( 139048 )  2024/02/14 13:44:35  
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All Nippon NewsNetwork(ANN) 

 

旧統一教会との接点を巡る国会追及で「記憶にございません」を連呼し、批判を受ける盛山文科大臣。それでも政治家がこのワードを使い続ける訳とは。 

 

 「ハグ」をしたのか、してないのか…。旧統一教会側と盛山文部科学大臣の過去の接点が追及されました。 

 

立憲民主党 山岸一生衆院議員 

「この集会の場で統一教会の関係の方とハグをした、これは事実ですか?」 

盛山文部科学大臣 

「私どもの年代でハグをするというのは、そういうことはまず普通はあり得ない。私としては全く記憶にありませんし、そういうことをするということ自体が考えられません」 

 

 返ってきたのは「記憶にない」というセリフ。ちなみにこれまでも団体との関係を問われるたびに…。 

 

盛山文部科学大臣 

「全く記憶しておりません」 

「全然、記憶にございません」 

 

 これにはSNSからツッコミが飛ぶことに。 

 

X(旧ツイッター)から 

「都合の良い記憶力ですこと」 

「はいはい、そうやって逃げるのね」 

「出た、政治家の常套句!」 

 

 もはや、政治家の“常套句(じょうとうく)”なんて皮肉られる「記憶にございません」。その起源ともいわれているのが1976年のロッキード事件です。 

 

国際興業 小佐野賢治社主(当時) 

「記憶がありません」 

「今、記憶がございません」 

 

 事件の関係者として国会に召喚された国際興業の社主・小佐野賢治氏。ここで連呼したセリフが一躍に有名に。以降、事あるごとに政治家・官僚の発言で耳にするようになりました。 

 

鈴木宗男衆院議員(当時) 

「説明を受けたという記憶はございません」 

田村憲久厚労大臣(当時) 

「ちょっと記憶にないですね」 

稲田朋美防衛大臣(当時) 

「それは全く記憶にありません」 

石原慎太郎元都知事 

「私は記憶にござません」 

 

 しかし、一体なぜそんなに「記憶にない」を使うのか。そして本当に「記憶にない」のか。 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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