( 132844 )  2024/01/27 04:09:59  
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自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、政治資金規正法違反で起訴された池田佳隆被告。

地元の有権者は彼に対して議員辞職を求める声が高まっており、彼の事務所のパソコンが破壊された疑いも浮上している。

有権者は議員としての彼の行動に強い不満を示しており、一部では「給料泥棒」との批判もある。

(要約)

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池田佳隆被告の地元事務所に人影は無かった=名古屋市天白区で2024年1月26日午後4時30分、酒井志帆撮影 

 

 「さっさと議員辞職すべきだ」――。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、政治資金規正法違反で起訴された衆院議員の池田佳隆被告(57)=比例東海、自民を除名。事務所のパソコンがドライバーなどの工具で壊されていたとも報道され、地元の有権者は「そこまでするのか」と絶句していた。 

 

【図で解説】そもそも…今回の疑惑の構図 

 

 名古屋市緑区の無職の女性(75)は起訴の一報を聞き、「潔く議員を辞めるべきだ。(被告の)給与を、大変な思いをしている能登半島地震の被災者に使っては」と憤った。 

 

 緑区に職場があるというパート従業員の女性(62)も「会社員だったらすぐに解雇されるのに、(有罪が確定するまで)議員であり続けられる仕組み自体がおかしい」と吐き捨てるように言った。 

 

 有権者は強い不満を示しており、自民党愛知県連のある幹部は「このまま議員を辞めなければ、『給料泥棒』と批判が高まるばかりだ」と頭を抱える。 

 

 さらに、東京地検特捜部が昨年12月に地元事務所を家宅捜索した際、事務所のパソコンが破壊されていた疑いも浮上。天白区の無職女性(73)は「そこまでするのかと信じられない。ひどすぎる」とあきれ顔だった。 

 

 前回の選挙で池田被告に投票したという男性(67)は「証拠隠滅としか思えない。近所に張ってある(被告の)ポスターが汚らわしく見える」と肩を落とした。【酒井志帆】 

 

 

 
 

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