岸田文雄首相は2月26日、衆院予算委員会で、自民党の政治資金問題に関連して、SNSで「確定申告ボイコット」というハッシュタグが多く投稿されていることについて、「国民の厳しい目を感じている。

信頼回復のために強い覚悟で臨まなければならない」と述べた。

政治資金問題により国民の不信感が高まっているとして謝罪し、公的サービスの維持のために申告納税への協力を呼びかけた。

（要約）

　２月２６日、岸田文雄首相は衆院予算委員会で、自民党の政治資金問題に絡み、ＳＮＳで「確定申告ボイコット」というハッシュタグの投稿が多くみられることについて、「国民の厳しい目を強く感じているところだ。信頼回復に向けて強い覚悟で臨まなければならない」と語った。官邸で８日撮影（２０２４年　ロイター／Shuji Kajiyama） 

Shinichi Uchida 

［東京　２６日　ロイター］ - 岸田文雄首相は２６日の衆院予算委員会で、自民党の政治資金問題に絡み、ＳＮＳで「確定申告ボイコット」というハッシュタグの投稿が多くみられることについて、「国民の厳しい目を強く感じているところだ。信頼回復に向けて強い覚悟で臨まなければならない」と語った。城井崇委員（立民・無所属）の質問に答えた。 

岸田首相は、政治資金問題で国民の間に強い不信の思いを引き起こしているとしてあらためて陳謝し、公的サービス維持のため、申告納税への協力を呼び掛けた。