( 133445 )  2024/01/28 23:58:32  
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警視庁のホームページによると、過激派団体「東アジア反日武装戦線」のメンバーである桐島聡容疑者(70)が、1974~75年の連続企業爆破事件の一つに関与し、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた。

最近、「内田洋」と名乗っていた男性が、神奈川県藤沢市の工務店で住み込みで働いていたことが判明した。

男性は胃がんで通院し、最近路上で体調が悪化したため入院したという。

工務店は40年以上前に創業し、警視庁公安部はこの男性が桐島容疑者であるか調査中だ。

(要約)

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桐島聡容疑者(警視庁のホームページから) 

 

 1974~75年に起きた連続企業爆破事件の一つに関与したとして、爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)を名乗る男が、「内田洋」という名前を使い、数十年前から神奈川県藤沢市の工務店で、住み込みで働いていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。 

 

【写真】爆破事件があった東京・銀座の韓国産業経済研究所入り口ドア付近 75年 桐島聡容疑者が関与か 

 

 男は約1年前から胃がんで通院していた。病院でも当初は「ウチダヒロシ」を名乗っていた。捜査関係者などによると、今月前半、工務店近くの藤沢市の路上でうずくまるほど体調が悪化し、自ら通報して入院。路上で男の救助に携わった近くに住む60代男性は取材に「やせ細っていた」と証言した。以前に目撃した印象を「80歳近くに見えた。眼鏡をかけていた」とし、男の発見の報道後、指名手配の写真を見て「目が似ていると思った」と話している。 

 

 民間信用調査会社によると、工務店は40年以上前に創業。男が桐島容疑者であれば、偽名で長期にわたって神奈川県内に潜伏していた可能性があり、警視庁公安部は経緯や支援者の有無を調べる。 

 

 

 
 

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