トヨタの子会社であるダイハツ工業は、軽自動車の認証試験で不正を行っていたことが発覚し、その影響で国内の全工場が稼働停止に追い込まれた。
ダイハツは車両の安全性に関わる試験で不正を行い、トヨタや他社へのOEM供給する車種でも同様の問題が発見された。
不正の一例として、エアバッグの試験などで安全性の不十分な可能性が指摘されている。
このような問題が顕在化した要因として、実験と認証を担当する部署が同じ開発部門にあったことや、内部通報制度の運用に課題があることも指摘されている。
ダイハツと親会社のトヨタとの関係についても批判の声が上がり、再生可能かどうかに疑問が投げかけられている。
これまでダイハツはトヨタによって醸成された組織風土を持ち、今回の不正に関してトヨタの責任は大きいとの指摘もある。
(要約)