( 125240 ) 2024/01/04 23:34:04 0 00 写真:LIMO [リーモ]
2024年がはじまりました。
1年の中でも特に1月は家計を見直し、貯蓄目標を立て、コツコツと計画的にお金を貯めていく仕組みを作るのに最適な時期です。
【円グラフで「60歳代の貯蓄額」をすべて見る】平均・中央値はいくら?新NISA制度の概要もチェック
物価高に苦しんだ昨年。
2024年の先行きはまだ不透明ですが、まずは少額でも「貯蓄習慣をつける」ことが大切でしょう。
貯蓄額の目標を立てる際に目安となるのが、同年代の貯蓄額です。
自分と同年代の周囲がどれくらい貯蓄を保有しているかを知ることで、具体的な貯蓄の目標金額を決めやすくなるでしょう。
今回は金融広報中央委員会の資料をもとに、60歳代・二人以上世帯の貯蓄額をみていきます。
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
2019年に話題となった「老後2000万円」。
実際に60歳代・二人以上世帯で達成している人はどれくらいいるのでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」より、60歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
●【60歳代・二人以上世帯】の貯蓄2000万円~3000万円未満の割合 ・8.8% ●【60歳代・二人以上世帯】の貯蓄2000万円以上の割合 ・29.1% ●【60歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値 ・平均:1819万円 ・中央値:700万円 貯蓄2000万円~3000万円未満は1割未満、貯蓄2000万円以上でみると約3割となりました。
次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。
●【60歳代・二人以上世帯】の貯蓄2000万円~3000万円未満の割合 ・11.1% ●【60歳代・二人以上世帯】の貯蓄2000万円以上の割合 ・36.7% ●【60歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値 ・平均:2317万円 ・中央値:1270万円 貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄2000万円以上は36.7%。
平均は2000万円を超え、中央値は1000万円を超えました。
老後資金に2000万円が必要とはいうものの、現代のシニアで達成している世帯のほうが少ないとわかりました。
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