( 125404 )  2024/01/05 12:53:39  
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羽田空港の滑走路で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故で、管制官が海保機に対して滑走路手前まで走行するよう指示を出した後について、「他の航空機の調整などがあり、意識していなかった」と話していることがわかりました。 

 

今月2日、日本航空機が羽田空港に着陸した際、滑走路で海上保安庁の航空機と衝突し、海保機に乗っていた副機長の田原信幸さん(41)ら5人が死亡したほか、機長が重傷を負いました。 

 

この事故では海保機には滑走路への進入指示が出ていないにもかかわらず、海保機が滑走路に入っていたとみられています。 

 

関係者によりますと、滑走路を担当した管制官は国交省の聞き取りに対して、「他の航空機の調整などがあり、海保機に滑走路手前までの走行指示を出した後の動きは意識していなかった」と話しているということです。 

 

一方、海保の機長はこれまでの国交省や警視庁の聞き取りに対して、「航空機の後部がいきなり燃えた」「出力を上げた時に後ろから追突された」「申し訳ない」と話しているということです。 

 

国の運輸安全委員会は、きょうも日本航空機の乗務員に聞き取りを行うなどして事故の原因を調査しています。 

 

TBSテレビ 

 

 

 
 

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