( 131728 )  2024/01/23 22:17:56  
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2026年度からブロッコリーが「指定野菜」に追加されることが決まりました。 

この「指定野菜」、皆さんご存じですか? 

 

【写真を見る】半世紀ぶり!ブロッコリーが「指定野菜」に追加 今後の価格に影響は?【ひるおび】 

 

■「指定野菜」とは 

 

「指定野菜」というのは、「特に消費量が多く、国民生活に重要な野菜」として国が指定している野菜です。 

 

現在は 

▼キャベツ▼きゅうり▼さといも▼だいこん▼たまねぎ▼トマト▼なす▼にんじん▼ねぎ▼はくさい▼じゃがいも▼ピーマン▼ほうれんそう▼レタス 

の14品目。 

 

今回のブロッコリーの追加は、1974年のじゃがいも以来、約半世紀ぶりとなります。 

ブロッコリーの出荷量が10年前と比べて3割近く増加するなど、需要が伸びていることが理由です。 

 

指定野菜に追加されることで・・・ 

▼国のガイドラインに沿って生産や出荷が行われるため、流通量・価格が安定 

▼価格が大きく下落した場合に生産者への補助も手厚くなる 

 

これにより、食卓に安定的に並べられやすくなります。 

 

■「安定した価格で販売できる可能性」 

 

ブロッコリーの価格をスーパー「アキダイ」に伺うと、10日前は100円で、今日(1月23日)は158円。確かに価格の上下が激しい野菜といえます。 

 

今回「指定野菜」に追加されることで、生産者が増え、出荷量も増加することが予想されます。 

「平均的に安定した価格で販売できる可能性も出てくる」と秋葉社長は話しています。 

 

コメンテーター 関根麻里: 

子どもの頃からブロッコリーは見た目もかわいいし、食べやすいし、日常的に食べています。娘はまだちょっと好き嫌いが多くて、もうちょっと食べてほしいなっていうときもあります。 

 

恵俊彰: 

茹でてマヨネーズ以外で食べたことがない気がする。 

 

コメンテーター 関根麻里: 

胡麻和え、美味しいです。冷凍もできるし、お弁当に入れても便利です。 

 

コメンテーター 友利新医師: 

ニンニクと一緒に炒めたり、子どもの離乳食の手づかみ食べのときにあげたりするので、必ず茹でて置いてあります。だから1日おきか毎日くらい買ってます。安いときは「ラッキー」って思うんですよ。 

 

 

街の人はー 

50代女性 保育士 

「ブロッコリー、大好きです。簡単なのはやっぱりすぐ茹でたり、冷食のブロッコリーをチンして朝とかよく使いますね。」 

 

40代女性 自営業 

「安いときは頻繁に買います。週に何回か買って、茹でてあげると子どもがすぐに食べるので。(子どもも)大好きです。」 

 

恵俊彰: 

確かに指定されるだけのことはありますね。 

 

■カルシウムやたんぱく質も “野菜の王様”ブロッコリー  

 

ブロッコリーは、アブラナ科アブラナ属で、キャベツや小松菜の仲間です。 

含まれる栄養素はカルシウム・食物繊維・ビタミン類・カリウム・鉄分・たんぱく質など。 

管理栄養士でもある山形純菜アナウンサーは、「人の体に必要な様々な栄養素が多く含まれた“野菜の王様”」だと言います。 

 

ブロッコリーの流通は1970年代から始まりました。 

流通量は2012年に12万2500トンだったのが、2022年には15万7100トンと、10年で約3割増えています。 

▼品種改良などで一年中入手ができるようになった 

▼健康志向のレシピが増えニーズが高まっている 

などが増加の理由と考えられています。 

 

山形純菜アナウンサー: 

管理栄養士目線で言いますと、茹でるより、蒸すか電子レンジで調理すると栄養素が出にくくなります。 

 

コメンテーター 友利新医師: 

筋トレしている人も、たんぱく質があるからよく食べるんですよ。「ささみとブロッコリー」が定番ですよね。 

 

(ひるおび 2024年1月23日放送より) 

 

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