( 138523 )  2024/02/12 21:53:02  
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FNNプライムオンライン 

 

国民民主党は12日、東京都内で党大会を開き、自民党の派閥の裏金問題について、「政治への信頼を根底から揺るがす大問題で、看過できない」とした活動方針を採択し、自民党への対決姿勢を打ち出した。 

 

国民民主党は、ガソリン価格高騰時にガソリン税を下げる「トリガー条項」について、自民・公明両党と協議していたが、先週、自民党の対応が「不誠実だ」として、協議からの離脱を決めた。 

 

玉木代表は党大会の挨拶で、「極めて残念だ。残念ながら岸田首相は『検討』で終始して、政府決断が行われなかった」と強調した。 

 

さらに玉木代表は、「(トリガーの協議を)吹き飛ばしたのが、自民党の派閥の裏金問題だ。裏金対応で精一杯で、大切な政策を前に進める推進力を失っている」と自民党を批判した。自民党との対決路線に舵を切った形だ。 

 

玉木代表は、「トリガーの発動によるガソリン値下げは、粘り強く実現に向けて取り組みたい。政策ごとに一致する他党とも連携しながら、政府に実現を求めていきたい」と強調した。 

 

活動方針にも「政策本位で協力できる政党とは与野党を問わず連携していく」と明記された。 

 

今後、トリガー条項などをめぐって、立憲民主党などとの連携を模索する方針だ。 

 

フジテレビ,政治部 

 

 

 
 

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