立憲民主党の小西洋之参院議員が自民党の政治資金パーティーについての裏金問題について述べた投稿が話題になった。

投稿には、「大山鳴動して鼠一匹にもほどがある」ということわざを使って検察の不作為に対する怒りが表現されていたが、このことわざの意味についての反応が相次いだ。

（要約）

　立憲民主党本部 

　立憲民主党の小西洋之参院議員がＸ（旧ツイッター）につづった、自民党の政治資金パーティーにまつわる裏金問題への書き込みが、話題を呼んでいる。 

【写真】ツッコまれまくった小西議員の投稿 

　小西氏は１３日、「政治資金事件　安倍派と二階派の会計責任者を在宅起訴で検討」というＮＨＫのニュースを引用。「大山鳴動して鼠一匹にもほどがある。　数億円の裏金分配が会計責任者だけで出来ないことは子供でも分かる。しかもキックバックそのものが政治資金規正法違反で公民権停止の罪なのにそれを不問にすることは政治家が裏金を受け取ることを許すことになる。検察は死んだのか。」と幹部に立件の手が及ばない見込みである怒りを、ことわざを使ってつづった。 

　しかし、「大山鳴動して－」の意味に言及するリポストが相次いだ。 

　「大山鳴動して」は「大きな山が鳴り響いて揺れ動くので、大きなこと起こるか見守っていたが、一匹のねずみが出てきただけだった」という意味で「騒ぎが大きい割りに、実際にはたいした事件ではなかった」ことを示す。 

　それだけに、「つまり取り立てて事件もなかったわけですね」「おーい　その例えじゃ、大したことない事案になるぞ！」「大騒ぎした割に大した事なかったなら問題ないじゃないですか。」とツッコミが入った。