( 126018 )  2024/01/06 21:59:50  
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細かく色分けする、先生の言葉をメモする……。授業ノートの取り方は十人十色。では、優秀な高校生は、どうやってノートを取っているのでしょうか? 偏差値70を超える高校生記者のもちさん(2年)に、ノートのまとめ方を紹介してもらいました。 

 

英語の単語を書いたルーズリーフ 

 

単語をまとめるときは、縦に線を3本入れ、スペースを4分割にしています。そして、一番左の欄から順番に「覚えたい単語」「単語の意味」「単語を用いた例文」、最後に「単語を覚えるためのイラストや豆知識」を書き込みます。単語の意味は日本語ではなく、英語で書いています。単語を赤で書くことと、イラストをわかりやすくすることによって、単語が印象に残るようになります。 

 

問題とその問題の解説を書いたルーズリーフ 

 

数学のノートは、一番上に問題を書きます。その下に解き方、解く上で重要なポイントを書きます。 

 

解く上での重要なポイントは、見やすくするために違う色で書いています。どの問題集やワークを使ったかを明確に記しておくことが大切です。それによって、問題集を解いているときに、まとめたノートと関連するページを照らし合わせるのが容易になります。 

 

数学の用語をまとめたルーズリーフ 

 

数学の用語を覚えることも数学を理解する上で必須なので、ノートにまとめるときは単語を赤で書き、意味を隣に書きます。 

 

古文のノート。上下に分けて、十分な余白を取ってまとめています 

 

古文はノートの1ページを半分に区切ります。上に授業で扱っている古文の物語の本文を、下にはその現代語訳を書きます。 

 

工夫している点は色です。難しい単語などがある場合は、隣に活用形や意味をオレンジのペンで記します。下の現代語訳は赤のペンで書きます。これによって、赤シートを用いて現代語訳と単語を暗記でき、赤シートをかざさない時は、違う色なので単語と現代語訳をすぐ見分けられます。 

 

授業で扱ったプリントを貼る 

 

現代文のノートは、見開きで横にして使います。上のページに授業で扱ったプリントを貼り、下のページは板書を取るためのスペースに使っています。 

 

板書を写したページ。とプリントのページで見開きになるように工夫しています 

 

意識している点は、現代文のノートのサイズです。A4の大きさだとどんなプリントも貼れ、板書も全て見開きでまとめられます。 

 

(高校生記者・もち=2年) 

 

高校生新聞社 

 

 

 
 

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