( 133450 )  2024/01/29 00:04:26  
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自民党派閥の裏金事件に関連して、ライターの武田砂鉄氏が山谷えり子議員らに不正を批判するツイートを行った。

武田氏は、キックバックを報告書に記載していない議員が、ホームページでのみ報告するスタイルが増えていると皮肉り、その軽すぎる動きに批判が相次いでいることを紹介した。

東京地検特捜部の立件対象ラインを不記載額3000万円と定めたことについても言及し、批判の声が多く挙がっている。

(要約)

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山谷えり子議員 

 

 ライターの武田砂鉄さん(41)が28日、X(旧ツイッター)を更新。自民党派閥の裏金事件を巡り、派閥からキックバック(還流)を受けたカネの未記載をホームページ(HP)でのみ報告する議員らに、強烈な皮肉をぶつけた。 

 

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 武田さんは、元国家公安委員長で安倍派の山谷えり子参院議員=比例=が2018年から5年間、計2403万円を政治資金収支報告書に記載していなかったと、HPで発表したとのネット記事を引用。「しれっと『ホームページで発表』、『深く反省している』と書いて終わらせようと試みるスタイルが増えてきた」と触れた上で、「2000円返し忘れたくらいのテンションで2000万円の裏金を謝る」と非難した。 

 

 武田さんは21日にも、安倍派幹部の松野博一前官房長官=衆院千葉3区=が、キックバックによる計1051万円を記載していなかっったとHPで報告したのを受け、「ずっと『答えを差し控える』を連呼していた人、会見せずに、まさかのホームページ」と投稿している。 

 

 軽すぎる議員の動きに、フォロワーからも「次から次へとまぁ」「はいこれで私は説明責任果たしましたよ…じゃねーぞ」「2000円でもダメ。俺には大金」「神奈川県では先日、同僚から2000円盗んだ教員が懲戒免職→依願退職になりましたが。『万円』が付くと違うんですかね」と怒りやあきれる声が寄せられた。 

 

 今回の事件で、東京地検特捜部が立件の対象ラインを、不記載額3000万円と定めたとされることを受け、「気のせいかもしれないが、検察の線引き(3000万円未満の裏金はセーフ)が示されて以降、これに沿った発表が相次いでいる」「ただいま2999万9999円までなら、これで許されるキャンペーン実施中なんですよ!」といったコメントも挙がった。 

 

中日スポーツ 

 

 

 
 

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