岸田文雄首相と自民党の麻生太郎副総裁が、東京で会食を行った。この会食では、派閥の裏金事件や政権運営について意見交換が行われた。首相は派閥解消を主導しているが、麻生氏は麻生派を続ける方針であり、両者の考え方には溝がある。首相と麻生氏の夜の会食は、今年2回目で、前回は1月21日に行われている。(要約)
岸田文雄首相(写真左)と自民党の麻生太郎副総裁
岸田文雄首相(自民党総裁)は20日夜、同党の麻生太郎副総裁と東京都内の日本料理店で会食した。
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派閥の裏金事件を受けた衆院政治倫理審査会や、今後の政権運営について意見交換したとみられる。
首相が「派閥解消」方針を主導したのに対し、麻生氏は麻生派を存続させるなど、両氏の溝は埋まっていない。首相が夜に会食するのは今年2回目で、前回1月21日も麻生氏と会食した。