自民党の小野寺五典元防衛相は28日のフジテレビ番組で、1989年の政治改革大綱に基づき、主要な党幹部は派閥を離脱することになるとの見通しを示した。
小野寺氏は「大綱は生きている。党の重要な役目の方が(派閥を)抜けていくことは普通の流れではないか」と語った。
小野寺氏は岸田派所属。岸田文雄首相は党総裁・首相に就任した後も同派会長を務めていたが、派閥の裏金問題を受けて昨年12月に同派を離脱。同派は今月23日に派閥解散を正式に決めた。