( 140343 )  2024/02/18 00:07:49  
00

 トヨタの高級パーソナルカー「ソアラ」は、どのような特徴があるモデルだったのでしょうか。 

 

【画像】「えっ…!」これが1000万円級「2ドアクーペ」 画像を見る!(30枚以上) 

 

トヨタが初めて手掛けた高級パーソナルカー「ソアラ」とは(撮影場所:トヨタ産業技術記念館) 

 

 ソアラは、初代(1981年-1986年)、2代目(1986年-1991年)、3代目(1991年-2001年)、4代目(2001年-2005年)に発売されました。 

 

 なお2005年にレクサスが日本上陸を果たした際にソアラは「レクサス・SC」という車名に変わったことで、日本においてソアラという車名は姿を消しています。 

 

 そんな歴史を持つソアラとはどのようなクルマなのでしょうか。 

 

 初代はトヨタが初めて手掛けた高級パーソナルカーで、スペシャルティカーの代表的存在としても知られています。 

 

 ボディサイズは全長4655mm×全幅1690-1695mm×全高1360mm、ホイールベース2660mm。 

 

 その見た目はロングノーズ&ショートデッキの「2ドアバッククーペ」となり、細いリアピラーなどが特徴的でした。 

 

 さらに室内には、デジタルスピードメーターやLEDタコメーター、マイコン制御式オートエアコンなど、様々な機能が採用されています。 

 

 後には、最上級グレード「2800GTリミテッド」として、専用本皮革バケットシートや専用2トーン色、テクニクス製オーディオなどを装備した仕様も登場。 

 

 パワートレインは、当初2リッター/2.8リッター直列6気筒エンジン車をラインナップ。その後ターボ仕様や3リッター車が追加されました。 

 

 生産終了から40年弱が経過する初代ですが、現在でも走行距離が少ない極上個体が存在します。 

 

 そのひとつは、中古車情報サイト上で車両価格955万円で流通しているもので、修復歴なしかつ走行距離は6000kmの「2800GT」。 

 

 見た目もフルノーマルとなり、内外装にも日焼けの痕跡が見られないようです。 

 

 昨今、1980年代から2000年代までの日本車が海外で高値を記録しています。 

 

※ ※ ※ 

 

 なお初代は「トヨタ産業技術記念館(愛知県名古屋市)」などに実車展示が展示されています。 

 

 その他、トヨタ/レクサス車のサブスクリプションサービスを展開するKINTOでは古いトヨタ車に乗れる「ビンテージクラブ by KINTO」を展開。 

 

 そのラインナップには、「ソアラ 2800GTリミテッドエディション(1982年式/AT)」もありため、昔を懐かしみたい人には良い思い出になるかもしれません。  

 

くるまのニュース編集部 

 

 

 
 

IMAGE