( 141521 )  2024/02/21 13:22:40  
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毎日新聞と読売新聞の世論調査で、自民党の石破茂氏が次期首相や自民党総裁候補に選ばれ、人気が高い一方、ネット上ではネガティブキャンペーンが展開されている。

石破氏は過去に自民党内で孤立し、内紛を引き起こしたこともあり、四度の党首選で敗北している。

現在も石破氏に対する批判は強く、SNS上ではネガティブな投稿や動画が拡散されている。

自民党内での派閥や裏金問題も深刻で、国民の支持率も低迷しているため、石破氏が首相になる可能性は低い状況だと指摘されている。

(要約)

( 141523 )  2024/02/21 13:22:40  
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常に国民人気が高い石破茂氏。「次の総理候補1位」になった途端、ネット上では激しいネガティブキャンペーンが… 

 

毎日新聞が2月17、18日実施した世論調査で、自民党の国会議員8人の中から 

 

『次の首相にふさわしい人』 

 

【独占】「そう言っていただけるのはありがたい」石破茂が明かした胸中「次期総理候補と呼ばれ続けて」 

 

を選んでもらうというアンケートの結果を発表した。 

 

最も多かったのは石破茂元幹事長の25%で、2位の上川陽子外相は12%。3位は高市早苗経済安保相、小泉進次郎元環境相で各9%だったという。 

 

読売新聞も同じく世論調査で、次の自民党総裁に誰がふさわしいと思うかと、たずねたところ、石破氏が21%で1位、小泉元環境相が17%で2位、河野デジタル相が10%で3位という結果を発表した。 

 

岸田首相は毎日新聞が1%、読売新聞が4%という結果で、少なくとも再選は望まれていないようだ。 

 

「石破氏はどの調査でも1位に選ばれることが多く、国民からの人気はあります。しかし総理大臣は首長と違い直接選挙ではなく、国会議員が内閣総理大臣を選ぶので、国民から人気があっても総理大臣になることはできない。 

 

石破さんは自民党内で嫌われて孤立しているため、これまで4度も自民党総裁選に出馬したがすべて敗北。過去に麻生氏らにケンカを売ったことで後ろ盾がいないのです」(全国紙記者) 

 

石破氏は1993年に細川連立政権が誕生し、自民党が野党に転落した際、石破氏は 

 

「こんな党にいても何もできない」 

 

と言って離党した。 

 

そして復党後の’09年、このときの麻生太郎内閣で農水大臣という立場ながら、与謝野馨議員とともに官邸に乗り込み、“親分”である麻生首相に退陣を迫るという裏切りの過去がある。 

 

そういう過去があり、いまだに自民党内には仲間が少ないのだが、それを象徴するような“現代らしい”現象が勃発した。 

 

石破氏が“次の首相候補1位”に選ばれたとたん、SNSの“X”にスパムのような投稿が乱立した。 

 

《すごいな(汗マーク)コロナ禍に、人が着けてるマスクを借りちゃう人が次の首相候補1位とは》 

 

この文言とともに同じ動画が立て続けに違うアカウントから複数発信されているのだ。 

 

その動画はテレビ番組の抜き出し映像で、安倍元首相の通夜のシーンだ。石破氏はお付きのような男性に手を差し出すと、その男性はつけていたマスクを外し、石破氏に手渡す。 

 

このあたりで映像はカットされているので、このあとこの他人のマスクを石破氏が着用したかは分からないが、確かに映像が本物であれば異様な光景だ。 

 

「一人が投稿して、そのポストに“いいね”やリポストがたくさんついてバズるならまだ理解できますが、複数アカウントからほぼ同じ文面と同じ動画が一斉に投稿されていることを見れば、何者かが手作業で拡散しているのかも。 

 

もしくは組織的に業者などに依頼して発信しているか。アラビア文字みたいなアカウント名からもこの内容が発信されており非常に不気味です。まあ、収益を目的とした“インプレゾンビ”の可能性もありますが、どちらにせよ大量に石破さんのネガキャン動画が出回ったのは間違いありません」(ワイドショー関係者) 

 

派閥の裏金問題もあり、自民党は世間からの反発が大きく支持率は最低水準だ。かといって野党の政党支持率も上がっていない。 

 

ようするに自民党の大物議員らはよっぽどのことがない限り当選するようになっており、“派閥ぐるみ”で自分らに都合のいい首相を担ぐことができる。 

 

いくら石破氏に声援を送っても、現状ではどうにもならない仕組みなのだが……。 

 

FRIDAYデジタル 

 

 

 
 

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