( 131853 ) 2024/01/24 00:35:55 0 00 公式会見に出席する森保一監督(Koki NAGAHAMA/GEKISAKA)
日本代表の森保一監督がGK鈴木彩艶(シントトロイデン)に対する差別発言に強い口調で抗議した。24日のインドネシア戦に向けた公式会見に出席した指揮官は「あってはいけないこと」と繰り返し強調した。
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22日のトレーニング後、報道陣の取材に応じた鈴木は19日のイラク戦(●1-2)後にSNSを通じて差別的な発言を受けたことを明かし、「控えていただきたい」と抗議。「自分としてはそこに負けるつもりはない。結果で見返してやろうと思った」と話していた。
この日の会見でそのことをどう受け止めているかを聞かれた森保監督は「世界の多種多様な文化、人種、価値観等々、お互いが相手のこと、みんなのことを尊重して共存共栄していくことが大切だと思う」と主張。「フットボールという一つの競技を通して国と国がつながり、人と人がつながり、一つのフットボールという共通言語でいろんな価値観を認め、みんながつながれるということを活動、試合を通していろんな方に伝えていきたいと思っている」と述べた。
そのうえで、「我々の大切な選手であり、日本の大切な選手である鈴木彩艶に人権侵害の言葉、差別的な言葉を向けた人には断固として抗議したい」と力説。「彩艶についてはストレスや傷ついている部分があれば、チームで全力でサポートし、彼が少しでも穏やかに生活して、思い切ってサッカーに集中できる環境を作ってあげたいと思っている」と、チームとして全力で支えていくことを約束した。
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