ニューヨーク証券取引所では、8日の株式市場でダウ平均株価が連日で最高値を更新し、終値は前日比48.97ドル高の38726.33ドルとなった。

この上昇は、ウォルト・ディズニーなどの決算が市場予想を上回ったことによるものであり、IT企業の株式も上昇した。

ナスダック市場の総合指数も上昇し、終値は1万5793.72ポイントとなった。

（要約）

ニューヨーク証券取引所 

　【ニューヨーク＝小林泰裕】８日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価（３０種）の終値は前日比４８・９７ドル高の３万８７２６・３３ドルだった。値上がりは３営業日連続で、７日につけた最高値（３万８６７７・３６ドル）を連日で更新した。 

【チャート】直近１か月の米ドルの値動き 

　７日に発表された決算が市場予想を上回った娯楽大手ウォルト・ディズニーが１１％超上昇し、ダウ平均を先導した。外食大手マクドナルドなども値上がりしたが、利益確定の売りも出やすく、上値は重かった。 

　ＩＴ企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は３７・０７ポイント高の１万５７９３・７２だった。