( 128966 )  2024/01/16 00:31:38  
00

スターフライヤー機=福岡市博多区の福岡空港で2020年6月、石田宗久撮影 

 

 航空会社「スターフライヤー」(北九州市)は15日から、北九州―羽田線で実施していたペット同伴搭乗サービス「FLY WITH PET(フライ・ウィズ・ペット)!」を、国内線全5路線に拡大した。小型の犬と猫が対象で、1便あたり2匹まで客室に搭乗できる。ただし搭乗者1人につき1匹で、料金は乗客分とは別に片道1匹5万円。 

 

【写真特集】日航 初の犬同伴チャーター便 

 

 国内の航空会社では通常、ペットは貨物室へ預けることになっており、客室に持ち込むことはできない。 

 

 スターフライヤーは、旅行者の利用形態の変化やニーズの多様化などを受け、国内で初めて、2022年3月に北九州―羽田線で、ペットの機内同伴サービスを導入した。今回は福岡―羽田線など国内全ての路線に広げた。3月30日搭乗分まで販売中で、3月31日以降については同社ホームページで知らせるという。 

 

 同伴する場合、乗客は自前もしくは同社が貸し出すペットケージ(縦50センチ、横40センチ、高さ40センチ程度)に犬や猫を入れて最後列に座る。臭い対策が施されていることや、各種のワクチン接種を終えていること、ケージの外に出したり、水以外に餌を与えたりすることは禁止し、おむつの着用なども求めるという。緊急時にペットを連れての脱出はできない。【林大樹】 

 

 

 
 

IMAGE