( 135694 )  2024/02/04 12:35:12  
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橋下徹氏(2023年7月撮影) 

 

 大阪府知事や大阪市長を務めた弁護士の橋下徹氏は4日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜午前7時30分)に出演し、サッカー日本代表MF伊東純也(30=スタッド・ランス)の性加害疑惑報道をめぐり、男女関係をめぐる双方の「同意」という観点からコメントした。 

 

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 伊東をめぐっては先月31日、女性の同意を得ないまま性行為に及んだとして刑事告訴されたと、ニュースサイト「デイリー新潮」が報道。一方、伊東側は性加害はなかったとして、虚偽告訴容疑の告訴状を大阪府警に提出、受理されたことが分かっている。 

 

 橋下氏は「ダウンタウンの松本人志さんの件も性加害の有無ということで連日、報道されている。ことの真相は裁判で決まることで、ことの真相は置いておいたとして」と前置きした上で「性加害があったらもちろんだめですよ。でも同意があったとしても、その時に同意があったと思っていたとしても、相手方から『あれは嫌だった』とか『真意からの同意ではなかった』ということを、後から言われるということは、これから往々にして出てくる世の中になってくる」と指摘。「男女の関係というのは僕らのころと、今はまったく変わってきている。環境がものすごく重視されてきている」と指摘。「お酒の場とか、仕事上の上下の関係だったり仕事上影響力があるような環境だったりした場合、本当の同意とは認められないというように、今はなっている。初対面だったり、そんなに人間関係ができていない関係の中で、お酒の場や仕事上の関係がある中での男女の関係は、もう絶対やめないといけない」と主張した。 

 

 「僕も、えらそうなことは言えない。過去に女性の気持ちを害したことがなかったのかといわれれば、そうではないと思う」と振り返りながら「女性でも男性でも、相手方の気持ちを害するということは、今はだめだよという世の中になっているということを、特に若い世代の人には気をつけてほしい。そのためには性教育は必要だと思う」とも呼びかけた。 

 

 同局の梅津弥英子アナウンサーは「去年、法改正がなされ、何をもって性行為における同意とするのかが大きく変わった」と、性犯罪に関する規定が見直されたことに言及。これを受け、橋下氏は「性加害の有無というより、相手の気持ちを傷つけてしまったのなら、まずはきちんと謝った上で性加害の有無を争うということが必要」とも訴えた。 

 

 

 
 

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