( 129554 )  2024/01/17 12:47:33  
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泉房穂氏 

 

 兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏(60)が16日、自身のSNSを更新。自民党派閥の裏金事件を巡り、元テレビ朝日社員の玉川徹氏に共闘を“打診”した。 

 

 裏金事件で、東京地検特捜部が安倍派の実力者「5人組」や事務総長経験者ら幹部議員の立件を見送る方向で検討していることが判明。 

 

 玉川氏は「金額での線引きは納得できない」としたうえで「われわれの感覚からすれば1000万円も4000万円も高額です。それを検察が勝手に4000万円で線を引くってことであれば、もうこれは検察を信用できない」と述べた。 

 

 特捜部は、パーティー券の販売ノルマ超過分を議員側に還流させた際の支出を、派閥の政治資金収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反容疑について、客観的な証拠が乏しく、派閥の会計責任者との共謀を問うのは難しいとみているもよう。 

 

 泉氏は、玉川氏が「もうこれは検察を信用できない」などと発言したことを報じた記事を引用し、「かつて5億円のヤミ献金疑惑で、『検察は正義をおこなっているのか!』と怒った一人の男が、検察庁の看板に黄色いペンキを投げつけ、特捜部のメンツは丸つぶれになり、その後、議員辞職、逮捕、起訴となった。玉川さん、黄色いペンキをもって、一緒に行きましょうか」とつづった。 

 

 1992年の東京佐川急便事件では、5億円の政治献金が明らかになった自民党の金丸信・元副総理が略式起訴となり、抗議した男が検察庁の看板に黄色いペンキをかける事件が起きた。 

 

 

 
 

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