( 125795 )  2024/01/05 23:10:20  
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2024年から新NISAが始まり、月々5000円ずつの投資が意味があるかについて検証されています。

新NISAでは、年間投資枠が拡大され、非課税保有期間も無期限に延長されます。

したがって、少額の投資でも無駄にはならず、将来の資産形成のためにつみたて投資を始めることは現実的です。

特に新NISAでは複利効果が期待できるため、少額の投資でも効果が期待できます。

(要約)

( 125797 )  2024/01/05 23:10:20  
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2024年から新NISAになるようですが、5000円ずつの投資は意味がないでしょうか? 

 

2024年1月より開始予定の新NISAをきっかけに資産運用を始めようと考えている方も多いでしょう。しかし、なかには資産運用に回せる余裕資金が毎月5000円程度しかないため、NISAを始めても意味がないと考えている方もいるかもしれません。 

 

本記事では、新NISAスタートをきっかけに、月々5000円ずつの投資を始めることに意味があるのかどうかを検証します。 

 

2024年1月より新NISAが開始され、より有利な税制での資産運用が可能となります。新NISAと現行NISAの大きな変更点となる、年間投資枠と非課税保有期間の違いを図表1で比較します。 

 

【図表1】 

 

図表1 

 

金融庁 新しいNISAより筆者作成 

 

新NISAでは、年間投資枠が大幅に拡大されているほか、非課税保有期間が無期限に延長されています。 

 

結論から言えば、5000円ずつの投資でも無駄になることはありません。一般的に余裕資金の少ない20代のうちでも、月々5000円程度ならつみたて投資に回すのは現実的です。コンビニや外食での出費を少し節約して積み立てることが、将来に向けた資産形成につながります。 

 

本項では、5000円ずつの投資でも新NISAを始めるべき理由を解説します。 

 

■非課税保有期間が無期限だから少額・長期の投資が可能 

新NISAでは、非課税保有期間が無期限に延長されるため、少額の積立でも非課税期間を無駄にすることはありません。20歳から新NISAを始めれば、60歳で定年するまでの40年間、運用益が非課税のNISA口座で積立を続けることが可能です。 

 

また、新NISAでは、つみたて投資枠と一般投資枠の併用が可能です。したがって、少額の積立と併用して、ボーナス月などに一般投資枠での資産運用を行うこともできます。 

 

■複利効果を得られるから少額の投資でも効果が期待できる 

現金での貯金とは違い、NISAでの資産運用では複利効果で資産を増やすことができます。投資期間と複利の効果には相関があるため、少額でも早い時期から始めることで複利効果が大きくなる傾向があります。 

 

また、資産運用は元本保証ではないため、資産が目減りすることもありますが、少額かつ長期間のつみたて投資ならリスクを最小限におさえられる点もメリットです。 

 

 

 
 

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