( 143571 )  2024/02/27 14:09:06  
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26日、日経平均株価は先週末のニューヨーク株式市場の好調な動きを受けて一時300円近く上昇しましたが、その後急激な上昇への注意感が高まり、135円上昇して3万9233円で取引を終了しました。

株価の上昇をけん引しているのは海外投資家で、3月や4月に日銀がマイナス金利を解除すると予想され、その後は中小型株が注目される可能性があるとしています。

(要約)

( 143573 )  2024/02/27 14:09:06  
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All Nippon NewsNetwork(ANN) 

 

26日の日経平均株価は、先週末のニューヨークダウが2日連続で最高値を更新した流れなどを受け、一時300円近く値上がりしました。しかし、その後は、急ピッチな上昇への警戒感も高まり、上げ幅を縮小し、連休前より135円高い3万9233円で取引を終えました。 

 

 株価上昇の牽引(けんいん)役になっているのは海外の投資家です。ニッセイ基礎研究所の井出真吾主席研究員は、海外勢のさらなる買いを呼ぶきっかけの一つとして、「来月ピークを迎える春闘がカギを握る」と話します。 

 

井出氏 

「去年並み、もしくは去年を上回るような賃上げ率が実現することになれば、海外投資家からは“日本はいよいよインフレの国なんだ”と。“ならば日本株は買いだ”という動きが出てくる可能性はあります。4万円を超えるぐらいのところまでは想定してもいいかもしれないですね」 

 

 海外勢が買っている銘柄は、一部の大型株に集中しています。その一方、中小型株を中心に構成される東証グロース市場250指数は、3年以上前につけた高値を超えていません。今後はこうした中小型株が注目される可能性があるといいます。 

 

井出氏 

「3月か4月にも日銀がマイナス金利を解除するとみられています。その後、もし円高方向に為替レートが動いた場合は、主力株と比べて円高の影響を受けにくい中小型株に物色が向かう可能性はある。年明け以降、大型株中心に上がってきたので、中小型株はまだ割安に放置されている銘柄もたくさんある。ここ3年間、売り上げが伸びている、2024年度も売り上げが伸びそうだ、そういう会社の株は物色されやすい」 

 

(「グッド!モーニング」2024年2月27日放送分より) 

 

テレビ朝日 

 

 

 
 

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