( 125835 )  2024/01/05 23:37:49  
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1月2日、羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突事故を起こし、379人(乗客367人、乗員12人)が炎上する機体から18分間で避難を完了した。

この事故で、日本航空の乗客が避難誘導をしていた10人のANAのスタッフが協力し、乗客のケアを行った。

また、ANAの小型機も整備士によって利用できる状態に整え、乗客たちにトイレを利用させた。

この行動は称賛され、空の仲間たちが協力し合う姿が話題となっている。

(要約)

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ANAの航空機 ※写真はイメージ(Tobias Arhelger/stock.adobe.com) 

 

羽田空港で1月2日、日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故。衝突から18分間で379人(乗客367人、乗員12人)が炎上する機体から避難を完了したミッションはメディアから「奇跡」と称賛されました。そして、陰には同じ空を仕事場とする同業他社の協力がありました。 

 

【写真】「私事ですが…」突然の機内アナウンスに拍手と感動 

 

事故後、JAL機から乗客が次々脱出。付近にいたANAのグランドハンドリング(グラハン)のスタッフ約10人がすぐさま駆け付けました。ふだんは貨物を運んだり、機体を誘導する地上業務です。グラハンのスタッフは避難誘導した後、乗客のケアに努めました。何人かが「トイレに行きたい」と話したため、同社の整備士に連絡。偶然、近くにANAの小型機が駐機していたため、整備士の誘導で乗客数人がトイレを利用しました。 

 

混乱のさなかでしたが、ANAの広報担当者は「小型機にはボーディングブリッジ(搭乗橋)がついており、整備士が乗り込んだのち、すぐに電源を入れました」と迅速な対応であったことを明かしました。 

 

このエピソードがXで披露されると、15万を超える「いいね」が寄せられるなど話題に。「会社が違っても助け合いがおこなわれていたんですね」「ANAも協力していたなんて知らなかった」「影のヒーロー」と空の仲間の危機に駆け付けたANAスタッフの行動を称える声があがっています。 

 

(まいどなニュース・門倉 早希) 

 

まいどなニュース 

 

 

 
 

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