( 139113 )  2024/02/14 14:46:39  
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米連邦準備制度理事会=ロイター 

 

 【ニューヨーク=小林泰裕】13日のニューヨーク外国為替市場で、対ドルの円相場は一時、1ドル=150円80銭台に下落した。米国のインフレ(物価上昇)の高止まりを受け、昨年11月中旬以来、約3か月ぶりの円安水準となった。 

 

【チャート】主な経済指標の直近の動き 

 

 13日に発表された1月の米国の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退した。米長期金利が上昇したことで日米の金利差拡大が意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢となった。 

 

 円相場は昨年12月末は1ドル=141円前後で取引されていたが、年明けから約10円円安が進行している。 

 

 

 
 

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