( 136338 ) 2024/02/06 00:42:25 0 00 逃げる気まんまん(岸田首相)/(C)日刊ゲンダイ
「先週金曜日から、外部の弁護士もまじえ、順次党幹部による関係者への聞き取り、これを開始いたしました。現在、不記載に至った経緯や使途等について確認を行っており、可能な限り今週中をめどに聞き取り作業を終え、その後、外部の第三者による取りまとめを予定しております」
裏金事件で逮捕された自民・池田佳隆議員の信じがたい証拠隠滅 《ドリル優子より悪質》の声も
岸田文雄首相(66)と全閣僚が出席し、2024年度予算案などについて実質審議が始まった5日の衆院予算委員会。自民党の派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、岸田首相は党所属の全国会議員を対象としたアンケート調査に対する見通しをこう明かしたのだが、SNS上は答弁直後から“ツッコミ”の投稿であふれた。
《順序がおかしくないか。なぜ内部調査の後に第三者委員会?》
《まずは外部の第三者委の調査から始まるべきだろう。まったくいい加減だな》
■「フリ」でごまかすのが自民党のお家芸
不祥事が起きると「調査する、あらためる」などと時間を費やし、「フリ」でごまかすのが自民党のお家芸。疑念の声が上がるのも当然だろう。
同党が事実解明や調査のためと称して設置する第三者委も、“怪しさ”がぬぐえない。
億単位のカネの流れを隠し、検察の捜査が入ると分かった途端、事務所のパソコンのハードディスクをドリルで破壊するという「証拠隠滅」の疑惑が指摘された、自民党の小渕優子選対委員長(50)を巡る政治資金規正法違反事件でも、自民党などが「説明責任を果たす」といって設置された第三者委は結局、小渕氏の責任を問わず国民から疑問の声が上がった。
この時の第三者委は元最高検検事などがメンバーだったのだが、誰がカネを出し、どう資料を入手、分析し、どこまで客観性が保たれていた調査だったのか、という点については不明のまま。やはり、第三者委を設置するのであれば、自民党が主導してメンバーを決めるのではなく、野党や国会などで厳正に選定するべきだろう。
《自民党は早くも逃げる気満々だな》
《こうしている間に裏金議員は適当なアリバイ作りと口裏合わせをしているのだろう》
国民の多くが自民党の自浄作用に期待していないと言っていい。
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