用を払い工程を圧迫させてやり直す事を決断できる程の会社での役付けもなかったんだと思う。 やり直したいけどやり直せずそのまま、そしてその後の管理も手に負えない状況で大きな欠陥のある構造物ができあがったのだろう。
直接的な原因は、施工時の測量ミスだと思います。
指名停止期間が、6ヶ月とは短すぎるのではないでしょうか?地元の有力ゼネコンだから、忖度してるのでしょうか?この規模のやり直し工事をやれるほど金銭的に体力のある会社は、県内でも数社しかいないのではとおもいます。 20億規模の工事を管理できる知識経験のある県の担当技師もいなかったのも問題ですね。
・手抜き工事を擁護する訳ではありませんが、公共工事の落札は、最低入札価格ぴったりでないと、落札出来ないという現実があります。しかし、人命に関わる様な所を削って、事故が起きて賠償責任発生したら、身も蓋も無い。数年前の東京入谷の下水道工事の事故の様な事になりかねない。材料費や、機材のリース代を安い所を探して、企業努力するべきだと思う。
・阪神淡路大震災の時にも、新幹線の高架橋の手抜き工事が露見した。 幸い早朝の発生だったので人的被害は無かったが、結局何も改善されていないということ。 事態を重く見ても、半年間の指名停止で済むとか甘々な対応では今後も同じよう事をする事業者は後を絶たないだろう。 やはりこのような事態を引き起こした場合は、全国の公共事業から10年は締め出すべき。 さらに元請けだけではなく、下請けも含めて締め出し、看板の架け替えで切り抜けることもさせないため、現場監督レベル以上は個人レベルで締め出す。 そして、もしその個人が僅かでも事業に関わっていることが判明したは、事業費の支払いを停止するくらいの対応が必要。 そうすることにより、例え元請けが手抜き工事を企てたとしても、下請け、個人の死活問題となれば、現場レベルで阻止しなければ自分達の仕事が立ち行かなくなることにより、抑止力になるだろう。
・まず持って県の浅川組に対する現状の処罰が6ヶ月の指名停止だけが発表されているがこれはおかしいでしょう。県の検査体制も含め刑事事件として調査すべきでは?県の発表にある県の担当者が経験が浅かったのが検査が甘かったのが原因と言っているがよくこんなコメント出せるなと思いますね。多分浅川組というのは和歌山県内では有数の業者でしょうがしっかりと契約、検査関係に不正がなかったか調査すべきでしょう。和歌山の南部にはこの種契約によく関わる代議士先生もいますからね!
・大問題だね。受注した業者の責任は重大だが、県の検査回数が136回必要なはずが実施したのは僅か6回とは納税者に対しても重大な責任問題だよね。県の職務怠慢というより職務放棄に等しくない?136回必要な検査が実施6回でしょう?公共工事なのにトンネル崩壊したら利用者が命を落とす可能性だって有るわけでしょう?何か業者と癒着が有った様に感じるねぇ。しかも完成が大幅に遅れて、工事中に大地震が来て海岸沿いの既存道路が崩壊したら工事中のトンネルなんか意味無くなるのでは?杜撰な業者と杜撰な管理の相乗効果は最悪だねぇ。それで業者はたったの6ヶ月の入札停止?甘過ぎないかなぁ?工事が延びれば当然工事車両が走る訳だから付近で工事車両と一般車の事故発生率も工期延長に比例して高くなる訳でしょ?大問題だね。
・確かに担当者はプレッシャーがあったかも分かりませんが、1番悪いのはやはり担当者。 あくまで言い訳です。
普通にモラルがあれば流石にここまでの手抜きはさせないです。せいぜい、数センチです。 時代が違うかも知れませんが、会社や上司もあまり担当者に細かく聞けないし、指示できないこのご時世にも問題ありだとおもってしまいます
・建設メーカー勤めです。 日頃、発注者(役所)や元請(ゼネコン)とやり取りする事が多いのですが、元請はともかく、発注者にはとんでもない素人がいるのをよく見かけます。建設部は役所内でハズレな位置付けである為、「他の部署で務まらなかった」人間が回ってくるケースが多いのがその一因。「公共工事、こんなレベルで良いの!?」業界20年のキャリアですが、しょっちゅうそう思わされる現場と相対していますよ。
・記事の中で和歌山県の言い訳が以下のようにありますが、「県の管理の甘さが、ずさんな工事を助長した面もある」とか「担当者が今回のようなトンネル工事の経験不足で、すべての進捗ごとに検査しなければいけないという認識が欠けていた」前者では「助長した面もある」ではなく「助長した面がある」で後者では「経験不足で」ではなく「勉強してなくて」ではないでしょうか。136回必要な検査が実施されたのは6回ですよ。信じられない怠慢か、「ぐる」なのかと疑ってしまいます。もし、「ぐる」ならば贈収賄事件も考えられるのではないだろうか。
・きっと土木業界は発注者側の人間も受注者側の人間も同じ高校や大学の土木工学科で、先輩後輩の同族学部。そこに政治家の利権(地元の票と工事費の利益)が絡んで、裏ではごちゃごちゃになっているように思います。 過疎地では公共工事も少ないので久しぶりの美味しい「すき焼き」気分で、元受け、協力業者皆で美味しい夢を見たのでしょう。 処分も6ケ月とは軽すぎると思いますが、1年以上にすると来年度の受注者が居なくなると言うジレンマなのでしょうね。 今回発覚して居なければ、地震のいざという時に頼りの逃げ道で犬死するところですよね。土木業界の政治癒着?もいい加減にしておかないと国民から総スカンで公共工事予算削減になりますよ。
・和歌山県の公共道路工事は、かなりの割合が浅川組の受注なので、過去10年間の受注案件を、大至急で全て検査したほうがいい。施工不良などの契約不履行が判明したら、そこから5年以内に提訴すれば、損害賠償や工事やり直しを命じることは可能です。
・県の担当職員の施工管理能力が全くなかった事が証明されてしまった。県側に言い訳の余地は無い。正確に言えば、県そのものにそれだけの仕事を管理する能力が無かったということだ。 業者にだけ負担を押しつけるのは筋が通らない。納得のいく処置がとれるのだろうか? 少なくとも関係職員に賞与は出なかっただろうな。
・普通に考えても現場担当者独断じゃないでしょ。 どう考えても支払いをしてる会社側が把握出来ないなんて事はあり得ない。 どんな事業でも予算計画を立てていて、コンクリートが10分の1であればその部分の支払いも10分の1になってる時点で明らかにおかしい事に気付くでしょ。 この担当者の回答も会社が作った回答なんでしょ。担当者が厚さが薄い事を把握していなければ監督能力までも疑われるし、それこそこの担当者が実施してきた工事全てにチェックが入る指示が来てしまうからね。 会社も十分に把握してて、時効になった時に崩れても自分たちは知らない。みたいな気持ちでやってたんだろうね。
・公共工事の土木業者は入札価格で予算を得ていながら、その中でコスト削減を行い自社内へ還元させるのは日常茶飯事。国道沿いの雑草撤去や橋梁補修などでは警備員を配置していなかったり、100m手前から工事看板を設置しなければならないのに50m程で100m看板を置いていればいい方、『何この渋滞? あっ工事規制してたんだ!』と皆さんにもそう思った事があるはず。公共工事という大義名分の下に適当工事は横行しています。許可や指示を出す役所は現場任せばかりなので、徹底的に監視やパトロールをしなくてはならない。
・照明の施工をした別業者が報告しなければそのまま開通されていたでしょう。 その後崩落事故などで人命が奪われてしまうことは想像に難くないことを考えると、もはや大量殺人未遂で立件してもらいたいくらいです。 上級国民や捜査機関、司法に楯突くような国民を陥れる場合には強引な法の解釈をしてでも立件するのですから、6ヶ月の入札資格停止なんて甘い処罰ではなく、今後このような業者が出てこないように厳しく処罰するべきです。
・まず県は検査も確認も怠っていた事が問題だが、 形だけの検査は行ったが規則に従った検査を行わなかった事は、 担当県職員の処分は行う事が必要です。 一般的には考えられない公共工事であるが手抜きどころでは無く、 流れと結果を考えると浅川組から担当県職員へ贈賄の可能性もある。
また浅川組負担でのやり直しは当然であるが、 工事完成までの懲罰金も徴収する事は県民の被害を考えれば 最低の県の責任として行うべきでしょう また浅川組への6か月の入札停止も不可解な事であり、 入札停止業者がやり直しとは言え県の工事を行うのは変でしょう で、あれば工事終了後に入札停止の処分を行うべきでしょう。
それと県は感謝するべきは照明器具を取り付け、 不良を発見し県に報告を行った誠実な業者でしょう この業者が今後の事業に関して報復を受ける可能性もある その様な事も県は重大な犯罪を不正だ業者に対して ちゃんと対応をする事。
|
![]() |