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米ドル/円「1ドル148円より円高」は当面なさそう?…米ドル/円は「1ドル151.9円」目指して一段の円安か【国際金融アナリストが考察】

THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) 2/20(火) 10:02 配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/e16d8cf575039fb9fb0b62d4dd856108097df397

 

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米国ではインフレ圧力が高まり、米金利が上昇しているため、米ドルは強く円安が進んでいる。

吉田恒氏によると、米ドル/円相場は1ドル148円が下限として、米ドルがさらに上昇する可能性がある。

2022年、2023年に続いて「1ドル151円の円安」が起こるかもしれない。

米金利の上昇や日米金利差が注目され、米ドル/円の動向が重要で、今後の予想レンジは148~151.5円中心と予測されている。

(要約)

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(※画像はイメージです/PIXTA) 

 

米国ではインフレ圧力の高まりを受けて米金利が上昇するなか、為替市場では米ドル高・円安が進んでいます。こうしたなか、マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒氏は、「米ドル/円相場は1ドル148円台が下限となり、米ドル上限(円安の限界)を模索していく」といいます。2022年、2023年に続いて「1ドル151円台の円安」は訪れるのか、詳しくみていきましょう。 

 

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〈ポイント〉 

 

・先週は米インフレ指標の上ぶれをきっかけに米金利がこの間のレンジを上放れ、米ドル/円も約3ヵ月ぶりに150円台乗せとなった。 

 

・強い米景気にインフレ再燃もテーマに追加されたことで、米金利上昇を手掛かりに米ドル高値151円台をにらむ神経質な展開が続きそう。 

 

・今週の米ドル/円は148~151.5円中心で想定。 

 

先週の米ドル/円は、とくにCPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)といった米国のインフレ指標が大きく予想を上ぶれる結果となったことを受けて、米金利が大きく上昇したことに連れる形で、2023年11月中旬以来、約3ヵ月ぶりに150円を超える上昇となりました(図表1、2参照)。 

 

米ドル/円の行方を考える上で大きな目安になる米金利ですが、先週の急上昇により、この間続いたレンジを上放れたようになりました。たとえば米長期金利の10年債利回りは、2023年12月中旬以降、約2ヵ月に渡り4%前後、具体的には3.8~4.2%弱中心のレンジで一進一退が続いてきましたが、先週はそれを大きく上抜けたようになりました(図表3参照)。 

 

このようにレンジを上抜けた場合、基本的にはそれまでのレンジ上限にサポートされる形でさらなる上値の模索が続く可能性が高くなります。その意味では、米10年債利回りは当面4.2%前後が下限となり、上昇余地を試す可能性が高そうです。 

 

日米の10年債利回りは基本的に連動するので、米10年債利回りが当面4.2%前後を下限とするなら、日本の10年債利回りは0.7%前後が下限になると予想されます(図表4参照)。 

 

以上からすると、日米10年債利回り差米ドル優位は3.5%前後が下限といった見通しになるので、それを最近の関係に合わせると、米ドル/円は148円台を下限として米ドル上値の模索が続くといった見通しになるでしょう。 

 

 

米ドル/円の週間値幅は、先週まで2週連続で2円未満にとどまりしたが、1月には3~4円に拡大することもありました。徐々に、2023年11月と2022年10月に記録したこのところの米ドル高値「151円台」に近付くなかで神経質になる結果、値幅も縮小していると考えられます。 

 

ただし、大幅な日米金利差などを背景に1週間で3~4円程度の値幅に拡大する可能性は常に抱えています。つまり、当面148円台が米ドル下限になるなら、いつでも151円台の米ドル高値更新が射程に入った状況にあるということではないでしょうか。 

 

では、そういったなかで、日本の通貨当局による「円安阻止介入」の見通しはどう考えたらよいか。 

 

米ドル/円は、足元で過去5年の平均値である5年MA(移動平均線)を2割以上上回っています。こんなふうに5年MAを2割以上上回ったのは、1990年以降ではこれまで4回ありました。そして、そのうち2回は米ドル売り・円買い介入が行われました。一方で、2015年と2023年の2回は介入は行われませんでした(図表5参照)。 

 

介入が行われなかった2回に共通したのは、株高傾向にあったということでした。 

 

以上から考えられるのは、株高傾向のなかでは円安への不満も目立ちにくくなり、通貨当局も円安阻止への緊張感が緩む可能性があるということです。 

 

そういった意味では、最近のように日本株の「怒涛の株高」が展開するなかでは、この間の米ドル高値である151円台更新前にも、円安阻止の介入を急ぐ可能性は今のところ低いと考えられます(図表6参照)。 

 

冒頭でも述べたように、先週は米インフレ指標の上ぶれが大いに注目を集める結果となりました。 

 

一方、景気指標では、小売売上高が予想を大きく下回る結果となり、米金利低下、米ドル売りで反応する場面もありましたが、結果的にはそれも限定的にとどまりました。 

 

米景気の行方を考えるうえで、個人消費の動向は最大の鍵を握る要因ですが、1回の結果のみでは判断しかねるといった反応だったと考えられます。 

 

先週の主な米経済指標の結果は以下の通りです。 

 

 

 

〈13日〉 

 

1月CPI総合……前回3.4%、予想2.9%、結果3.1% 

 

同コア……前回3.9%、予想3.7%、結果3.9% 

 

〈15日〉 

 

1月小売売上高……前回0.6%、予想0.1%、結果-0.8% 

 

2月NY連銀製造業景気指数……前回-43.7、予想-10、結果-2.4 

 

〈16日〉 

 

1月PPI総合……前回1%、予想0.6%、結果0.9% 

 

同コア……前回1.8%、予想1.7%、結果2% 

 

先週の動きを受けて、予想以上に強い米景気がいつまで続くかといったことに加え、それが米インフレ再燃をもたらしかねなくなってきたということも、マーケットの新たなテーマに追加されました。 

 

この結果、早期利下げ期待の後退にとどまらず、再利上げの可能性も注目されはじめたようです。 

 

そういったなかで、米金利上昇、それに伴う日米金利差米ドル優位がどこまで拡大するかが、米ドル/円にとっては最大のテーマとなります。よって、151.9円程度の米ドル高値をにらむ神経質な展開が続くのではないでしょうか。 

 

以上を踏まえると、今週の米ドル/円の予想レンジは148~151.5円中心で想定します。 

 

吉田 恒 

 

マネックス証券 

 

チーフ・FXコンサルタント兼マネックス・ユニバーシティFX学長 

 

※本連載に記載された情報に関しては万全を期していますが、内容を保証するものではありません。また、本連載の内容は筆者の個人的な見解を示したものであり、筆者が所属する機関、組織、グループ等の意見を反映したものではありません。本連載の情報を利用した結果による損害、損失についても、筆者ならびに本連載制作関係者は一切の責任を負いません。投資の判断はご自身の責任でお願いいたします。 

 

吉田 恒 

 

 

( 141252 )  2024/02/20 14:28:36  
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(まとめ) 

多くのコメントからは、為替に関する予測やアナリストの信頼性に対する懐疑が感じられます。

一部では政府や自民党の政策による円安株高を疑問視する声もありました。

また、円安が企業や富裕層にとっては好都合である一方で、一般庶民には生活負担としての影響があるとの指摘も見られました。

さらに、長期的な視点や円安リスクに対する警鐘も述べられました。

為替の動向を予測する難しさや予測の反転についての指摘もありましたが、円高円安の議論が常に続いていることが窺われます。

( 141254 )  2024/02/20 14:28:36  
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・前にドル預金をして少しですが為替の利が乗った状態にあります。でも今の段階で円に戻しても他に投資先を思いつかず、少ないながらも資産を全部円で持っていることにリスクを感じます。だから当面このままですが、同じような「消極的ドル買い」って案外根強いのではないかと思います。 

ここのところの株高は外国の投資家が主な買い手だと言いますが、それでも円高にはならないのもドル買いの圧力が強い現れではないでしょうか。 

 

 

・私は素人ですが、円安株高により純利益が増える企業、特に大企業は多くあり、分かりやすい景気指標となるので、政府は実は何とも思ってないと感じます。一般国民は物価高による苦行を味わっていますが、苦しい中でも収めている税金を私利私欲のために使う、足りなくなれば増税、おかしなことに使っても咎められない。大企業が儲けてくれれば選挙で票が集まる。まぁいいことづくめだと思っているのでしょうね。 

 

 

・ここ2年くらい小額でFXをやっていて分かったことは、経済アナリストの話しは信用する価値が無いということだ。 

 

去年1ドル145円くらいの時、これから下がるという予想が圧倒的に多かった。 

150円くらいの時、155円、いや200円だという予想が増えた。 

実際は140円まで下落したわけだが、その時は135円まで下がるという予想が増えまくった。 

ついに円高だと。 

 

そして今はまた150円台。 

円高は遠いという予想が多い。 

 

予想ブログを見るなら、半年ほど遡ってみたらいい。 

だいたい外れている。 

 

 

・日米金利差の要因からは、せいぜい、あと数円程度の円安が天井かと思っていますが、仮に160円以上に到達するとすれば、金利差以外の要因について論考してほしいです。貿易赤字とかNISAによるドル買い、外国人投資家の日本株購入時の為替ヘッジなどはよく言われていますが、他にありますかね。 

 

 

・今年は円高になるって言われてたが180度方向転換した予想が多数派になってきた。 

円の本当の実力はそんなもんだとわかってきたんじゃないかな。 

メッキが剥がれてしまったわけやね。 

でも一方で株高で日本は復活するなんて変な楽観論唱える人もいるけどわかってないんじゃない? 

そもそも円の価値が下がっていくなかで輸入に頼ってる日本はこれからも物価高で内需は冷え込んだままになるし、賃金も大手以外はなかなか上がらない中でどうやって復活するのか全くわからない。 

 

 

・大企業優遇の自民党は円安株高を国策で行っているので、更に円安ドル高が進んでもおかしくありません。 

全世界株式投資が人気な理由としては、世界の人口は増加しており経済発展が見込まれる背景がありますが、日本は人口減少が加速しており昨年は世界ワーストトップでした。 

日本は衰退している国なので、海外からの信用が下がり益々円安が進むと考えるのが自然です。 

 

 

・今の円安は大企業や富裕層や政府にとってはありがたいのかもしれないが、多くの庶民にとっては物価高になり生活苦に感じている。それなのに何も手を打たずに為替の動向を総裁になってからずっと静観している植田総裁はいったい何なの?と問いたくなる。 

 

 

・〉当面148円台が米ドル下限になるなら、いつでも151円台の米ドル高値更新が射程に入った状況 

 

FXのような短期ならそうかもしれないけど、月単位、年単位で見ると円高リスクもある。 

 

米国は選挙が終われば金融引締をやめるのは間違いない。 

失業したという話は良く聞くようになった。特に高所得者が失業しているようで、この動きは低所得者をトコロテンのように労働市場から押し出していくだろう。金融引締の影響は徐々に深刻化している。 

 

FXで円安に賭けてもいいのは、せいぜい選挙期間だけだ。それも失っても良い金額だけにしておくべきで、本気で円安に全力で賭けると相場が少し動いただけで電車が止まるからやめてほしい。 

 

相場はそんなに簡単ではないから企業もリスクヘッジする。 

 

くれぐれも円安傾向は選挙期間だけで賭けるのは失っても良い金額だけにしてくれ。そして損しても電車には飛び込まないで欲しい。 

 

 

・この記事 吉田 恒・・ 

この方、過去の記事を見ても殆ど予測が当たっていない 

151.9円を目指すとか、細かい数字を打てば、如何にもプロの分析をした数字に見えると思って書いたのだろうか? 

書いている事は、この筆者の、希望的観測でしかないだろう 

 

 

・円安になったら当面円安予想で、その後円高になる。円高になると、さらなる円高予想で、その後円安になる。 

もうちょっと当たる予想をしてほしいものだ。 

 

 

 

・米国の三連休前だったってのもあるけど、先週の強い指標を受けてもドル買いがそこまで進まなかったのを見ると微妙。 

個人はともかく大口が実際に介入が行われた水準でついてきてくれるかも怪しいですし。 

 

 

・アナリストと言っても 今現在のファンダメンタルズで考えた場合の相場予想だからね。 

 

実際 彼らが相場を動かしたり政策を決めていないわけだから 投資家に毛が生えたぐらいと思って支障はないだろ 

 

 

・今の相場を見たら誰でも出せる答え。いちいち記事にしなくていい。こういう時にいつ円高相場になるかを当てるのがプロだろ。 

 

 

・出たー いつもの偽証国際金融アナリスト 

 

先月まではあんだけ円高円高と叫んで尻尾巻いて円安占いに。ということは148円割れて円高になるということか 

 

 

・アナアナリストさん、教えて下さい 

1ドル110円、OPEC原油1バレル50ドル 

どうなればこんな時代に戻れるの 

 

 

・そんなもん本当に当たってたらいくらでも大儲けできるじゃないか。 

相場とはそういうもんだろ。 

 

 

・日銀は金利上げませんと宣言してしまったから、152円までは想定内。 

 

 

・ほんの2か月前、この人たちは円高基調で今頃1ドル140円とか言うてたがな。。。 

 

 

・円安で苦しむ企業のことは、見て見ないふりを決め込む政府・日銀。 

 

 

・為替はマスコミが報じる予測の逆になる・・・もう定番だ 

 

 

 

・まだはもう 

 

 

 

 
 

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