( 126271 )  2024/01/07 22:16:47  
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再開に向けて、復旧作業が進む羽田空港のC滑走路(7日午後2時9分、東京都大田区で、本社ヘリから)=佐藤俊和撮影 

 

 東京・羽田空港のC滑走路上で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した死傷事故で、国土交通省は7日、事故直後から閉鎖されていたC滑走路の運用を8日午前0時に再開すると発表した。事故が発生した2日以来、6日ぶりに全滑走路が運用され、発着容量は事故前の水準に回復するという。 

 

【動画】羽田空港C滑走路 8日から運用再開(空撮ヘリ) 

 

 C滑走路では、事故2日後の4日夕から復旧作業を開始。事故機を撤去して格納庫へ収容したほか、熱や破片で幅約90メートル、長さ約30メートルにわたって損傷した滑走路面の再舗装や穴の補修、滑走路脇の芝地にできた溝の埋め直しなどを7日夕までに終えた。 

 

 国交省によると、羽田空港では2日から7日(午後4時現在)までに計1453便が欠航した。全日本空輸は8日から羽田発着の全便で運航を予定する。日本航空は「事故処理の対応などで一時的に体制が整わない」として国内線14便を欠航するが、9日以降、欠航は減る見通しという。 

 

 

 
 

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