( 124990 )  2024/01/04 05:28:28  
00

FNNプライムオンライン 

 

2024年1月からはじまる「新NISA」 そもそもどんなものなのか?やってみたいけど注意点は?お金の専門家が「人生が変わるかもしれない」という新NISAを深掘りする。  

 

【画像】そもそもNISAって? 画像を使って紹介 

 

例えば…株や、資産運用のプロが代わりに投資・運用してくれる投資信託などの金融商品に投資をしたとする。少し経ち…買った時より1万円値段があがったので売る。しかし、この儲かった分に約20%の税金がかかる。このケースでは2000円かかることになり、手に入る利益は8000円…となるが、「NISA」なら利益や配当に対する税金がかからない。 

 

現在のNISAには、投資できる商品の違いなどで「一般NISA」と「つみたてNISA」がある。ただどちらも、年で投資できる金額の上限が決まっていて税金がかからない期間にも制限がある。 

ただ2024年1月から始まる「新NISA」では、これが大幅に拡充される。年間の投資できる金額が大きく増えるうえに、ずっと税金がかからなくなる。しかも、いまは「一般NISA」「つみたてNISA」どちらかしか出来ないのが、”併用可能”になり、あわせて1800万円まで税金がかからない。 

 

では、この「新NISA」をお金の専門家はどう見るのか?お金の専門家で元メガバンク支店長の菅井敏之さんは「非課税の金額が非常に大きくなったということで、”人生が変わるかも”というケースが出てくる」という。 

 

菅井さんは「少額で、長期で運用するのに対しては投資しやすいように、ハードルを低くして、制度が拡充されたということ。仮に50歳60歳になっている人も、人生100年と言われている中で、そこからの運用期間を考えると、関係のない人ってあまりいない気もする」と話す。 

 

「ブロードマインド」という会社が20代から40代に行ったアンケートでは「新NISAの内容まで知っている人」が4割近く。また新NISAを「必ず利用したい・利用する予定」という人も4割近くいて、検討中まで含めると8割近くにのぼった。 

 

 

 
 

IMAGE