( 141860 ) 2024/02/22 13:43:08 2 00 人口7割のドイツにGDPで抜かれた日本「世界4位で騒ぎ過ぎ」と語る人たちが分かっていないことBUSINESS INSIDER JAPAN 2/22(木) 8:10 配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/f8f01fc7ac6c66b6880baefc2fc8ad8fd156a134 |
( 141863 ) 2024/02/22 13:43:08 0 00 日本は2023年、経済規模の国際比較指標である名目GDP(国内総生産)でドイツに抜かれ、世界4位に後退した。
2023年のドル建ての名目GDP(国内総生産)が確定し、日本がドイツに抜かれて世界4位に転落したことがメディアで大きな話題となっている。
【全画像をみる】人口7割のドイツにGDPで抜かれた日本「世界4位で騒ぎ過ぎ」と語る人たちが分かっていないこと
両国の順位逆転について、筆者はBusiness Insiderへの寄稿でこれまでも何度かその可能性を指摘し、2023年11月には逆転の見通しが確実になったことをお伝えした上で、とは言えドイツ経済を「順風満帆、前途洋々とイメージするのは全くの誤認」と論じた。
したがって足元が騒がしいのは、日本とドイツの逆転が統計を通じて確認(追認)された、それだけと言えばそれだけの話なのだが、このドサクサに紛れて危うい主張や議論が(専門家のそれも含めて)幅を利かせているのが非常に気になる。
具体的には、日本とドイツの逆転が「(円安という)為替要因が大きく、4位転落に騒ぎ過ぎ」といった斜に構えた見方や、「普段使わない(多くの日本人の日常には無関係な)ドル建て名目GDPを比べて意味はあるのか」と、比較自体の有効性を問う姿勢がそれだ。
下の【図表1】を見ると分かるように、ドル建て名目GDPはドル/円相場と強い相関関係にあり、日本とドイツの逆転要因を為替(かわせ)に帰結させる認識は別に間違っていない。
しかし、為替の変動が要因だから何だと言うのだろう? そこに何か安堵(あんど)できるような要素があるというのだろうか?
筆者に言わせれば、為替変動によって順位が(一時的に)逆転しただけ、との見方は現実逃避にすぎない。
そのような見方は「いずれ円高に戻る」未来を前提としている。円高になれば、日本とドイツの順位はまた変わるかもしれないじゃないか、と。
しかし、いつどれほどの円高に戻ると言うのか?
2022年春に1ドル=110円台で推移していた円相場は、同年中に140円台まで急落、130円台前半までの反発を経つつも再び円安が進み、足元では150円前後を行き来している。
円安局面はすでに2年持続しており、そこに何かしら日本固有の要因が存在する可能性を疑わない方が無理というものだ。
名目ないし実質実効為替相場(NEERないしREER)の推移を見ると一目瞭然だが、近年の日本円は対ドルにとどまらず、あらゆる主要貿易相手国の通貨に対してまとまった規模で売られている。
円は為替市場で忌避されていると言っても過言ではない。
もし日本経済の「弱さ」ゆえに長期的かつ全面的な円安が起きていて、その結果としてドイツに追い抜かれたのだとすれば、将来を楽観する理由はどこにもなくなる。
期待すべき円高は訪れず、著しく切り下がった水準が円の「ニューノーマル(新たな常態)」になるなら、ドイツを下回る名目GDPもまた日本経済のニューノーマルということになろう。
なお、円安が「終わらない」理由については、過去の寄稿で繰り返し詳しく論じてきたので、例えば2023年8月の『146円も突破。なぜ円安は終わらないのか、統計上の数字からは見えてこないのが…』を参照されたい。
筆者にとってより気になる、率直に言えば真面目に受け止める気にもなれないのが、日本人の日常生活に無関係なドル建て名目GDPを比べて、そもそも意味はあるのか、との主張だ。
「意味がない」などと決して言えない理由は、第一に、経済規模を国際比較するにあたってドル建て名目GDP以外の尺度はあり得ないこと。第二に、日本人の生活が現に円安を受けて苦しくなっていることだ。
とりわけ前者について、経済規模の国際比較に際して本来見るべきは「ドル建て名目GDP」ではなく「購買力平価GDP」との意見もある。その場合、日本を上回るのはアメリカ、中国、インドという人口大国だけで、日本の背中を追うドイツとの間にはまだ大きな差がある、と。
しかし、円の購買力平価は信ぴょう性を欠く。
かつては円安が進むと輸出製品の価格競争力が高まり、輸出数量の増加により貿易黒字が拡大し、実需としての円買いを受けて円高が進むという需給調整機能が働いたが、もはやそのような経路は機能していない。
そんな中で、実勢相場よりも大幅な円高水準に傾いている購買力平価(例えば国際通貨基金[IMF]の算出では91円台)をベースにGDPを比較することが果たしてフェアと言えるだろうか。
別にドル建て名目GDPが万能と主張したいわけではない。各国の経済規模を比較する目的に徹する場合、金融市場が評価する名目為替相場で算出したGDPを使う以外に良い方法は思いつかない、それだけの話だ。
為替相場が要因でドイツに抜かれた、と考えるのはもちろん個々の自由だが、現実問題として、日本が実質GDP成長率でドイツに劣後し続けてきた過去からはせめて目を背けないようにしたい。【図表2】
より詳細に見ると、1990年代後半以降、日本のドル建て名目GDPがはっきりと拡大したのは2008~12年の5年間だけで、それはリーマンショック後の超円高局面と完全に符合する。つまり、そのような極端な為替変動がなければ、日本の名目GDPは横ばいが基本だった。
一方、ドイツはその期間にも着実に右肩上がりで規模を積み上げてきた。
そうやって生まれた地力の差に、2022年以降の歴史的な円安相場が加わったため、ドイツが日本を抜き去る日が前倒しで訪れた。それが2023年というタイミングだった、筆者はそんなふうに理解している。
上の【図表2】に示した通り、欧州債務危機の発生した2010年代前半(を含む10年間)ですら、日本は実質GDP成長率でドイツの後塵を拝している。
仮にここ数年の歴史的円安がなくても、両国の差は以前から徐々に縮小する傾向にあったことは忘れてはならない。
日本とドイツの成長率格差をめぐる論点はさまざまあって、ここでその全てに言及するわけにはいかないが、人口動態の切り口についてはどうしても触れておきたい。
筆者は過日、毎日新聞の取材に対し、「中国に追い抜かれるのは『時間の問題』だった。しかし、人口が7割程度のドイツに逆転されることは必然ではなかった」とコメントした(2月15日付)。
経済成長の源泉は「労働力」「資本」「全要素生産性」に尽きる。全要素生産性は容易に変化する数字ではないので、結局のところ、労働力と資本が成長率の格差を規定することになる。
国際通貨基金(IMF)の最新推計に従うと、日本の人口は1億2404万人、中国は14億1000万人、アメリカは3億3669万人で、基本的にはこの数字がそのまま労働力の格差につながるから、経済規模で中国やアメリカを上回るのはそもそも難しい。
ところが、ドイツの人口は8389万人、日本の7割弱(3分の2強)で、そこには大きな労働力格差があるはずなのに経済規模で逆転が起きた。これは非常に衝撃的な事実だ。
近年、日本では労働力の減少と不足が経済低迷の要因と指摘されてきた。それでも、ドイツに勝る労働力を抱えながら経済規模で逆転された事実を踏まえる限り、日本は資本や全要素生産性の面で著しく劣後していると考えねばならない。
ちなみに日本とドイツの人口格差は、下の【図表3】を見れば分かるように縮小傾向にある。2009年頃から徐々に、しかし確実に、その差は詰まっている。
つまり、日本に優位性があった労働力の面でも格差が詰まっているのだから、円安の大幅修正でもない限り、日本とドイツの経済規模は今後その差が広がっていくものと予想される。
記事冒頭でも少し触れたが、2023年9月の寄稿『英エコノミスト誌が「再び、欧州の病人なのか」と危惧するドイツ経済。中国とロシアに賭けすぎて…』で指摘したように、ドイツも近年は「戻って来た病人(the sick man returns)」と揶揄(やゆ)されるほどの苦境に立たされている。
パンデミックの発生や、ロシア・ウクライナ戦争の長期化を受け、メルケル政権下で中国やロシアへの依存を進めた「ツケ」を支払わされている形だ。
中国向けの輸出が鈍化する一方、ロシアから原油や天然ガスを調達できなくなったことで、ドイツ経済のパフォーマンスは著しく悪化しており、それが日本よりも深刻な状況かどうかはさておき、長期停滞の可能性を指摘する専門家は増えている。
そうした背景があればこそ、日本とドイツの逆転を為替要因による「一過性の現象」と位置づけ、再逆転を期待する胸中も分からなくはない。
いずれにしても、今日時点で確実に言えるのは、かつて日本がドイツを圧倒的に上回っていた名目GDPも、すでに為替次第で簡単に順位が入れ替わるほどの僅差になり、アメリカと中国に次ぐ「世界3位の経済大国」のステータスも日本の定位置ではなくなったということだ。
繰り返しにはなるが、足元で続くような水準の円安が新たな日本の常態になるのであれば、ドイツを下回る世界4位の名目GDPもまた新たな常態として定着するのであり、そこに修正なり改善なりを加えようと思うのであれば、長期化するこの円安の背景に需給構造の大きな変化があることをまず直視すべきと筆者は考える。
※寄稿は個人的見解であり、所属組織とは無関係です。
唐鎌大輔
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( 141862 ) 2024/02/22 13:43:08 1 00 (まとめ) 日本の経済に対する懸念や意見がさまざまに述べられています。 | ( 141864 ) 2024/02/22 13:43:08 0 00 ・日本には人口減少、高齢化という変えようのない未来がある。 明日は今日よりもっと良くなる。 人々がそう思える社会にならないと、経済は活発化しない。 自動運転を応用した物流システムの構築、コンパクトシティー、農業の大規模企業化。 労働人口の減少に対して、取りうる対策はいろいろあるはず。 だが、残された時間はあまりない。 国家としての体力が残っているうちに、危機感をもって問題に取り組む世論の醸成と、有能な政治家の登場が待たれる。 個人であれば、老後のプランをいろいろ模索するだろう。 日本も今、国家としてそういう時期にあるのだと思う。
・ドイツの人口は7割だが、EU全体を国内市場と見なせるから、市場規模は人口でいったら4倍近く。 そこに対して、ロシアの安価なエネルギーを使って生産した製品を売りまくったわけだから、日本と同じ土俵というわけではない。 あと、ドイツが人口増しているのは移民政策によるものが大きいが、ここは正直賛否が分かれるところ。
・少し前まで仕事でドイツに駐在していたが、ドイツ経済もウクライナ問題等を受けガタガタの状況である。 日本経済も決して予断を許さないが、ドイツに駐在していた時の状況からは、日本以上にドイツは見通しが立たない未来が待っている感じでした。 私の結論は、ここでの逆転は気にしない方が良い! 2位の中国ですら、国全体の借金の単位は兆ではなく京の単位だと最近言われ出しているので、ここ暫くは静観で良いと思います。
・日本がかつて一人当たりの生産力が高かった背景のひとつには、サービス残業当たり前のような、個人の人生の一部を削ってその分をGDPに上乗せする数字が、働き方改革以前は少なくない割合で存在したのだろうね。個人あたりのマンパワーの絶対値が高かったのも国民総数で負ける国に対抗できる一因でもあったのだろう。効率化は全世界共通で日進月歩で進化してくし、各国の差は技術提携により縮まる傾向だ。 少子高齢化なのに働き方を緩くしたなら、そりゃ国民全体の生産性は落ちるのは当たり前。でも、それで国際的順位が下がった、抜かされた、と言う前に、何かしら日本だけのウリを使ってその詰まった差をまた広げる工夫を考えたほうが生産的。新産業の開発とそこで生まれる商材の付加価値の増大が何より急務だ。過日の日本が経済大国になった要素の少なくない要素として、日本車の存在は欠かせなかったわけだし、また新たな価値を生み出さなきゃね。
・円安でドルベース統計順位が下がる。そこから「そのうち円高になる」という話ではなく、円安が続くと海外に流出した製造業が回帰したり、外資(代表的なのがTSMC)が日本国内への製造業投資を始める。その結果円高になったらというスパンだと思う。
日本の人口減少高齢化は問題だけど、ドイツ含めた欧州も出生率1.5から1.3みたいな感じで、あらゆるトラブルな移民流入を除くと高齢化人口減の流れは変わらない。
・> 各国の経済規模を比較する目的に徹する場合、金融市場が評価する名目為替相場で算出したGDPを使う以外に良い方法は思いつかない
そもそも各国の国内事情を考慮しないで『同じ条件下』での「各国の経済規模」を比較すること自体、どれほどの意味があるのか?
1934年に経済学者のサイモン・クズネッツが発案したGDPは「一定期間内に国内で産み出された物やサービスの付加価値の合計」と定義されるが、戦時中に政府が戦車の購入費を捻出するために導入された経済指標に過ぎなく、要は各国の潜在的「軍事力」を測る指標・・・とも言える。
まぁ、少なくとも、その国の人々の「幸福度」を測る指標ではない。
・やはり国の借金が減らない限り経済が上向きで円高という状況は生まれないと思う。国家のグランドデザインと民間投資が一致しないと経済の上向きという状況が望ましいのだが、国家が未来への投資をすることは膨大な借金があるので大きなビジョンを描くことが不可能になってしまっている。当然、小出しのその場しのぎの投資だけに限られるので民間活力も上がってこない。つまり、円高になっても経済を活性化するのは国家の投資が不可欠なのだと思う。こう考えると円安ゆえにドイツに抜かれたということは楽観出来ることではない。仮に円高になってドイツを再逆転しても国内は不景気な円高になってしまう。やはり諸悪の元凶は1200兆円にのぼる国家の借金なのである。
・どんなに政治家が頑張ったところで経済を推進していくのは、実業に従事する経済人だ。イノベーション不足。起業家の生まれにくい社会。こうした明日が見えない薄暗い環境の下で、政府が幾ら賃金を上げろと企業に迫ったところで、企業(主に中小企業)もまさかに備えて内部留保を積み上げるだろうし、国民の需要も簡単には上がっていかないだろう。また、円の国際的価値の低下(円安)も経済指標として考えれば、日本経済の衰退を示す象徴だ。膨らむ財政出動を政府は止めることができるのだろうか。この意図せぬ円安誘導が輸入に原材料を頼る製品価格の高騰と実質的な需要を減らし、総体として経済の足を引っ張る。裏金の厚顔政治家に期待するものは皆無だ。
・基本的なマクロ経済の知識です。
名目GDP(国内総生産)はその国で1年間に生産されたサービスの合計です。 1年間の付加価値(=粗利(売上から仕入原価を引いた金額))の合計であり、支出の合計でもあり、所得の合計でもあります。 つまり、1人あたり名目GDPは、1人あたりの所得です。 日本はすでに1人あたりGDPは21位でG7中最下位です。
また、GDPは以下の式でも表すことができます。 GDP =民間消費+民間投資+政府支出+(輸出−輸入)
日本は民間消費が約6割を占めます。 輸出入は1〜2%程度で、残りの約4割が民間投資と政府支出となります。
教科書で習ったと思いますが、不況の時は政府が支出して公共事業などを増やし、減税して景気を刺激することです。 有名なのは、WWⅡ前のアメリカのルーズベルト大統領が行ったニューディール政策です。
日本も同様のことをする必要があると思います。
・長々と書いているが、円安の要因についてははっきり言って日本と欧米諸国の金利差の拡大。 ほぼこれでしょう。 日本の金利はもうこれ以上下がりようが無いのでタイミングを見て上げていく方向に向くでしょう、一方で欧米の金利はインフレ抑制が確認出来た段階から利下げに入り今後は金利差は縮まって行くだろうってのが大方の予想です。 問題は「そのタイミングをどう上手く取るか?」の話ですね。
タイミングをミスると、ようやく脱却が見えてきたデフレの再発や上向き始めた株式市場に冷や水を掛ける事になりかねない。 このタイミングをどう上手く取るか次第で今後の流れがかなり変わるでしょうね。
・「世界3位の経済大国」のステータスは今の日本に必要でしょうか? 急速な人口減が進む国においては、名目GDPではなく、一人当たりのGDPが低下しないような方策を考えることが重要です。日本人が自分の国に誇りを持てるような教育がもっとも重要です。現在の日本は、少子化対策を筆頭にお金を支援するような対症療法では立ち直れません。欧米の悪い制度 (新自由主義など)を取り入れてしまった日本人全体の意識改革が必要だと思います。
・部分的には指摘が当たっているところもあるが、過去ではなく現時点における将来ポテンシャルを正しく比較・評価しているとは思えない。日本は、重病人ではない。企業もガバナンスや改革を進め、業績を上げつつある。地政学的リスクや自然災害の点は分からないから措いておくと、生産性が負け続けると考える理由もない。したがって、日本の方が見にいが暗いともいわんばかりの結論らしきものに説得力がまるでない。
・日本人は不幸だと思いますね。ドイツは定時で帰るのが基本で残業はしないのが当たり前です。だから共働きでも子育ては出来るし、家族で一緒にご飯を食べることも出来ます。また、夏休みが一か月あるので海外旅行やアウトドアなど色んな経験が出来ます。これが日本だと一週間しか休みがないので欧州旅行でも行って帰るだけです。 確かに治安は日本の方がいいでしょうが、日本人は自由が時間が全くないので不幸ですね。時間はいくら金を積んでも買えません。ですから命の次に大事なものになりますが、日本人はそれを仕事のために使えないのでドイツよりも不幸です
・名目GDPの話ですから実質GDPで見ると今年のこの事態そのものは主に為替レートの問題である事は明らかです。ただ、ならば名目GDPには意味が無いのか、と言えばそれも違います。日本国の経済が国内だけで完結していれば問題にはならないのかもしれませんが現実は違います。名目GDPは世界の市場での購買力を表す指標でもあるからです。何が問題だったのか。原因は日本国が30年以上継続しているデフレ維持政策です。他国の経済政策は簡単に言えば物価の上昇を容認し、物価上昇率を上回る賃金の伸びを確保する為に経済成長を最優先する、という物でした。しかし日本国はその真逆を行っています。物価上昇を抑え込む為に経済成長を放棄。結果、確かに物価上昇は抑えられ、ドル換算で見る程に日本人が困窮している訳でもありません。しかしその代償は巨大な物で名目GDPは30年間で他国が数倍に伸ばす中、日本国は殆ど横ばいとなっています。
・1990年前後のバブル期の為替は、1ドルが150円位で、今とほとんど変わっていません。これが日本の実力ではありませんか。その後、勝手に円高が進んだ為に、それが日本の実力と誤解していたのが、約30年間続いただけでしょう。その為、多くの日本人は、円高が当たり前と思っていますが、これから、円高になる事は無いと考えて、経済政策や行動を起こす事が必要だと思います。
・ドイツが凄いのではない、日本の立ち位置は変わっていないと言う事実を述べた時に「じゃあ日本は全然凄くない」じゃないか、となるのが自然な話。 それに対して「日本が衰退しているわけではない」的な変換をしてしまう愚かさに違和感を覚える。 相変わらず単年度ではなく長期的な視点では日本だけが世界のほとんどの国と比べて(内戦国は除く)衰退しているのが明らかなのに、衰退していないとするのは流石に無理があるだろう。
大事なのは先進国と比較してではなく、世界のほとんどの国と比較して、この20年ほどの衰退の事実は事実として受け入れた方がいい。 異常値と呼べる。
・失業率で見ると2.5%の日本は「現状の日本社会が支えうる経済活動の範囲」ではバブル期並みの好景気であり、為替が90円台に戻るには「バブル期の何倍もの好景気」になる必要があり、可能性は極めて低いだろうね。 その前提で金融・財政政策を定める必要があるだろう。
・現時点でアメリカの経済力が世界一だというのは誰もが認めるところだし、米ドルが世界で一番通用して信頼性も高いのも事実。
だとすれば、米ドル換算で世界各国の経済力を比較するのは意味があると思う。
もちろん、日本国民である以上、国力が落ちていくことに多少悔しい気持ちもある。ただ、一国民というより一個人としては、「GDPで世界4位に落ちた」ことに騒ぐことはないし、経済力が落ち続ける国としては当然のことだと思う。
自分の金融資産はすでに8割程度ドル建てにしているが、それは「日本の経済力の将来性に信頼がおけないから」に過ぎない。日本は住むには良い国だと思うが、金融資産はより将来性の高い国の通貨建てにするのが正解だと信じている。
今回の件を考察しても、自分や家族の将来を考えるなら、金融資産を日本円だけに依存しているのはかなり厳しいと考えざるを得ない。
・円安でも貿易収支はあまり改善しない。 これで円高に成ったら貿易赤字が増えることはほぼ確実。 経常収支で円表示で黒字なのも円安のおかげ。
全てが79円からの円安の効果。 輸入品の値上がり、貿易赤字拡大(円安にも拘わらず)、 買い負け、GDPランク下がる、株価が上がる、 給与ランク下がる、特許ランク下がる、論文ランク下がる。 産業で殆ど全ての製品のシェアをさげている。 新しい産業も育たず将来の展望も無い。
・円高の時は、GDPも生産性も低いという話は出てこなかった。 これだけ円安が進むとドル換算すれば、当然目減りする。 可処分所得を減らし続ける政府とデフレを良いことに儲かっても給与に反映しない企業。 中小企業に対し値下げを強要してきたことが経済の好循環を阻害しているのだと思う。 一部の輸出企業にとって円安は好都合。 国の税収は爆上がり、予算策定時期に財務省が税金収入が足りないように見せかけているから、ここ数年上振れし続けている。 輸入する企業にとっては円安は不都合だし、価格転嫁で苦しむのは給料の上がらない一般庶民の構図が出来上がっている。 大企業は4%~6%の給与上昇を見込んでいるようだけど、中小企業や個人商店は原材料の上昇をカバーし更に人件費を価格転嫁しないと実現できないから難しいと思う。 庶民が実感できるようにするには可処分所得を増やすこと。
・為替が円高になることが良いのか否か。 この人は為替が国力を現わしていると考えているように文面から感じるのだが、今の他国通貨に対する日本の円安は金利差が主要因ではないのか。 経済規模を比較するのにドルベースで行うのは当然で異論はない。 しかし、経済を見る時には今の日本が国民を幸福にする方向に向かっているかが重要であり他国との比較はそれと比べれば卑小なことだと思う。 その点で実質GDPや実質賃金がマイナスの成長率のままの現状を危惧している。
・昔からドイツ(EU圏)のブランドや車をたくさん買って乗ってれば、 貿易輸出入で差し引きマイナスになるのは当然 日本には、キリコがあるのにバカラを重宝するし、瀬戸物が沢山あるのにウェッジウッド好き 着物は舶来の背広に置き換わり、建築は2X4 ブランディングは、アメリカよりヨーロッパの得意な所 最近は、米国株投資や、海外に資産を流出させる しかしそれも文化 日本国民一人一人が意味を知り日本製品を買う行動すれば輸入物は衰退していく そんな私は輸入販売しております。
・GDPは人口の影響を受けますから、個人レベルで見ると、単純にGDPでの比較は意味が有りません。日本人、個人の生活レベルで有れば、以前からドイツには負けていると思います。狭い住宅と低賃金だけ見てもかなう相手では無いですね。日本の良い所は激しい競争社会で無い所と旨い食事でしょうね。
・為替はマネタリーベースの問題で物価の高騰の続く欧米に比べ物価が上がっていると言われる日本のほうが比較的安定しているので、緩和政策を続けている日本のほうが通貨が安くなるだけで、欧米の物価が安定したら円高に転じます。
・今の円安がアベノミクスの負の遺産、と 気がついている人はどのくらいいるだろう?
リーマン後に各国で行われた異次元緩和だが 日本は「引き続き経済対策を進める」として続けた。 日銀が有利子当座預金を解禁したことにより 10倍以上に膨れ上がった日銀の当座預金。
その金で国債を買いまくった。 しかし国債は超低金利固定(平均約7年) 世界がインフレになったからと日本の金利も上がると かかえこんだ国債との金利差を日銀が赤字計上することになる。 その規模は100兆円規模もありうることを黒田氏は説明していた。
もちろん、日銀の赤字損失は、税金負担。 国債の赤字を、また国債で埋めるというのは、あまりにアコギ。 ゲンナマ税金負担になるでしょう。 それが恐くて日銀は金利を上げられず、 日本だけ金利が低いので円は売られまくる。
どちらにしても地獄だが、 安倍晋三の負の遺産であることは国民みなが知るべき。
・記事読んでもGDPに拘らないといけない。との理由がわからない。少子高齢化が進む日本で国内GDPを維持するには、国内生産可能な労働者の移民を推進するしかない。欧州も米国も推進した。結果 単純労働者を移民に求めた結果、大変な政治的分断が起きている。オランダはイスラム国からの移民をすべて禁止した。日本も生産性の高い職種を日本人、単純労働、過酷労働を移民に求めると同じ轍を踏む。既に埼玉県川口市、蕨市では解体業界がクルド人を多数採用して、日本人との軋轢が発生している。今後もこのような問題は日本全国で発生する。GDPより一番大切なのは個人所得の増加と減税ではないでしょうか。
・GDP比較も重要だと思うけど国際競争力の方が大事だと思う。日本の2/3しかないドイツが何故GDPで日本に勝てるのか?多分国際競争力が高いのだと思う。超円安という為替の影響もあるが国内消費を増やして世界に売れる商品を持って行くことが大事だと思う。過去、繊維、造船、鉄鋼等で国際競争力が高くて貿易黒字だったけど、現在は自動車、半導体製造装置・素材、工作機械くらいで情報分野、ソフト(アプリ)等ではアメリカは無論韓・中にも抜かれている。この分野は最早追いつけないと思うので、かつてのウォークマンのようなメガヒット商品を作ることが大事ではないか?
・単に為替の問題だけではない。 日本の産業力が無くなった事が最大の要因であると思う。 こうなる事は以前から想定できたことであり、日本全体がそれに対処するような行動を取らなかったので必然的結果である。 今後の少子高齢化の進展でますます消費が減れば、更なる地位低下になるだろう。
・戯言ですね。 日銀がFRBに追従して利上げをしていても円安になったのなら、この論調にも頷けますが、現実には世界が利上げしている中でマイナス金利を維持し続けているわけです。 これで通貨安にならない国はないでしょう。 トルコも以前は日本と同様に利上げをしていませんでしたが、トルコリラが暴落してコストプッシュ型の超インフレに見舞われ、今では45%もの利上げをしています。 ですから、アメリカが利下げしたら円高になりますよ。
・個人の人生と国家の未来を比べて問題無しとか言うコメがあるが、そもそも比較にならない。上位を走っている時には、GDP順位をひけらかし、転落すると、さして重要な指標では無いと嘯く。だったら、スパコンの順位が問題になった時、別に一位じゃなくたってよかったじゃん、と言うことになる。 指標は大切であり、一喜一憂する必要はないが、日本という国の国力や現状を知り、将来を展望する上には大切な数字だ。 確かに、ドイツは経済的にもメルケル後、大変なことになっているが、それでも積み上げてきている。対して日本は全く良いところが正直言って無い。円安もその通り、固定化しつつあるので、為替のせいにはもう出来ないと知れ。没落する帝国、政治も最低、男女平等も最低。あっOECDの中でね。上級国家に限定しとくわ、でないと、ケチつける人がいるからさ。
・日本は貿易国ですから円高で世界3位になるより円安で世界4位のほうがいいと思います。 それに景気がイマイチと言いますが国内旅行で平日の昼間でも飛行機が満席がほとんどです。 コロナ前でもこんなことはなかったので景気は上向いていると思います。
・国がお札を刷ってインフレに誘導したら 何もしなくても国債は返済できるし、実質収入も上がる。 ビッグマックの値段がアメリカと同じになるとこまで チャレンジしてみたらいい。為替レートが円安になるのは 仕方がないだろう。ただ、「給与を上げてください」と言っても 焼け石に水のような気がする。
・政府は積極財政を敷いて景気に投資し、中央銀行が景気の状況を見て利上げでいきすぎたインフレを調整するというのが現代の世界的な金融政策のスタンダードで、実際に先進国はみなそれで成長を続けているのに、日本だけずっと真逆の政策を続けてるんだよね。その政策が続く限りは日銀は景気への悪影響が怖くて金利をあげようがない。マイナスや0が0.1%になったところで、米国の金利は5%を超えているのだから誤差みたいなもので、金利のつかない通貨に世界の資金が集まる合理的な理由が存在しないし、長期的に見て円高に戻る理由もない。 国家財政って本来、自国建てで国債を発行してる限りは、通貨の価値が落ちるほど紙幣を刷らないとならない状況にならなければ赤字でも何の問題もないのに、その黒字化とかいう無謀で無意味な目標を掲げて世界と真逆の財政を敷き続ける政府が政権を担い続ける限り未来はない。
・GDPの値が高い方が良いとしても ドイツと日本のビックマックで価格が倍違う、これを日本の方が効率的と見るか貧困と見るかで話は変わる ちな日本の給与の中央値が400万、ドイツが550万、ドイツは日本より生活厳しい人多いんじゃないかな
・いったい何をもって景気が良い、景気が悪いと言っているのか。 実際には、経済・投資など、ほとんど理解していないのが日本人の大半ではなかろうか。 ただただ、苦しい、景気悪い、と言ってよく知りもしない他国(=欧米の一部だけ)について語る。
日本は平和で景気もそんなに悪くないですよ。 日本人はほんと贅沢だし、金も払わないのにサービス求めるので仕事の効率も悪いし、論点がずれてるんですよ。
老後についても何もしていないのに心配だけは一人前。 そんな暇があったら、将来のライフプランをきちんと計画したらいいんじゃないですか?って思う。
・そうは言っても日本の実質gdpは1997年から100兆円は増えているのに、ドル建てではむしろ減っているというのはおかしな話だ。これはやはり為替レートが間違った価格をつけているということを示唆していると言えるのではないか。もっとも著者をはじめ「日本は成長していない」「日本は衰退する」とかたくなに思い込んでる人たちにこういうことを言っても通じるとはもはや思っていないので、時期に現実がそれを示してくれるのだろう。
・4位転落は30年デフレの結果だよね。でもその対策で円安の是正をしようとすると財政健全化、無駄を省いて生産性向上とかデフレを促進する政策になってしまう。ここはもう少し辛抱して金融緩和を頑張りましょう。
・日本の国力はしばらく低下するのだから、GDPの順位が低下したところで騒ぐ必要もあるまい。 バカな政治家に、わがままな高齢者の増加。労働人口や出生数の減少が続いているのだから、新しい価値を見つけないしばらくは低下して当然。 バブル期がよかっただけだよ。 庶民は、GDP等気にせず、足元を見て、自分や自分の周りの最善に向かってコツコツと取り組んでいくことが大切。
・この記事が最も見落してる重要点は「日本の経済に深く影響を与える大市場、中国」の存在です。ユーロは価値が上昇し続けていて欧州人は概ねそれに肯定的ですが、日本円が高騰したら安い中国製品と競争できなくなり、日本の経済はもっと深刻なダメージを受けるのです。実際円安で欧州製品の輸入は減っています。 米ドル建てのGDPが下落したからと言って大騒ぎすべきではありません。日本は人口も減少しており、1980年代のようなバブルは決して再来しません。地に足をつけた現実的な目線で今後の経済を見据えるべきです。ギャンブルで負け続けて大穴を当てないといけないという精神状態になったら日本に将来はありません。
・今の円安は金利差によるキャリートレードが主だというのが正解だと思う 政府と日銀はそうなるように政策を仕向けてる 彼らは国民生活などどうでも良く、トヨタのような大手輸出企業に忖度している ドル円150円は昔の固定相場ぐらいの円安 50円で賃金がイーブンになる
・GDPでドイツに抜かれたという事はどうでも良い、順位なんてどうでも良い事。問題は日本の経済構造が好ましくない方向に変化し続けているという事、デフレが長く続き国民の所得が上がらず国内市場が縮小し続ける現状をどうにかすべき。内外の給与格差がこれ以上続いていくと修正しきれなくなる。今後賃上げのトレンドがどうなるかによってはGDPはさらにしぼんでいくだろう。
・80年代のバブルが崩壊し、その後バブルを否定され、加点主義から減点主義になったと思う。 また戦後、アメリカが民主主義を見直そうと憲法改正し、市場経済を作り直そうと財閥を解体した。 それらの耐久年数が切れかかっているのが「失われた30年」。 しかも他人が作ったから、それをどうチューンナップしていいのかわからない。 日本は原点に立ち返るべき。
・4位ごときで騒ぎすぎ、というのはある意味間違っていない。 なぜならもう数年もすれば中国に代わって人口世界一のインドに抜かれるでしょうから。
国民一人レベルで騒ぐ必要がないこともまた間違いではなかろう。 私は40代で人生折り返し地点くらいですが自身はなんとか全うできるとは思う。 問題は子どもや孫世代により悪い世の中を残してしまうこと。 とりあえず選挙に行って国の政治が良くなるようにできることはする。
・最後の個人の意見ですって表記はなんだろう? 逃げの一手に見えるけどね GDPで抜かれたから、と言っても国民が実感するようなことはないと思う 日本が衰退してようが停滞していようが、少なくとも乱高下で苦しむ状態じゃない ドイツが3位になって豊かになったかといえばそうでもない、物価高が家計の問題になっているというし アメリカだって同じく物価の問題で給料が高くなっても払う分が増えれば変わらない 中国は、もはや本当の数値が発表されてると思えないので論外 実際は米、独、日の順番で考えるのが無難じゃないかな
・日本とドイツを比べて何がしたいのか?ドイツが成長していて日本が後退しているから危険だと言いたい?世界のどの国もそれぞれに問題を抱えているし、それぞれに解決しようとしている。 日本だと高齢化が進んで働く世代が少なくなってきている、これを労働力が減少していると捉えるか、長生きする人の多い健康な国と捉えるか。 それでも日本で働く人が減っていくことはイイことではないと思う、ただ外国人労働者も増えてきているし、日本に観光で訪れる人は増えている。そういう意味では日本という国の魅力はあるのだと思う。 GDPで大騒ぎするなとまでは思わないが、世界の流れに乗り遅れるなとは思う。
・かつて日本のGDPはアメリカの70%に達し、国民所得はアメリカを超えていたが、いまでは円安の影響もあり、世界35位にまで転落している。北海道の外国人観光客で賑わうニセコでは海鮮丼が6千円を超えて販売されているが、日本人の目からしたらぽったくり料金だと食べないだろうが、外国人は高いとは感じていない。日本は昔の東南アジアのようになっている。違いは成長していく東南アジアと衰退していく日本の現実だ。
・名目GDPは信用できないから使っちゃダメって小学生のころに教わらなかったかな? 為替もあるけどドイツが金融政策に失敗してインフレを止められなかったから瞬間的に名目値が伸びただけでしょう。 日本ははるかにまともにデフレを脱してインフレに入りつつあるので再び自然に順位は変わりますよ
・そんな事より、すぐにインドにも抜かれるよ 今の株高だって外的要因で一時的なものでしょ 一部企業、一部の国民は恩恵を受けてるかも知れないけど、多くの中小企業、ほとんどの国民は苦しいし、政治を見ても残念ながら悲観しかできない
こんな中、現状分析だけじゃなくて、じゃあどうするの?って建設的な話をセットで、専門家には語って欲しい
・所属組織とは無関係というのが気になる。みずほはそう思っていないということか?笑
あのさ、独はEUという経済圏を持ちながら生産は自国という特権を生かして今があるんじゃん。結果どうなった? EUでの独一人勝ちにEU各国が反発してんじゃん。日本もかつては世界を市場とし輸出で潤ったが、大き過ぎる貿易黒字への特に米国の反感もあって現地生産に舵を切らざるを得ない状況があって今に至る。条件違うのに数値で比較してもしょうがあるまい。
・ドイツ・ショックで日本人の働き方を問題視する論調が多いね。 勘違いがある。日本経済停滞の主因は労働者の働き方(働かせ方)や生産システムの問題よりも、昔と違って高い付加価値の製品やサービスで稼げなくなったからだろう。 たとえば、アップルの社員と東芝の社員を全員入れ替えたら、その結果として、東芝の労働生産性はアップル並になるか。ならない。 なぜかというと、アップルのようなiPhoneやMacのような高利益商品を持っていないからだ。
・まあ騒いでるのは50代以上でしょうね。 50未満はずっと不景気に中で生きてきて、GDP3位という方がピンと来ないと思われます。 GDPは高いのに給料がずっと上がって来なかったというのが全てを 現していると思います。 日本の企業はバブル後のダメージが大きすぎて、儲けても内部留保してしまい 還元して来なかった。 日本の政治、経営者の問題が大きいと思います。
・これ「一人当たりGDPが独の7割しかない」という意味だ。それくらい「一人当たり」の生産性が低い。皆さん知らないだろうが更に独の「労働時間」は日本より2割も少ない。つまり時間当たりにするとざっくり6割未満の「低生産性」だ。おかしくはないか??日本人は勤勉である。嫌々ながら真面目に毎日働いている・・
その理由は「安売りばかりする」ことだ。みなGDPを勘違いしているが「勤勉に真面目に頑張って」もGDPは上がらない。GDPは付加価値つまり売上から原価を引いた「粗利」の合計であり「真面目さ」は無関係である。
では多くの企業が「安売り」し薄利多売かつ人口減の日本で、この粗利の合計が増えるだろうか・・??そう増えるどころか「安売りでGDPは減る」。日本人の「哀れ」なことは「勤勉で真面目に安売りばかりして」経済成長を「妨害」していることだ。つまり「値上げ」「高く売れる工夫」をしないといけない。
・だって、この件について個人や会社単位で出来ることないでしょうに 経済学者や、専門家の方にとっては大事件なんでしょうけど、個人レベルで言えばどうでもいい事、それこそ今月の支払いや収入の方が大事 例え二位になっても収入が減れば意味ないし、5位になっても収入増えれば嬉しい、その辺がずれてるんですよ。永遠に分かり合えない気がしますね
・もう円建国債は機能させてないからドル建にしませんか?財務省の誤った論理に付き合わされると日本人が少なくなってくるし、都道府県も減って来ます。財務省がしっかりした認識で国債回さないといずれ日本はアメリカ国になります。素人でもわかります。日本の国力がなくなってきてるから当然ですよ。英語の語学を勉強しないといけませんね。
・円高が良い、円安は悪いではないのです。 どちらにも良い面悪い面はあります。 円安時に海外へ移った生産拠点を国内に戻し、国内の雇用の安定を図れば良いだけです。 アメリカとの金利差を言う人がいますが、アメリカはコロナ禍に国民に給付をし減税も行う、当たり前の政策を行い日本はしなかった結果です。 それを金利を引き上げて解消しようとする日本の愚策は経済オンチかバカだけです。 まぁ、30年もデフレ継続の世界で唯一の国ですから、まず国民がマヌケな国と自覚する事から始めないと悪くなるしかありません。
・欧州赴任してました。休暇は十分とるが働くときはアウトプットが高い働き方をする印象。とくに社会インフラ全体がDX化しているので作業が早い。特に製造業はコンピュータを使用して研究から製造までの効率がすばらしい。滅私奉公・忖度・労働人口の高齢化の日本はじきにインド・英国のGDPも追い抜かれるでしょう。
・シドニーから帰ってきたところですが、出入国手続きは完全に機械化、交通公共機関の支払いは全てスマホかクレジットカードのタッチ端末にタッチするだけ。改札はありませんが、不正に使用したら2万円相当のペナルティが課せられます。またキャッシュレスも進んでおり、2週間いましたが一度も現金は必要ありませんでした。率直に言ってオーストラリア人はバカじゃないかと思う人が少なからずいて、日本人個人の方が生産性は高いと思いますが、このシステム面での生産性において負けていることは認めざるを得ないと思いました。
・日本の経済問題は人口問題って間接的に理解していても考えたくない日本人。 人口ピラミッドは変わらないから…詰め将棋みたい。要は日本、或いは日本人が稼ぐ力を取り戻す事しかない。 昔と違って日本から奇抜な商品すら出てこない。精神的なデフレスパイラルが日本人のメンタルを壊したように思える。
・独との違いは人口だけでなく、、 日独とも30年前には少子高齢化になると分かっていた。少子化対策を施した独と政局第一の日本。一番の違いは投票率。独の75%に対し、日本は56%。それだけ独は母国を真剣に考えている。今の日本の現状は必然という事です。 まあ、サッカーの対戦で2連勝しているから良しとしましょう。
・この記事を書いた筆者が何も分かっていないのではないか。往来を歩いている人々にGDPが世界で4位になったと聞いてみたら如何か…誰も気にしていないし、知っている人も高齢化と人口比で当然だという考えだろう。さらに、インフレ率とレートの違いが影響を及ぼしているのは間違いないし、食べていければ、何位でもかまわないし、世界に190なんか国もあるから、4位でも立派な結果ではないか。GDPで国力を図っているのは、なんの富もうみださない評論家諸氏ではなかろうかと断言できよう。ちなみにロシアのGDPは世界何位だろうか、イスラエルは、戦争は富の乱用と思うが、それだけで国力は測れないと思う。
・日本の経済力は確実に落ちてる。海外に行けば日本より物価が高い国が多く訪日外国人が「日本は安い」と言ってることからもそれはあきらか。
今を当たり前と思ってる人はわからないだろうが、バブルを知ってる世代なら日本経済がどれだけ衰退しているかわかるはず。「日本はすごい」なんて完全に過去の話しだ。
・GDPが4位になって騒いでいるのは金融関係や投資家、自称専門家の人達だけ。 「騒ぎ過ぎ」などとは言っていない。 騒いだところで変わらないと言っているだけ。庶民は日常の物価や生活を気にしているだけです。 世界の大きな流れを庶民も政治家も変える事など出来ないからです。
もしも、そういう流れを変えられる人物がいるなら、やったみて成果を出してから理屈を捏ねて頂きたい。
・問題は働いて稼いでいる人口がどの位いるか 老人ばかりでは稼ぎにならない 労働人口の比率なら日本が多めか だから日独間の労働生産性の比較になると 日本が低いと言われる 日本人は多いと言われる残業時間も入れると もっと差がつく
つまり多めの労働人口が残業までしながら 働いても稼いだカネはドイツより少なく つまり効率が悪い、となる これは働き方の違いもあるが もっと上手く稼げる方法を意識すべきなのは 確かだろう
・別にどうでもよくないか? 身の丈にあった国力になっただけだろうしね。 少子化で労働者が激減し、高齢者ばかりになれば国力が落ちるのは当たり前
しかも、ドイツは過去の歴史からも移民には寛容だし、陸続きのEUなら労働力の移動も割と簡単だろうから、その点島国の日本で、移民にはいまだ慎重な日本とは、元から条件が違うからね。
・解っていない・・・のはどちらでしょう?と言わざるを得ない記事ですねw
もちろん日本経済を楽観視するのはダメですが、今回の論点であるドイツに抜かれたことでドイツより下になったという単純な受け止めはできないと言うことを解っていない稚拙な記事です。 少なくとも2023年の日本経済はドイツより成長しているのは間違の無い事実だし、為替の影響で下がったように見えるだけというのも事実。 これらの明白な事実を無視して、もし円高にならなかったら・・・とか仮想の話を根拠に幼稚な見解を書かれても誰も納得できませんね。
・NHKがGDP4位を伝えたニュースでは、ドイツは日本より人口が少ないことしか伝えてなかったけど、
本来なら、ドイツは圧倒的に労働時間が短いこと、約1か月のバカンスも可能なことも報道するべきだろう。そっちの方が重要だ。
日本は働き方が間違っているのだ。
ドイツは日々の残業はゼロ、10時と15時に休憩し17時には退社する。
休暇法があり休日出勤は違法なので、当然完全に週休2日であり、近年は金曜は早退という企業も出てきた。
有給休暇が残っていると会社側から消化するよう通知がくるので、日本のように同僚に気を遣うこともない。
日本でも30日の有給休暇を義務化して、各自が十分に身体と心を休養し、労働生産性をアップさせよう。
・世界には約200ヵ国もある。 真ん中くらいに付けていれば御の字。 1人当たりも32位でしたっけ。 上位15%くらいに入っているし上出来。 そんなに気張らなくても良い、 もっと幸せを感じられる政治、生活を期待したい。
・未だに引き継ぎだの組織だのを主張して自動化やプログラム化を禁止して古来のやり方を当たり前のようにやる人達が圧倒的多数で居るんだからGDP向上難しいよね リスクから逃げるばかりで変えようとしない結果今あることだけで精一杯になって業務改善する時間もなければ学ぶ時間も当然無い 哀れです
目の前にデータベースがあるのに、SQLでもPowerQueryでもなく、CSV せめてPowerQueryを使おうとしたら、メンテナンスできる人がないからと却下
トラブったらCSVに戻せばいい話し 浮いた時間に学べばいい話 リスク恐れて自ら重労働を選ぶ文化は本当に哀れです
・緩くやろうってなってるんだから、仕方ないんじゃないですかね 60歳前の私としては今の方がいいですけど。 昔は厳しかったし、人間性の多様性なんか許されませんでしたよ
世界共通に機械や情報の発展著しいですから、スキマ商売で小銭稼ぎ以外、新しいモノ作りの大きなオリジナリティの話って言われてもピンとこないですね
・それはさておき、世界で何かが発生すると「円買い」が起こった過去がある。「比較的安全な円」を買うという動きが常態だった。元々は「有事のドル買い」が常態だったところに「円買い」という現象もあったということ。
それが今では「日本株買い」だけは進行しているようだが・・・
・民主党政権時に仕分けを行い、不要不急な事業の予算を削減 結果的に円高に振れてドルベースで賃金上昇 牛丼280円時代、今より生活は楽だった 安倍黒田で金融緩和を継続した結果、日銀が出口戦略見出せない状況となり、他国が利上げしている中、マイナス金利を継続 現日銀の政策は致し方無い、金利を上げると変動金利でローンを組んだ人が破綻するから 長きに渡り金融緩和を継続した黒田さんは、退任する前に出口を提示するべき責任があったと思う。 企業が円安で利益が出ても庶民には還元されない。
・極論すればドイツの七割の報酬で働いているのが日本人だということになる。日本人は時間の無駄が多い。チップももらわず、おもてなしだと無駄な時間を無償で提供している。会合などでもそうだ、時間を守る、守るための無駄な待機時間が有る。
・ま、ドイツに抜かれたのは当然でしょうね。5位のインドに抜かれるのも時間の問題でしょう。6位がイギリス、7位がフランス、8位がイタリアと続くのですね。5年後ぐらいにはフランスに抜かれて7位より下になってると思います。
・GDPが何位なのかでなく日本の人々が日本人として生まれ、生活していくことを幸せと思える社会を目指し築いていくことこそが大事だと思う。
・天然資源のほとんど取れない日本では、明治以降 国民総出で猛勉強して、平日の深夜残業はもちろん土曜日も働いてきた。 サービス残業やブラック企業を美化するつもりはないけど、そりゃあ働き方改革がどうこう言って北欧人みたいなノホホンとしたライフスタイルを推奨してきたら、落ちぶれるのは当然でしょう。今後、4位どころかベスト10からも姿を消すのではないかと思います。
・人は努力して前に初めて進める。努力しなければお金も地位も立場も無くす。選挙で与党しかない野党しかないと一切かかわらないでいたからこそ今の体たらくな国へと堕ちだともいえる。人は自分の意志を持って何かをして初めて何かを得られる。
・エンデの事をコメている人がいます ▽ エンデも 創作活動(仕事)に追われ (時間を盗まれて)? 働きずめだった それが彼の幸せだった カネのための時間消費ではなく 仕事(創作)は神からの罰でもなかった 彼が多くの事を*犠牲*にして創作に費やした時間は 生きがいのための時間だったからだ *(彼は犠牲とは感じてなかったと思う) 私はそう思っている だから、私も少々働きすぎかもしれないが これからも一生懸命働こうと思う
・>「円安局面はすでに2年持続しており、そこに何かしら日本固有の要因が存在する可能性を疑わない方が無理というものだ。」
日本固有の要因と言えるのは、 今や世界から孤立した日銀の低金利政策(金融緩和)にあろう。 (お金は低金利から高金利へ流れ「円安」を誘導する。) 仮に、日銀の異次元の政策前の2011年の1ドル80円で計算すると、 2023年度のGDP(ドル換算)は、数値が1.75倍になり、 ドイツに抜かれることはない。
問題はなぜ、インフレでも低金利を抜け出せないかであり、 それは累積する「国債」への配慮があろう。 償還負担は借換債で長期に繰り延べしても、 利息負担は厳しくなる。
因みに、 仮に法定最低賃金(最低生存時給)でドル円相場を見れば、 1000円÷14ドル=71.4円/ドル
何が問題なのか?
・>日本経済の「弱さ」ゆえに長期的かつ全面的な円安が起きていて、その結果としてドイツに追い抜かれたのだとすれば、将来を楽観する理由はどこにもなくなる。
この意見に賛成だよ。 円安だから、まだ大丈夫なんて言ってのほほんとしていたら、ゆでガエルだよ。 そうやって「まだ大丈夫」で30年間日本経済は衰退し続けたんでしょ。
ドイツはエネルギー価格が暴騰したからGDPも言っているのがいるけど 日本は石油元売りにものすごい金額をいれて抑えているよね。 それ抜きにしたら果たして?
・衰退といえば衰退なんだろうけど、これが無理のないレベルで経済活動を行った本来の日本の姿なんじゃないの? ハッキリ言って経済大国にのし上がった昭和~平成初期の日本の労働環境は異常。社員を駒としか思っていない企業が社員を朝から真夜中までそれこそ馬車馬のようにこき使って作り上げたもの。そんな無茶苦茶な労働環境維持できるわけがない
・中国の時は「人口で負けた仕方ない!」で終わりましたが、今回は人口で説明できないので記事にあるようにドイツも現状芳しくない状況を利用して相手を貶して自分を上げる(そして円安だから仕方ないで締める)言説が割とあって非常に見苦しかったですね。
現在進行形でインドも日本を抜く寸前の状況に来てますが、こうして負ける事に慣れていくんでしょうね。 今度は「世界5位で騒ぎ過ぎ」になると思います。
あと、別に超円高でもなかった2000年代初頭には日本のGDPはそのドイツとイギリスとフランスの3国を合わせてやっと比肩するほど差がついていた事実も忘れられてるんでしょうね。 言い訳している間に他の国は着実に成長してるんですよ日本以上に
・これまで30年近く物価が上がっておらずそれに円安が重なっての現状 物価は徐々に上がり始め、円安の原因は日米の金利差が主要因なのだから変に悲観する必要もない 問題は、このタイミングで相変わらず増税を狙う財務省であり、それに従う政治家(与野党共に)であり、政府の借金と国民の借金の違いを理解できない国民にある
・日本人が8時間働いてる所、ドイツ人は6時間で帰って同じ仕事の成果。同じ人類とは思えないな。書類の全国統一化とかドイツに学ぶ事がいくらでも出来るのに日本の政治家の責任としか思えない。日本では優秀な人間が政治家にならないという大問題がある。
・>日本の経済力が落ちていると感じています >日本の経済力は変わっていないという声もあります 全然違います。
日本の経済力が上がって、変化したという声もあります。
ドイツにGDPで抜かれる日本言うのは絶対にやめるべき。
アメリカと中国に次ぐ「世界3位の経済大国」のステータスは日本の定位置を維持することが重要だ。
・コンプライアンス違反とか行き過ぎたプライバシー侵害とか日本を良くする要素がこの先全然ない 底辺まで潤沢にお金が回らないと若者の犯罪も増える一方だし、(詐欺強盗) その若者たちが真面に働き家庭を築き子供を作らないと人口なんて絶対増えない 行き過ぎた社会的規制のお陰で馬鹿な我々でも気づくチャンスなんて世間になく成ってる 週末繁華街で肉体労働者やサラリーマン達が吞んだくれてムダ金使える時代にしないとこの国の土台は危うく成るばかり IT関係やら金融関係がいくら潤ってもそれはバランスの悪い土台がスポンジや発泡スチロールで出来たマンションだと思う
・2位の時、3位の時、同じ条件で順位を決めていたなら、言い訳せずに粛々と転落を受け入れるべき。
当たり前と考えるか、騒ぎすぎと考えるか、わかってないと考えるか、それは一人ひとりの感じ方の違い。・・・本人はドイツに抜かれるのは仕方ないと思っています。今まで日本がよくやった。
・人口7割のドイツと言っても日本の高齢化率は30%。 こうなるとGDPにおいて人口の多さはあまり優位に働かない。 少子化対策がとりあえず効果的になるが、いまだに無意味な子育て支援で少子化改善とか言ってる政府にそれは期待出来ない。
・公的投資の判断基準の社会的割引率を4%で長年放置したため、諸外国に比べて当的投資が極端に少なく、国際基準並みの長期金利と同じ率を適用していれば今頃GDPは累積効果で倍になっていた。
・「世界4位で騒ぎ過ぎ」というよりは、若者が結婚できず 子どもも生まれず、この国には もっと暗い未来が訪れることが確実なので、「GDP世界4位で済むわけがない(今さらそこに驚かない)」というのが、世間の感覚的に近いと思う。 高度成長期に建てたインフラも続々と寿命を迎えてきているけど、お金も労働力も足りないのなら、この先、地方から整備が追い付かなくなる(ひび割れ道路が増えていく)んじゃないかな。
・名目GDPを比較の尺度として用いるのに異論は無いが、これを目標値にするのは本末転倒。目標に値する数値ではない。 また円安をニューノーマルになる懸念を述べるが、欧米諸国はそれ以上に今の政策金利の高い状態がニューノーマルになる事を避けるだろう。これが円安がニューノーマルなどになり得ない理由だ。
結局この記事は適さない数値を引用して不安を煽り、ミスリーディングを諮るだけのもの。この記事の目的がわからない。 単に日銀に「急いで政策金利を上げろ」と言いたいだけなら幼稚過ぎる。
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