( 131778 ) 2024/01/23 23:15:48 0 00 山上徹也被告(43)を乗せた車が奈良地裁に到着
おととし、奈良市で安倍晋三元首相を手製の銃で撃ち殺害した罪などで起訴された山上徹也被告(43)について、奈良地裁で裁判の争点や進行について話し合う「公判前整理手続き」が23日午前10時ごろから始まりました。
山上被告を乗せた車が23日午前9時半ごろに奈良地裁に入り、関係者によると、手続きは本人出席のもと非公開で行われましたが、事件の争点や取り調べを行う諸手続きが行われ、約30分で終了したということです。手続きを終え、山上被告を乗せた車は午前10時50分ごろに奈良地裁を出発しました。
安倍元首相を銃撃した罪などに問われている山上被告の公判前整理手続きをめぐっては、去年6月、奈良地裁で山上被告本人が出席して1回目が行われる予定でしたが、不審な段ボール箱が届き中止になりました。箱の中に入っていたのは危険物ではなく、山上被告の刑の減軽を求める署名が入っていたことが判明しましたが、騒動の直後、山上被告は「次回以降、出席するかどうかは考えたい」と話していました。
その後10月に改めて行われた1回目の手続きには、山上被告は姿を見せませんでした。弁護士によると、出席しなかった理由について、被告本人が「解散命令の請求日と手続きの期日が近く、(自分が出席することで)関連付けて報道され、騒ぎになるのを避けたかったから」と話していたということです。
次回の公判前整理手続きは未定ですが、今後、手続きで争点などを明確にした上で公判の日程が決まることになります。
山上被告
その後10月に改めて行われた1回目の手続きには、山上被告は姿を見せませんでした。弁護士によると、出席しなかった理由について、被告本人が「解散命令の請求日と手続きの期日が近く、(自分が出席することで)関連付けて報道され、騒ぎになるのを避けたかったから」と話していたということです。
山上被告を乗せた車は、午前8時20分ごろ大阪拘置所を出発し、午前9時半ごろに奈良地裁に到着しました。
今後、公判前整理手続きで争点などを明確にした上で公判の日程が決まることになります。
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