( 140476 )  2024/02/18 13:51:14  
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26歳男性の年収が300万円である場合、20代男性の平均年収は355万5000円であり、25〜29歳の男性の平均年収は420万円です。

そのため、300万円の年収は平均よりも55万円〜120万円ほど低いことがわかります。

ただし、20代はキャリア形成の段階であり、勤続年数が増えると年収も上がりやすい傾向があるため、将来の見通しや昇給制度を考慮することが重要です。

もしも勤続しても年収が増加しない場合には、資格取得や転職などでスキルアップを図る方法も検討できます。

(要約)

( 140478 )  2024/02/18 13:51:14  
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26歳男性です。年収「300万円」という理由で彼女の親から結婚を反対されています…平均より少ないのでしょうか? 

 

結婚には、さまざまな支出が伴うため、ご結婚相手の年収が気になる方もいらっしゃるかもしれません。 

 

また、年収によっては、お相手のご両親から結婚を反対されてしまうケースもあるようです。 

 

本記事では、20代男性の平均年収や、勤続年数別の平均年収を紹介し、事例について解説します。 

 

▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる? 

 

国税庁 長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によると、20代男性の平均給与は表1の通りです。 

 

表1 

 

図表1 

 

※国税庁 長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成 

 

表1より、26歳男性で年収が300万円の場合は、同世代の平均よりも120万円ほど年収が低いことが分かります。 

 

20代全体の平均も含めて考えると、現在の年収に加えて55万円~120万円ほどあれば同世代の年収に近づき、相手のご両親から認められる可能性が高くなるでしょう。 

 

また、20代はキャリア形成の途中である方も多く、勤続による年収増加が見込める年代です。 

次章では、勤続年数別の平均年収についてご紹介します。 

 

同調査によると、勤続年数別の平均給与は表2の通りです。 

 

表2 

 

図表2 

 

※国税庁 長官官房企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成 

 

表2より、勤続年数が長くなるにつれ、年収は上がっていくことが分かります。 

 

また、同調査において勤続年数35年未満までは年収が上がり続けることも示されています。 

 

以上より、20代の時点で年収が同世代の平均を下回っていても、勤続年数を重ねると年収は増加しやすいといえるでしょう。 

 

しかし、昇給制度はお勤めの会社によっても異なります。 

今後の見通しを立てるために、昇給制度を確認しておくこともおすすめします。 

 

勤続のほかにも、年収を上げるための方法として以下の方法が挙げられます。 

 

●資格を取得してスキルアップして昇給を目指す 

●より給与の高い会社に転職をする 

 

勤続によって目標とする給与が見込めない場合にも、多様な選択肢があるため、ご自身の状況に合わせて行動していくことをおすすめします。 

 

 

20代男性の平均給与は355万5000円です。 

また、25~29歳の男性の平均給与は420万円であるため、26歳で年収300万円の場合にはそれぞれの平均よりも55万円~120万円ほど低いことが分かります。 

 

しかし20代では、まだ働き始めたばかりの方が多かったり、転職して間もないという方もいたりと、さまざまな状況の方がいらっしゃるでしょう。 

 

勤続年数を重ねるにつれて、年収が上がりやすいこともデータに示されています。 

昇給制度を確認したうえで勤続年数を重ねていき、着実に年収を上げていきましょう。 

 

また、勤続しても年収の増加が見込めない場合には、資格取得などのスキルアップをしたり、転職したりする方法もあります。 

ご自身の状況に応じた方法を選択しましょう。 

 

出典 

国税庁 長官官房企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査-調査結果報告-(21.22ページ) 

 

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 

ファイナンシャルプランナー 

 

ファイナンシャルフィールド編集部 

 

 

 
 

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