( 127099 )  2024/01/10 12:44:26  
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能登半島地震に関連し、海外メディアは災害対応について報道しており、日本の地震対応に焦点を当てている。

BBCは北陸地方で救援活動を行う警察官の写真を紹介し、自衛隊員が被災者に食料や水、毛布を提供している様子を報じている。

また、米国の新聞も被害の状況を伝える写真を掲載し、日本の対応を強調している。

さらに、ビジネス・インサイダーは日本の地震訓練と対応に注目し、その重要性を強調している。

(要約)

( 127101 )  2024/01/10 12:44:26  
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雨が降る中、倒壊した自宅から住民を救う救助隊員=3日、石川県珠洲市(桐原正道撮影) 

 

能登半島地震をめぐり、海外メディアは災害対応を相次ぎ速報するとともに、日本人の地震への備えに焦点を当てるなど、地震に見舞われる他国との対応の違いを強調している。 

 

【写真】被災者の疲れをいやす自衛隊風呂「極楽の心地」 

 

英BBC放送(電子版)は雪降る状況の中、北陸地方以外から応援に来た警察官らが人命救出を懸命に行っている写真を掲載。また、家屋が崩壊し、避難を余儀なくされている被災者に対し、自衛隊員が食料や水、毛布などを手渡ししている様子を詳述した。 

 

また、積雪の多さで知られる米中西部ウィスコンシン州拠点の「ウィスコンシン州ジャーナル」(電子版)も、輪島塗の漆器とみられる器やギターなどの日常品が、半壊した民家から庭に持ち出されている写真を掲載し、被害の大きさを伝えた。 

 

一方、「『準備の文化』を持つ日本」との見出しで今回の地震を報じた米ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」は、「数々の自然災害に見舞われた歴史を持つ日本は緊急事態の準備を的確に行う国の1つ。この対応が人々の避難を助け、命を救うことにつながっている」と指摘した。 

 

具体例の一つとして、関東大震災(1923年)があった9月1日に毎年、日本で地震訓練が行われていることを紹介。「生徒まで訓練に参加し、三角巾で腕を吊ったり、ホースを使って消火したりする」と伝え、「これは極めて重要なことだ。というのは、能登半島でみられるように、緊急サービスが地震後数日間にわたり、遮断される恐れがあるからだ」と強調した。 

 

さらに、訓練は「実際に何をすべきかを教えてくれる。人々への信頼の重要性も教えてくれる」との外国人居住者のコメントも紹介し、訓練に伴う「社会交流」が生存に直結する、と力説している。 

 

 

 
 

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