石破茂元幹事長を中心とする自民党派閥のグループ「水月会」が、政治資金パーティの問題を受けて政治団体の解散を決定した。

これまでの活動は会費制の政策勉強会などに切り替わる予定で、水月会は安倍政権下で冷遇され、2021年に派閥解散して他派閥との掛け持ち可能なグループに変わったが、政治団体は透明化のために維持していた。

今回の解散は、一連の問題で主要派閥が政治団体の解散を表明したことを受けてのもので、出席議員は「今の政治状況を鑑みた。

やましいことではない」と述べた。

（要約）

FNNプライムオンライン 

自民党派閥の政治資金パーティの問題を受け、石破茂元幹事長を中心とするグループ（旧石破派・水月会）が7日、会合を開き、政治団体を解散する方針を決定した。今後については、会費制での政策勉強会などの活動を行う予定だ。 

水月会は、石破氏を中心とする派閥として2015年に結成され、政策通の揃うグループとして知られた。ただ、安倍政権のもとでは冷遇され、2021年12月に所属議員の減少を理由に派閥を解散、他派閥との掛け持ち可能なグループに衣替えした。ただ、政治団体は政治資金の透明化のためとして維持していた。 

今回は、派閥パーティーをめぐる一連の問題で主要派閥が政治団体の取り下げを含めた解散を表明したことを踏まえ、水月会の政治団体解散を決定した。出席議員は「今の政治状況を鑑みた。やましいことではない」と語った。 

フジテレビ,政治部