( 132971 ) 2024/01/27 14:25:00 0 00 「第72回関東東海花の展覧会」で茨城県による特別展示を見学する秋篠宮ご夫妻と次女佳子さま=2024年1月26日午前10時24分、東京都豊島区、代表撮影
宮内庁は26日、秋篠宮ご夫妻と次女佳子さまが22日夕、能登半島地震の発生メカニズムと特徴について、地震学が専門の東京大学名誉教授から宮邸で説明を受けたことを明らかにした。
【写真】皇室の方々はなぜ研究に打ち込むのか トリ、ハゼ、水……分野様々
各種の観測データなどをもとに、広範囲で強い揺れや津波が発生し、海岸線の隆起などが生じている状況を聞いたといい、ご夫妻は高校から帰宅した長男悠仁さまに説明内容を伝えたという。
側近によると、ご夫妻が地震学の専門家からの説明を希望したといい、予定の1時間を超えて説明を受けた。秋篠宮さまは16日にはオンラインで、総裁を務める恩賜(おんし)財団済生会の福井、静岡、滋賀各県の病院などから被災地への支援活動について説明を受けた。災害派遣医療チーム(DMAT)の活動状況のほか、被災地の医療事情や被災状況の報告を受け、関係者をねぎらった。
秋篠宮ご一家は、雪や雨、寒さなど、厳しい環境での生活を余儀なくされている多くの被災者や、災害対応にあたる人々の心身の健康を大変心配しているという。
胃腸の不調で10日に内視鏡検査を受けた紀子さまは、引き続き胃腸が優れない状態が続くものの、侍医の助言を受けつつ食事をする努力をしている。今後の行事への出席は、侍医と相談し、その都度検討するという。(多田晃子)
朝日新聞社
|
![]() |