( 132836 )  2024/01/27 03:58:38  
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国土交通省=東京都千代田区 

 

 ダイハツ工業による認証試験不正問題で、国土交通省は26日、道路運送車両法に基づき、トラックタイプの商用車3車種を対象に、大量生産に必要な国の認証「型式指定」を取り消した。 

 

【写真】不正が判明したダイハツ工業の小型SUV「ロッキー」のハイブリッド車(HV)モデル 

 

 型式取り消しの行政処分は、2022年の日野自動車、23年の豊田自動織機に続き3例目。3車種は事実上、国内向けに生産できなくなる。 

 

 ダイハツは昨年12月、国内向けに生産・開発している全28車種の安全性に関する試験で不正行為があったと国に報告。不正の規模は生産終了や海外向けを含めると64車種に上る。 

 

 国交省が同社本社(大阪府池田市)に立ち入り検査した結果、国内では46車種156件の不正を確認した。処分対象の3車種は、安全性を確かめる衝突試験で、エアバッグがタイマーで作動するよう不正に加工されていたことが発覚。同省は「特に悪質な不正行為」と判断し、型式取り消しに踏み切った。 

 

 3車種は、ダイハツ「グランマックス」、OEM(相手先ブランドによる生産)供給しているトヨタ自動車「タウンエース」、マツダ「ボンゴ」。  

 

 

 
 

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