( 130180 )  2024/01/19 02:12:44  
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北陸新幹線の延伸に伴い、敦賀駅で乗客の乗り換えシミュレーションが行われました。

新幹線と在来線の乗り換えについて懸念があり、シミュレーションでは乗客らがエスカレーターで混雑し、想定よりも時間がかかるなどの課題が浮かび上がりました。

JR西日本はより安全かつ効率的な乗り換え方法の工夫を行っていくと述べています。

北陸新幹線の金沢-敦賀間の開業は3月16日の予定です。

(要約)

( 130182 )  2024/01/19 02:12:44  
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MBSニュース 

 

 今年3月に延伸する北陸新幹線。敦賀駅で乗客の乗り換えシミュレーションが行われました。 

 

 石川県の金沢駅から福井県の敦賀駅まで延伸される北陸新幹線。これに伴い、サンダーバードなど関西から北陸方面に向かう在来線の特急は敦賀止まりとなります。これまで特急1本で行けた金沢へは、敦賀駅で新幹線に乗り換える必要があり、平均17分早く着くことができますが、料金は1620円高くなる見込みです。 

 

 乗り換え駅となる敦賀駅。開業後は混雑が予想されるため、スムーズに乗り換えできるか、1月18日に乗り換えシミュレーションが行われました。シミュレーションは、新幹線が金沢方面から敦賀駅に到着して在来線に乗り換える、という想定で行われました。 

 

 なんとJR職員ら900人が参加して、さっそく乗り換え開始です。3階の新幹線ホームから、2階の改札を経由して、1階の在来線特急ホームを目指します。2階の改札付近はスムーズではありますが、通勤ラッシュ並みの混雑ぶり。するとその先では、1階に向かうエスカレーターに乗客が集中して、コンコースはあっという間にエスカレーター待ちの人で大混雑となってしまいました。 

 

 最後の乗客が特急に乗り込み、乗り換えが完了しましたが、かかった時間は13分ほどでした。JRが想定している乗り換え所要時間は約8分なのですが…。 

 

 (JR西日本・金沢支社 岡久資副支社長)「エスカレーターの前に乗客が集中したところもありましたので、より安全にご案内できるように工夫していきたいと思います」 

 

 北陸新幹線の金沢-敦賀間の開業は3月16日の予定です。 

 

MBSニュース 

 

 

 
 

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