( 139698 )  2024/02/16 00:52:01  
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NST新潟総合テレビ 

 

北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんの母・早紀江さんを囲む祈りの会が2月15日、東京で開かれました。娘の声を聞くことも叶わないまま、早紀江さんは2月4日に88歳になりました。 

 

拉致被害者の救出を求めて月に1回開催している「祈りの会」は15日で229回目を数えます。 

 

月4日に88歳の誕生日を迎えた横田めぐみさんの母・早紀江さんは「なぜ救出できないのか分からない」と苦しい胸の内を語りました。 

 

【横田早紀江さん】 

「めぐみちゃんはこんなに近いところにいるのに本当に分からない。相変わらず姿も見たことがないし、声一つ聞くことができないのも不思議。近いのに、色々な人が行ったり来たりしているのに、何でできないんだろうと」 

 

娘の姿・声…思い出せるのは中学1年生だっためぐみさんのまま。46年もの間、何一つ見聞きできない苛立ち・切なさを訴えます。 

 

【横田早紀江さん】 

「どうして解決できないのかが分からない。日本政府に力がないのか、あちらの国がおかしいのか、その辺の中身が分からないのでモヤモヤしている。日本はどうしてこんな大事なことができないんだろうと不思議で、しっかりしていただきたい」 

 

祈りの会では、2014年3月に横田めぐみさんの娘・キムウンギョンさん一家と対面したことを思い出し、当時を振り返る場面もありました。 

 

【横田早紀江さん】 

「涙をぼろぼろ流しながら(キムウンギョンさんが)見送ってくれて日本に帰ってきた。どこまで生かされるか分からない。やっぱり本当に生きている間に、ひと目でもいいからめぐみちゃんに会って握手でもいいからしたい。“頑張ったね”と言ってあげたい。それだけです。願いは」 

 

NST新潟総合テレビ 

 

 

 
 

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