( 139328 ) 2024/02/15 12:32:18 0 00 家宅捜索のため、細谷健一容疑者らの自宅マンションに入る警視庁の捜査員ら=2023年8月、東京都台東区
保育園児の次女=当時(4)=に有害物質「エチレングリコール」などを摂取させて殺害したとして殺人容疑で両親が逮捕された事件で、父親の細谷健一容疑者(43)の姉の遺体からもエチレングリコールが検出されていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。姉は2018年に41歳で死亡していた。警視庁浅草署捜査本部は死亡の経緯を慎重に調べる。エチレングリコールはエンジン冷却水の凍結を防止する不凍液に含まれる。
【写真】自宅マンションを出る細谷志保容疑者=14日午前9時45分、東京都台東区
捜査関係者によると、姉は死亡当時に行政解剖されており、保存されていた遺体の一部を警視庁が次女の死亡後に再び詳しく調べて判明した。
健一容疑者と母親の志保容疑者(37)のいずれかが、次女が死亡する約1年前から、エチレングリコールと抗精神病薬のオランザピンをインターネット通販で複数回購入していた疑いがあることも判明した。
警視庁が自宅から押収したパソコンやスマートフォンなどを解析していた。オランザピンは国内では医師の処方箋が必要で、海外から購入したとみられる。警視庁が自宅の家宅捜索でオランザピン数錠を押収したことも分かった。
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