( 124749 )  2024/01/02 12:33:30  
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橋下徹氏(2018年6月撮影) 

 

 大阪府府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏は30日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「政治とカネ」の問題をめぐり、元明石市長の泉房穂氏の主張に反論した。 

 

【写真】トークイベントで議論を交わす橋下徹氏と泉房穂氏 

 

 橋下氏は、泉氏が支援して今年8月に兵庫県三田市長選で初当選した田村克也市長が市議会12月定例会で、市長選の公約で「白紙撤回」としていた県内2病院の再編統合を一転、推進する方針を表明したという報道を引用した上で「泉房穂前明石市長が全力で応援した三田市長の顛末。泉氏は55年体制の野党の政治スタイル。中身を吟味せずとにかく反対。そして現実から乖離」と投稿した。 

 

 泉氏は最近、安倍派など自民党の派閥パーティーをめぐる政治資金問題を厳しくただす発言を、メディアで続けている。橋下氏は「政治と金の問題については、僕も泉氏の意見とほぼ同じ」とした上で「ただし泉氏は衆議院議員当時の所属政党からもらった金について雑所得になり得ることの認識なく、金をもらっていた旨番組で発言。脱税の可能性がある点で同じ穴のムジナの可能性あり。また自分の選挙のやり方で当選する!と豪語するが、泉氏は衆議院議員選挙において小選挙区で勝ったことはない。1度目はセコイ比例復活。2度目は比例復活すらできなかった」と指摘した。 

 

 「僕も今の選挙の仕組みには反対。しかし自分のこれまでの選挙のやり方で衆議院議員小選挙区で当選することは絶対にないと確信。泉氏は、公にボロカスに罵っている自民党西村前経産大臣と同じ小選挙区。西村氏は政治と金の問題の渦中の人なんだら、泉氏が主張するやり方で、西村氏と勝負すべきだ。選挙に金はかからない!政権交代なんて簡単!と常日頃、言っているのだから」とも記載。安倍派事務総長経験者で、今回の問題で東京地検特捜部の任意の事情聴取を受けたことが分かった西村康稔前経産相との次期衆院選での「対決」を促した。 

 

 西村氏は、泉氏が市長を務めた明石市を含む兵庫9区選出で、当選7回。 

 

 

 
 

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