( 133616 )  2024/01/29 13:21:50  
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 ついに「女帝」が動き出す―そんな情報が永田町を駆け回っている。 

 

 「小池百合子さんが、都知事を辞めて再び衆議院議員を目指すのではないかとささやかれています。 

 

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 狙いを定めているのが、公職選挙法違反の罪で起訴された柿沢未途さんの牙城・東京15区です」(自民党中堅議員) 

 

 7月7日に予定されている東京都知事選。小池現知事(71歳)が3期目を目指すかどうかに注目が集まっているが、本人は出馬を明言せず。国政に戻るチャンスがあればいつでも知事を辞めるとみられていたが、柿沢氏が起訴され東京の選挙区が突然空いたことで闘志に火が付いたようだ。小池氏の側近が明かす。 

 

 「小池さんの目標は女性初の総理になることです。次の衆院選で都民ファーストの会を母体とした新党を作り、国政に打って出る構想を温めていましたが、解散がいつになるかわからない。もし都知事選のあとに衆院選が行われた場合、3選直後に都知事を投げ出して国政に出るのはイメージが悪い。 

 

 15区の補選は4月28日に行われる可能性が高い。ならば今がその時……と決意を固めたようです」 

 

 江東区を選挙区とする15区に縁はなかったが、昨年末に行われた江東区長選挙で、小池氏が支援した元都幹部が激戦を制し当選。応援に入る中で「ここでも勝てる」と手ごたえを得たという。 

 

 「自民党が派閥とカネの問題に揺れる中、19日の定例会見で小池さんは『派閥の役割は終わった』と発言。脱派閥とクリーンな政治を訴えれば圧勝できると踏んでいます。 

 

 補選後、すぐに解散総選挙が行われる可能性もあるが、そこで都民ファの議員を大量に出馬させ、キャスティングボートを握る。自民を過半数割れに追い込み、連立を組むことになれば、小池さんが首相になる道もありえます」(同前) 

 

 小池知事の座右の銘は「備えよ常に」。虎視眈々と準備を進めている。 

 

 「週刊現代」2024年2月3・10日合併号より 

 

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週刊現代(講談社) 

 

 

 
 

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