( 130024 )  2024/01/18 14:47:21  
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・名古屋大学は独立行政法人とはいえ国の機関だ。 

 

人事院は職員の懲戒処分について、 

  次のいずれかに該当する懲戒処分は、公表するものとしている 

(1) 職務遂行上の行為又はこれに関連する行為に係る懲戒処分 

(2) 職務に関連しない行為に係る懲戒処分のうち、免職又は停職である懲戒処分 

 

懲戒処分の公表は内部規律の保持や、対外信用性の維持に重要と思う。 

名古屋大学は公表しない合理的な理由を説明するべきだ。 

 

 

・国の処分がどの範囲まで制限を加えられるものなのかを考えると、理研はうまいこと引き抜いた格好なのだろうなと。記者が問うべきは「研究不正の防止に失敗した人を採用してでも求めるものは何か」「不正防止について疑問符のつく人材を責任者として配置する際にどのようなリスク・マネジメント策を講じていくのか」といったもっと具体的な懸念点だったのでは。 

 

 

・伊丹氏は、合成科学や触媒科学など駆使してナノカーボン分子を作る権威(eratoなどを実施)。名古屋大学のITbM(トランスフォーマティブ生命分子研究所)の教授として活躍していた。記事にもあるように大学院生の不正に関しcorresponding autherとしての責任を果たさなかったことからファンディング機関から3年間競争的資金不交付の処分を受けている。理研としてはITbMから優秀な研究者の引き抜きと捉えてるのだろうね。 

理研の「主任研究員」というのは組織的には開拓研究本部という純粋基礎研究を分野横断的に優秀な研究者を集め実施する組織のPIに与えられる役職名で、国の法人化する前の財団法人時代(長岡半太郎や鈴木梅太郎らも在籍)からある伝統的な名称。伊丹氏が理研に移るのなら、開拓研究本部だけでなく環境資源科学研究センターなどチームで研究する所にも在籍するのでは。 

 

 

・このケースは実際に不正を行った大学院生が相当用意周到に捏造をこなしていた。 

それに気が付いて自ら不正の申し立てをしたので、責任著者としては処分を免れなかったのは判るが、自分でそのケリをつけた点はむしろ評価されてよいはずだ。 

でなければ、見なかったことにして隠ぺいする事例が増えるだろう。 

「国の研究費配分機関」としてのルールを杓子定規に解釈すれば「研究費の配分を止められている研究者を採用するなどケシカラン」という意見にもなるのだろうが、そこは採用した理研がキチンとした声明を出せば済む問題と思う。 

 

 

・成果欲しさの大学院生が行った捏造を、「名前を貸しただけ」とも言える指導教官(しかも、不正を見つけて公表した)まで連帯責任を負う必要があるのだろうか。勿論、不正に加担していたのであれば責任を負うべきだと思うが、そうでないなら、指導教官は「監督不行き届きで譴責(または減給6か月等)」程度の処分が妥当だったのでは? 

 

 

・顧客が研究者の仕事に従事しています。 

研究の世界はまだ昭和感が抜けていないように感じます。 

自分が苦労したから下の人間も同じ苦労をする必要がある、だから無意味な仕事だけどとりあえずやるべきだと本気で考えている先生が頂点に君臨しているような気がします。 

出入り業者にはそんな素振りを見せることは少ないですが、若手の研究者は耐えられないようで絶え間なく入れ替わる世界になっている気がします。 

上の先生に気に入られるとトントン拍子で昇進するようですので気にならない人には住みやすい世界なのかもしれませんが。 

 

 

・大学や理研などの研究者は一般社会からの乖離がはなはだしいと思います。大量の税金が投入されている意味は、最終的には社会に役立つことを期待しているからですが、そのような意識はほとんどないと思います。彼らの常識は社会の非常識になっている部分は多いと思いますが、彼ら自身はそれに気が付いていないことがほとんどです。私は大学の研究者から民間企業に移籍しましたが、移ってからそのことがよくわかりました。 

 

 

・仮に大学院生の研究が将来ノーベル賞につながるものだったとして、ノーベル賞を受け取るのは「コレスポ」さんの可能性が高い。それほど、コレスポは評価も受ければ、責任も重い。責任著者なんだから。 

 

一方で、大学教授には「論文量産体制」として、自分は面倒くさい「筆頭著者」を書かずに学生や講座の研究員に書かせ、自分は責任著者になる者もいる。すると、一年の間に数本から十数本の業績が産まれる。研究者の一覧で、英語論文がたくさん並んでいるのに一番最初に出てくる名前はその人じゃない。 

 

大学院生は博士号が欲しい、研究員はポストが欲しいので筆頭で書きたい。教授は評価のポイントが上がって地位や給料が高くなればよい。 

 

ちゃんと指導している責任著者もいるけど、筆頭著者が概ねやったことを「ちゃんとやった?」「ここの言い回し変えよう」という程度で、データをいちいちチェックしない人もいる。この辺は人や事例による。 

 

 

・コレスポンディングオーサーは、単なる“連絡窓口”であり、記事にある「研究チームのメンバーに適切な指導や助言を行うほか、論文の内容をしっかりと確認して責任を持つことが求められる」ような義務がないことは、ICMJEの統一投稿規定でも明確に定められている。勝手に、“責任著者”と和訳して、事実を超える責任を負っているかのような印象を与えるのは適切ではない。ただし、共著者の一人としての責任は当然にある。 

 

 

・研究現場の実態から見て、件の研究不正は100%筆頭著者のせい、という認識の国内研究界隈。でもそれが世界基準からずれてる。昔のようにラストネームの責任著者の大先生がデータも見ずにOKするのではなく、ファーストネームの筆頭著者クラスが同等な関与で書くようになっている。この件で科研費を止めたのは世界基準に適う処分だが、それ以外の国内界隈の対応は世界的に非難される可能性が高い。 

 

 

 

・この記事を読んでいて、暴力事件で出場停止処分中の日ハムの中田を、巨人の原監督が巨人に招き入れ、シーズン半ばから出場させた件を思い出した。 

当時、中田への処分をうやむやにしたと批判されたが、いつの間にかその批判の声は小さくなった。 

 

 

・「国立大学であれば教授会があり...多数の反対が出る可能性が高い。」 

 

そうかな?  

ディオバン事件の渦中にあった東大教授は何のお咎めもなく、その後、内科学会会頭に推挙され、定年後は天下って私大教授。 

東大医学部の教授会は、お互いの研究不正をかばい合い、定年後のポストを譲り合う互助会組織。自浄作用は機能していない。 

多くの大学で同じではないかな。 

 

 

・一発であたかも悪の権化のようなイメージを植え付けるのはどうかと思うのだが...しかも今回は実際に不正を行った張本人という証拠もなく決着。 

 

100の論文を出して1の不正が見つかり、なおかつ実験をしていた共著者のデータに問題がある場合に筆頭著者の研究倫理を全否定するようではやってられないところもある。 

99は問題ないし二度目があるかどうかは監視が続くことになる。 

 

今回は、本人の不注意も認められての「もらい事故」という印象にすぎないのだが...? 

 

 

・別角度で、研究者や大学教員が実力を示す方法の論文。 

不正の裏のひとつに、論文をまともに書ける人が多くないということ。 

できる人の論文に小判ザメのように張り付く、できる人に書かせて成果をもらう、横取りするなどなど。 

まあ、そんな低質な論文は、関係者なら、すぐにわかりますけどね。 

ただ、予算を出す側が、騙されている、テキトーという見方もあるが。 

 

 

・「ただ、責任著者は筆頭筆者以上に論文の成果に対する名誉や評価を享受できる一方、」 

 

そんなことはないのでは?一番享受できるのは筆頭著者だと思うが。今回の件の是非はともかくとして。 

 

 

・corresponding author(責任著者)てえのはその論文に関する全ての責任を負っているので、「不正には関与していない」などの言い訳は通用しない。研究室を主宰している事を理由に、大した寄与をしていなくても「責任著者の名前だけ寄こせ」とか言う輩は、決まってこんな責任逃れの言い訳をするんだよね。 

 理研も文部科学省の傘下なのだから、当該人の人件費とプロジェクト費を全て凍結すれば良い。 

 

 

・> 伊丹氏は責任を問われ、国の研究費用の配分を決める科学技術振興機構(JST)や日本学術振興会(JSPS)からはペナルティとして、研究費用の交付を2025年3月末まで止められている最中。 

 

理研への研究交付を止めるしかないのでは? それでも高待遇で優遇したいならすればいい。 

 

 

・STAP細胞はあります! 

なんとも懐かしいな。 

当時は世紀の大発見ってなことで、連日このニュースばかりだった。 

割烹着姿だった彼女は今どうしているのやら。 

 

 

・理研は東大の第二工学部みたいなもの。そもそも大学では上手く扱えない研究(者)を、大学外でやるために作られた機関だろう。なので、出自からして、こういうことが起こることは十分あり得る。 

 

 

・化学の人間は純粋な理学からすると、定量的な成果が出す必要性に迫られるから、縦割りで強引だと思う。 

 

 

 

・理研が名大の不正論文責任著者を採用するということは、その分野でその人以上に優秀な研究者が国内にいなかったということなんでしょうね。優秀な研究者は、米国や欧州に流出して帰ってこないもんね。 

 

 

・筆頭著者問題ですね。個人的には4回生から修士に上がるのが簡単すぎる問題と博士号取得者かさまし問題に遠因します。WEBサイトに上がっていたり,本屋さんで売っている修士課程入学試験問題集,あれ見ていたら本当に簡単。中学受験よりある意味簡単。ただしこうした制度を放置し増長していたのは,教授職という管理職なので,研究者としての責任ではなく管理職責任もデカい。よって国立研究所の主任研究員にしてはダメ。 

こうしたダメダメを教授にするという事例は,多々あります。論文撤回事件を起こした国立研究所の方が大手大学に天下りなんてことも…。私? やんわりとダメって言ってしまいました。結果,絶賛干物加工攻め。 

こうしたことを防ぐには…博士課程に進むには,兵役の義務=民間企業への就職義務を課すこと。博士号取得後にも民間企業修行義務。どちらかでは,研究開発というより量産ラインを見させるのがいい。経験論的に外れはない。 

 

 

・これ,この業界にいる人間からすると大問題だけど,コメ伸びてないね~。なかなか難しい問題だけど,やったもんがちな側面はある。バレなければOKだし,ばれてもほとんど不利はないとなればね。不正やって中国の大学に行った人もいたね。 

 

 

・アメリカでは、ノーベル賞学者でも、人身事故を起こすと刑務所に入れられる。理研監査委員会を作り、陪審員のように市民参加させると良い。 

 

 

・不祥事直後は逆にもうしないという安心感があるのかな? 

今、ビッグモーターに買いに行く人もそういう心境なんだと思う。 

 

 

・スポーツでも種目によってはオリンピックから締め出されてもXGames有るから、さしたる効果は無いのに似てるなと思った。 

 

 

・罰は罰として、研究を止めるのは日本の技術の停滞を招くから反対。 

責任著者の給料減額が相当で、本人が有能であるならば研究費は止めるべきではない。 

 

STAP細胞の場合は元々の技術が怪しく、研究者も無能とは言わないがアレだったから。 

 

 

・倫理と研究能力とは必ずしも比例しないのかねえ。 

暴れ馬のタズナをうまくさばければいいのかもしれないが。 

 

 

・そもそも補助金を法人ごとに支給するのがおかしい。研究テーマに対して出していれば起こり得ない話。 

 

 

・こういった科学論文って たたけば 埃まみれになりそうね。 

ある程度の 再現性があれば 良しとなるのですが。 

 

 

 

・名古屋大学には、 

国民からの質問に答える義務があり、 

拒む権利はないと思う。 

 

 

・まあ、記事は凡人の発想ですね。天才は往々にして扱いにくいものですがそれを活用する社会が発展するのです。 

 

 

・名大や理研は、伊丹健一郎氏に対する処分や採用理由を、ちゃんと公表する責任がある! 

 

 

・理研ですからねえ。昔から理研の人事はほぼコネ (ローカル権力者が好きな人を採る) って有名な話ですし。 

 

 

・悪いことをしたとはいえ院生は学位剥奪。 

責任者となってるはずの研究者はペナルティ帳消しの上、昇進。 

 

責任て何やろ? 

 

 

・成果の責任もあれば不祥事の責任もあるはず。 

 

 

・研究費の世界も自民党と同じだよ 

審査に透明性などなく、強い者が下を切り捨てる 

 

 

・海外も似たりよったり。 

再現性のない論文を大量に生産して、研究者面してる、ボスが大量にいる。 

 

 

・一言だけ。「余人を持って代えがたい..とか、常套文句を言うのでしょうか?」以上です。 

 

 

・罪を憎んで人を憎まずでは? 

やり直しの機会を与えることも大事だと思います。 

 

 

 

・それならJAXAの古川氏も… 

 

 

・ドラマ 白い巨塔の教授会みたいなもんでしょ。 

 

 

・結果として不正への関与はほぼなかったと判断されただけでしょ。 

 

 

・仮にも研究者やってて研究不正は論外なのですが、それにオファーを送る理研は流石に頭沸いてるのかと思います 

というか理研は例のSTAP細胞問題で自殺者を出してしまってるんですよ。理研の研究不正への向き合い方はおかしくないですか? 

 

 

・不正した本人は学位取り消し、指導教員の先生は研究費受給停止処分、これ以上になんの罰を与えたら満足でしょう?公民権停止?死刑?不正した張本人ならまだしも、責任著者だからって職業選択の自由すら認められないの? 

 

 

・懺悔としてお国の為に成果を出してください。 

 

 

・もう、この国は終わっているやん! 

合掌 

 

 

・理研レベル低いなぁ 

 

 

・終わった国の、利権(理研) 

 

 

・STAP細胞は有るにもかかわらず、無いものにされた? 

イカサマ理研の信用度はイカサマ? 

大丈夫かコイツら 

 

 

 

 
 

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